kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

snd合宿に参加する

2019-02-18 | 陸上競技

土曜日。この日から12日で国体合宿。前の記事にも書きましたがsnd学園女子の合宿も同時に開催されます。今回私は国体コーチとして参加でした。sndが来ているのでそのタイミングに合わせてうちの選手たちも参加させてもらうことにしました。うちの選手は前日までかなり負荷をかけてきました。それでもこういう機会を逃したくないと思います。しっかりと刺激をもらって欲しいなと。

fjk先生の話から。オリンピック候補選手の練習についてでした。候補選手が9人いて4人はほぼ確定。今回の合宿で5人のうち4人が選ばれる。合宿で1人が落選してしまうという状況。その時に5人のうち4人が髪をバッサリ切って参加していたとのことでした。覚悟。人生をかけて競技をする。一生に1回しかないチャンスをつかむために覚悟を持って臨む。そういう姿勢で取り組めるかどうかは大きいと思います。合宿は学校行事と違う。その日1日を終えたらそれでいい学校行事と合宿は全く違う。終わってからどうするかという部分があるか。何をつかんで帰るかだと。

こういう話を聞くと「きちんと選手と向き合ってもらえる」というのはありがたいと思いますね。大学ですが「部活動」という感じがあります。組織として活動しているというだけではなく監督がしっかりとみてくれる環境というのはなかなかない。安心してお預けできる大学だなと改めて感じました。

練習はsndの流れで実施。体育館の中でトレーニング系を。軸づくりや補強を中心に。メディシンを使っての練習。4キロでした(笑)。うちの選手通常2キロしか使わないので対応するのが難しかったかもしれません。前の記事にも書きましたが「普段と異なることをする」というのは重要だと思いますね。

外に出てはミニハードルでの速い動き。うちの練習パターンは段階を追って動きを作っていきます。関西の流れでは動きに関することはあまりやらずに休まずに動き続けていきます。ここは全く異なる。そういう状況の中でどれだけ走れるのか。ここも大きなことになります。NMにはその手の話をしました。今後はこれまでと流れが異なる中での練習になる。それに慣れることができるか。ここでの走りは全くダメでした。うちの選手全体にも言えることですが「自分の走りができない」という感じがありました。大学生についていけないどころか県内選手にもついていけない。ここにどのような理由があるのかを考えないといけないと思います。

スピードを上げて走るときにすでに大学生はジャージを脱いでいました。うちの選手は誰も気づかない。NMに周りを見るように伝えましたがなかなかわからない。直接やるべきことを言いました。「周りを見て動く」ということができない。更には下級生はそれに気づかない。NMも「自分たちがやるべきこと」に気づくことができない。下級生ができていなったら言ってやる。自分のことだけではだめです。こういう場に置かれてみると「まだ全くできないな」というのが分かります。それが明らかに走りにも出てくる。

何をするのか。こういう部分を考えさせるようにしています。しかし、それが十分ではない。普段と違う場面で同じ行動ができなければ試合の場面では力は発揮できません。キャプテンは本当に別人のような動きをしていました。走るという感じではない。全力で走っているのかどうかわからないスピードになっていました。100mが17秒くらいかかるイメージで全く動かない。他の者も水曜日の走りを100としたら60にも届かない走りでした。疲れがあるといえばそこまで。それでも「最善の動きをする」という意気込みが伝わってきません。

200mを3本走りました。シューズで。全体的にNの動きが悪いので話を聞くと「シューズでの走り方がわからない」というような内容のことを言っていました。多分、そういう話ではないと思います。確かにシューズで走ることはありません。sndもほとんどないといわれていました。そこではない部分に大きな課題があるのではないか。元々疲れてくると動きが保てません。追い込み時期は走れない。それはわかっていますがあまりにも動かない。どうするのかをもっともっと考える習慣を身につけないといけないと思います。足りない。

圧倒されていました。こういう大きな刺激を受けることができるというのは本当に幸せだと思いまう。その中で何をするのか。何を感じるのか。コテンパンにやられることで見えてくることがあると思っています。貴重な機会になる。

漠然とですが記録しておきます。

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合同練習?

2019-02-18 | 陸上競技

金曜日。この日の午後から下関へ。国体合宿とsnd学園女子大学が合宿でいらっしゃるのでそれに合わせて。この春からNMが進学予定です。すごく元気があって見ているこちらがエネルギーをもらうことの出来るチームです。教え子のmakinoが現在4年生で在籍しています。今回の合宿にも参加。そういう経緯もあり全ての日程を大学生と一緒に過ごさせてもらうことにしました。

チームの雰囲気に慣れる。ここは大きな話だと思います。性格的なこともあるのでそのあたりがNMにとっては大きいと思います。大学に進学した女子がうまくいかないことがある。環境の変化に対する適応ができないということが多いからだと思っています。そうであれば少しでも早くその環境に慣れることが大切になる。私にできることは最大限しておきたいと思っています。

当初と少し予定が変わってsndは金曜日は練習を学校でやってきてそこから移動ということになりました。宿泊の予定を入れていたので我々は日程通り動くことにしました。この日はtb高校で練習をさせてもらうことに。実は今週はほぼ休まずに練習を積んでいます。練習極度は高めに設定してやってきています。満身創痍とはいいませんがかなり疲労感は残っていると思います。それでも金曜日は練習をする。合宿に向けて調整をするというのはナンセンスだと思うので。

練習前に少しだけ話を。物事に取り組むためにどのような心構えで取り組むか。先日うちの選手に話をした内容を。競技ができることに対してどう考えるか。練習ができることは当たり前ではない。伝わるかどうかは分かりませんがちょっとした資料も準備して。

バランス系から始めて体幹強化サーキット。普段とは場所も違います。道具もありません。そのため種目数を減らして実施。NMがそれぞれについて簡単に説明しながらやっていきました。負荷をかけるという部分としては物足りないかもしれませんが。休まずにDM∞。ハードルドリルver2もやりました。壁抜きを入れずにやっているので少し物足りない部分はあるのですが与えられた環境の中でできることをやる。

すぐにスパイクを履いてスタート5歩。この辺りから雨が。雨雲ズームレーダーを確認しても全く雨雲はない。それなのにこんなに降るか?!という感じで降り続けていました。どうなのか。この日はタータンではなく土の上で走る予定にしていました。あまり降り続くとグランドが使えなくなります。予定が大きく変わる危険性が出てくる。可能な限りやることに。スタートからの流れを作りたくてそのまま前半マークを。

グランド状態がいよいよ厳しくなってきましたがスルーしてTDMSBDMSを。与えられた状況の中で何をするか。寒くなってきていましたが強行。走りにくかった部分はあると思いますが。前半を作って中間の動きも入れる。部分的な練習にはしたくないというのがあったので。

シャフト補強を。普段よりも重いと言っていました。それほど差はないと思いますが使うシャフトが異なるのでそれだけで感覚が違うのかもしれません。「いつもと同じ」ではない部分が必要だなと思います。学校だけでやっていると「いつも通り」で物事が進みます。そうなるとどうしても自分の中で「慣れ」が出てしまう。新鮮さがなくなることで意識も甘くなると思います。人に教えるという部分で対応できるかもしれませんがやはり「外に出る」ことで見えてくることがあるかなと。

グランドで走るのが難しくなったので当初の予定を変えて最後にタータンの上でDM走をひたすら。追い込むという形ではなくある程度の動きを作りながらという感じでしょうか。こちらも環境が違うので戸惑いがあります。普段やれる道具がないというだけでも頭を使います。慣れている部分だけではなく「不慣れなこと」をやる必要が私自身にもあるなと。

練習後は少し話をして終わり。宿舎に向かいました。Mが足首の痛みを訴えていたのでとちゅのコンビニでホッカイロを買占め。1件目は1つしかありませんでした。この時期ですから追加で入荷することがないのかもしれません。別のコンビニにもよって購入しました。ひたすら温めておくことと治療器を当てることを約束。練習ができる身体作りはしておかなければいけません。

宿舎で大学のキャプテンとマネージャーにNMを引き渡す。ここからはもう大学の流れで行動するということにしていました。大学生は食事を済ませていたので自分たちで食べさせました。その場にmakinoも来てくれたようです。一応安心しています。一応。

バタバタでした。取り合えず記録しておきます。中身があるのかないのか分かりませんが・・・。

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