kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

情けは人の為ならず

2019-02-25 | 陸上競技

月曜日。朝からバタバタ。1日休みをもらいました。多分代休とかも残っていると思うのですがもう消え去っている気がします。「職専免」というのがあります。今は引率として1人しか認められません。緊縮財政だそうです。試合に行っても代休がもらえません。昨年はほとんどそのパターンでした。働き方改革なんて現場では存在しないのでは?民間とは本当に違います。有給の消化なんて夢のまた夢。割り切ってやればできるのかもしれないですが。

愚痴になりましたが。なんだかんだで朝から山口へ。かなり時間を持て余しました。3時間以上空き時間があります。どうやって時間を潰すかを考えていました。職場に戻っても良いのですが時間の無駄になるかなと。とはいえやることはない。目的地近隣には車を停めるスペースがありません。致し方なく維新公園へ。サブトラックで誰か練習してないかなと(笑)最悪散歩しようかなという感じでした。

到着してプラプラしようかなと思ってトイレの近くまで歩くと目の前に落し物が。財布が落ちていました。いやー、恐ろしい(笑)。こういうご時世ですから拾ったことで何かトラブルに巻き込まれたら怖い。本人が落としたのかどうか分からない部分があります。中身を抜いて捨てられた物を拾って疑われたらどうしようか。脳裏をよぎりました。「犯人はお前だ!!」と言われたら職を失うかもしれません。マジで。

とはいえ、そこに置きっ放しという話にはできません。落とし主は困っているはずです。まー一番は「ひょっとしたら私かもしれない」という恐怖です。私のことを知っている人はほぼ理解してくれていると思います。私自身、よく物を紛失します。財布をなくした、車の鍵がないとアタフタすることがあります。ひょっとすると落とすのは私かもしれないという感覚があります。気がついたら物がないという恐怖感。私は誰よりも理解しているつもりです。落とし主は間違いなく不安になっているはずです。

すぐ近くにある交番に速攻で届けました。こういう機会はなかなかありません。なんせ「落とすのがメイン」ですから。「落し物ありまけんでしたか?」と聞きに行くことはあっても「落ちていました」と届けることはほぼない。ある意味貴重な経験です。

届けて色々聞かれる。素直に答えました。途中で意思確認をされました。1つ目は「ここに届けるまでの交通費を請求する権利があります」というもの。いやいや、歩いてきたので必要ありません。車で来て拾得しましたが私が勝手に来ただけなので関係ありません。2つ目は「拾得物の持ち主が見つかった時に2割をもらう権利がある」というもの。いや、これも必要ありません。だって拾っただけだから。落とした人のものです。私が貰う必要はないと思います。

3つ目は「持ち主が見つからなかったら拾得物を貰うことができる」というもの。いや、見つけてください(笑)中には運転免許が入っています。それを確認してもらえば絶対に持ち主は見つかります。まー職務上聞かないといけないと思うので確認されただけだというのは分かっています。私にくれなくていいから落とし主を見つけてもらいたい。住所が書いてあるので分かると思います。見つけてくれることを全力で期待。

「落とし主に連絡先を教えますか?」と聞かれたのでそれも断る。恩に着せる必要はないと思います。以前、私がセカンドバッグを落とした時に見つけてくれた方も同じように「連絡は必要ありません」と言って下さっていました。私もそれに倣って。すると「そうなると相手に届いたという連絡もあなたにはしませんがそれで良いですか?」と聞かれる。うーん、それは困る(笑)。心に引っかかってしまいます。きちんと相手に届いたかな?大丈夫かな?という心配。そこだけはして欲しいというのだけ伝えました。相手からではなく交番からの連絡だけは欲しいと。

こういう性格なのでめちゃくちゃ気になったことがあって質問してみました。「財布の中に運転免許が入っていたけど、それを車で取りに来たら『免許不携帯』になるのか?」という部分。どうでも良いといえばどうでも良いのですが、やはり気になります。本人は財布を落としたと気付かずに運転してどこか別の場所に移動しているはずです。気づいたから警察署に電話する。取りに行ったら「免許不携帯だから罰金ね」と言われたらどうなのか。すごく嫌な気持ちになると思います。それは避けたい。

確認をすると「免許証持ってないんだから免許証不携帯ですね」と。うーん。原理原則からいえばきっとそうなんだろうけどそれって酷くないかなーと思うのです。免許証落として精神的に辛い。財布が見つかって免許証を持ってないから免許証不携帯として罰金3,000円を払う。私なんて財布に3,000円入っていないので財布を受け取りに行ったら罰金が払えないので大変なことになります。それなら私が何とか連絡とって本人に渡すわという話です。

きっとそこまで厳密にやらないと思っています。人情というかなんというか。こうやって質問したらやはり答えないといけないからそんな正論になったと信じます。これで罰金を取っているのどうかを確認するほど心が狭い人間はいないと思います。こうやってblogに書いているからといって細かいところまで調べまくって炎上させようという人がこの世にはいるのかもしれませんが。

とにかくそういう部分まで心配でした。何故か?「次は私が落とす危険性があるから」です(笑)。情けは人の為ならず。いつか回り回って自分のところに返ってくるという話です。私はそこまで考えていません。何故なら「自分が落とす危険性が高い」からです。その時の気持ちは落とした人にしか分かりません。その人を助けようという気持ちよりも「自分だったらめちゃくちゃヘコむ」というのが分かるからです。落し物をしない人には絶対に分からない感覚。経験者はあの時の絶望感を知っています。1秒でも早く落とし主に届けて欲しい。その想いが全てです(笑)

アホみたいかもしれません。それでもこの感覚は経験者にしか分からない。だからこそ困っている人には手を差し伸べていかなければいけないと思います。情けは人の為ならず。いやいや、回り回って返ってこなくても良いのであの不安感から少しでも早くて抜け出して欲しい。

比較的早く落とし主が見つかったようです。交番からの電話には出られなかったのでかけなおしました。落とし主も喜んでおられたようです。それだけで十分です。

少しだけ徳を積めたでしょうか。徳を積むために生きていくわけでないですが。その行為がきっと周りの人に良いことを運んでくると信じています。少し気持ちが晴れました。誰かのために。そこが生きていく上での支えになります。

雑記ですが。自分の心の動きについて記しておきたいと思います。

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