kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

一緒にやる

2019-02-23 | 陸上競技

木曜日。この日は3年生の登校日。3年生自体は2時間程度で終了。Soはそのまま学校で練習をして帰るように伝えていました。私は授業もあるのでなかなか難しい部分がありました。SoはTに練習を手伝ってもらいながらやっていました。こういう機会も大切だと思います。可能な限り学校でも練習してもらいたいなと。学校では道具を使いながら練習ができます。普段とは異なる部分ができる。動きを身につけてもらいたいですね。

同時展開でNMは大学の課題である小論文を書く。こちらは付きっ切り。小論文の書き方をきちんと身につけなければいけません。この手の勉強はほとんどやっていませんから作文のようになってしまう。論点を明確にしながら書く。キーワードを別の用紙に書き上げながら展開していく。基礎的なものを教えながら自分達の言葉を中心に書いていく。なかなか時間がかかります。14時から出張だったので13時40分までやりました。残りは本人達がやる。必要であればまた別の日にやる予定です。手をかけすぎだと言われるかもしれません。それでもやらなければいけないことはやり続けたいですね。

練習は通常通りの時間から。山口に残っていたmakinoが練習参加してくれました。元々母校ではありません。移動時間に1時間以上かかるのではないかと思います。それでも足を運んでくれます。練習途中に「時々こうやってここに来て動きの確認をすることで感覚を作れる」と言ってくれていました。嬉しかったですね。ここに来る意味があるのだと。練習場所がないから来るというだけではない。本当にありがたい。

練習は基本的なことを。makinoが18時半には学校を出ないといけないということもあり、補強を少し減らして実施。バランス系をやってからDM。そこから台ドロップをやってハードルドリルver2。makinoがハードルドリルをやりたいと言っていたのでそれに合わせました。どうやって走りを作るか。大学での練習の流れの中でどうやって走りを意識するか。ここの部分も私がmakinoに質問しながらNMにも理解させました。

ドリルをやってからスタート5歩。前半マークをやってから10バトン、25並走。1.2年生はここまでとしていました。が、電車の時間までもう少しあるのでシャフト補強をしてから帰ると言い出しました。やらなくていいと話しましたが休まずにやり続けていました?こうやって目の前で一生懸命にやる選手を見ているとこちらが心打たれます。私がこの子達のためにできることは全てやりたいなと改めて感じました。

makinoとNMは走ることに。スイッチング系を入れておきたいと思っていたので。スイッチングドリルをやってからミニハードルでのスイッチング。タタ、タタタ、タタタタの3パターンで。身体の前で動かす。ここの意識付けですね。スイッチングランで切り替えを意識する。

このあたりから少し難しくなります。NMはこれまでもやっている練習ですから「足長」がわかります。Nはスパイクが新しくなったらしくサイズが大きいので適度に調整していましたが全く合わず。makinoは初めてやるのでこれもインターバル調整が上手くできず。微調整しながらやっていきました。この手の練習、「やればいい」というわけではありません。明確な狙いがあってやっています。幅が広くても狭くてもダメ。やりたい練習ではなくなります。10人いたら10パターン作るのが一番なのだと思います。実際は難しいですが。

こういう部分にはかなりこだわってやっています。見ていて「違うな」と思ったら本人と話をしながら修正。特段何かをやっているというわけではありませんがこの部分はしっかりとやっておきたいと思っています。それぞれに合った走りを探りたいと思っています。

シザース系を入れてBDMをやる。この途中でmakinoは電車の関係では早めに退散。感覚的によかったと言ってもらえたのが救いですね。NMは居残り練習。少しだけですが。ここでは一人一人と向き合いながら練習をしました。それぞれ特徴のある走りです「膝を出す」という言葉でもとらえ方が違います。言葉通りに受け取ってしまって走れないということが良くあります。そこに関しては感覚を確認しながら。意識的に全く違う動きをさせています。見た目の動きと本人の感覚の差。ここは大切にしたいと思っています。

かなり時間をかけて話をしました。どうすれば走れるのか。そこにこだわっていきたい。「速く走ること」を通じて「考える能力」を養いたいと思っています。言われたことだけをやればいいという話ではない。自分に合ったものが何か。言われていることの意味は何か。そこまで考えてやっていける人間になってもらいたい。そこができなければ練習の意味がなくなってしまうのではないかと思っています。

私にできることは何か。makinoと一緒に練習ができること。それを認めてくださるfjk先生の存在。一緒に練習してくれる選手がいること。多くのことに感謝したい。それがあるから今の自分がいるのだと思います。

まとまりません。書きたいことはたくさんあるのですが。また書きます。

コメント
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