kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

可能な限り

2019-02-24 | 陸上競技

土曜日。この日は本当に暖かかった。半袖でも練習ができるくらいの気温でした。少しずつシーズンインが近づいているのを感じます。繰り返しになりますがうちは今は本当に少人数でやっています。この中でどこまで戦えるのか。自分自身の力を引き上げることができるか。この部分はしっかりと感じ取ってもらいたいと思います。

練習に関してはできる限りやっておきたいと思っていました。今回のテストは変則的です。きちんと計画的にやれば勉強で追い詰められることはないかなと。全くやっていないという状況では対応できないと思いますが。勉強をするから練習ができない、練習をするから勉強ができない。そういう話ではないと思っています。「どちらも一生懸命やる」という部分が必要。そういう子供たちを育てていかなければいけない。「勉強だけやっておけば良いでしょ?」とか「練習やるから仕方ない」という話ではなく「やるべきことをしっかりとやる」という感覚を持てもらいたい。

練習前にその話をしました。NMと一緒に練習をする時間を大切にする。私にとってNMも1・2年生も同様に大切な選手です。誰か一人がしっかりとできればとは思っていません。これはあまり言葉にしてきませんでした。男子にとっては「女子ばかり」という不満を感じるところもあったと思います。しっかりと言葉にして伝えていこうと思ったので。全員が大事。そこの部分は変わりません。練習だけではなくこういう部分もしっかりとやっていかなければいけないなと。

バランス系をやってから体幹強化トレーニングを。この練習を見ながら少し離れたところで他の部活動の顧問と話を。「良いトレーニングしてますね」という評価。「どこかでやっていたんですか?」と聞かれました。そういうメニューもありますがそれ以外の方が多い気がします。思いつきで練習をすることが多いので。本当はこうやって「互いに刺激し合える」というのが良いなと思います。他の部活動でやっている練習に興味をもって実際にやっていく。そうやって情報交換をしていきたいなと。もっと活性化できると良いなと。

前日にしっかりやっているので疲れはあったと思います。Nの動きが微妙だったので話を聞くと「昨日の方が動いていた」と。その感覚が分かるようになれば良いと思います。これから筋力が上がっていけば走れるようになる。しかし、筋力が上がることにより色々なことが変わってきます。そういう部分は分かっておかなければいけない。中学の時に走れていた選手が高校に入って走れなくなる。それが大学でも同じようになります。分かっていれば対応できる。理解させておく必要性ですね。

こうやって関わっていると下級生が自分から「どうですか?」と聞きに来ました。普段は何かあればこちらから話しかけます。しかし、この日は「最後の1本どうでしたか?」と聞いてくる。これは本当に大きなことだと思います。「受け身」から「自分のために」という感覚が出てきたのではないかと。うちの選手は「言われたことは一生懸命やる」というのがあります。その反面、自分で何とかしようという感覚が少ない。これは私が感じているだけなのかもしれませんが。

それがこうやって「どうだったか」と聞いてくる。小さなことかもしれません。周りからすれば「当たり前じゃないか」といわれるのかも。しかし、私自身はこのあたりをかなり評価します。日誌にも何度も書いていますがこういう「成長」が必要なのです。足が速くなる。それはもちろん大事。そのために毎日の練習をしている。しかし、そこに至るまでのプロセスがどうなのか。やっていたらそのうち速くなると言うのではない。目的を持ってそこにたどり着く。

だからこそこちらも可能な限りできることをやりたいと思います。目の前の選手に何ができるか。何をすればプラスになるか。「考えてやっている」というのは増えてきたと思います。しかし、そこからもう一歩進んで欲しい。「一生懸命にやる」だけでは先には進めません。本当に必要な努力をする。その部分の理解を進めてもらいたいなと。

きっちりと練習をしました。人数は少ない。大切なのはそこではないなと思います。「本気で競技をやりたい」と思ってくれる選手と一緒に練習ができる。もうすぐ卒業式を迎えます。寂しい部分はもちろんあります。きっと涙が止まらないと思います。それでも進んでいかないと行けない。今のメンバーで絶対に中国大会に進む。そのためにどうするか。「できるわけない」と言われることにチャレンジし続ける。卒業していく選手たちが残してくれたものを繋いでいかなければいけない。

選手と一緒に過ごす時間。大切です。大きな目標に向かって進んでいきたいと思います。

少しだけ個人的に練習をしました。私ではないですが。この時間も本当に貴重かなと思います。これから先このような時間があるとは思えない。それでも一緒に身体を動かすというのは重要かなと。普段何もしないですからこういうときには少しくらい役に立たないと行けないかなと。

色々と思うことがあります。かけたらまた書きます。目標に向かって進みます。見守ってください。

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一緒にやる2

2019-02-24 | 陸上競技

金曜日、前日に引き続きmakinoが練習に来てくれることに。本当にありがたいなと思いますね。こうやって一緒に練習をできるというのはやはり幸せなことだと思います。今の指導スタイル、良いと言ってくれる人もいればダメだという人もいる。基本的な部分は何も変わっていないと思います。男子の指導、女子の指導、ちょっと区別して行っています。その部分に対する批判もあるでしょう。ここも難しい部分だと思います。自分のやり方を明確に示していくというスタンス。「好かれるためにやる」というのは違うかなと思ってはいます。

せっかく来てもらったのですが練習に参加できたのは開始後1時間半くらい経過してから・・・。うーん。考えさせられます。「教育」という視点で物事を考えているつもりです。どこに向かうのか。本当に考えないと行けないと思います。

練習に関しては事前に「やりたいこと」を確認していました。makinoとNMの動きの改善を中心に行う。それが下級生の走りにもつながっていくと考えています。やっておきたいことを確認しながらでした。反発系の動きと膝締めのためのもも上げ。makinoに関してはトレーニングは大学でしっかりと実施できていると思うので高校でしかできない練習をしてもらいたいなと思っていました。「私がやりたいこと」と「選手がやりたいこと」が異なってくる可能性はあります。

基本的には練習中に話をしながらやります。走ったときの感覚を聞きながら。客観的に見た動きと実際の選手の感覚の「差」を埋めたい。そこはやっているうちに埋まるのではなく確認していかなければいけないと思っています。それができて初めて「練習」の意味が出てくるのかなと。単純にメニューを提供するだけではない。

シザース系をやりたいという意見がありました。最近のパターンは「連続シザース」でした。そのことに関して「片足シザースをしたい」というのがあったのでそれを導入。複合走という練習をすあるやるのですがその部分から「シザース」を抜き出して。「バリエーションSS」として練習を作りました。初めてやる練習です。この意味は何か。決まり切った練習ではなく「新しい何か」が必要だと思うからです。他校がやっているからという基準ではない。見ていて感じたものがメニューになります。「バリエーションSS」はこの日に「何をするべきか」を考えて導入しました。スキップとシザースの組み合わせ。

私は見ていませんでした。話を聞くとこけそうになるくらい膝が出せたということです。こういうメニューを考えながらやっていくと楽しいですね。本当の楽しさというのはここにあると思っています。ワイワイやるだけの楽しさではない。sndのように「強くなるために楽しくやる」というのが必要。遊んでいていて楽しいというのとはかなり違います。

その後の動きはまだ課題があったかなと。40↑30→を先にやってBDMをやったのですがそれよりは先にBDMのほうがよかったと言っていました。下級生だけはこのパターンでやったのでまた検討していきたいと思います。どうするか。意見を参考に考えていくことで見えてくるものがあります。与えるだけのメニューではなく「作り上げていく」練習をしたいなと思いますね。

ここからは。3人のみ。前日にも感じましたがこうやって3人が一緒に練習をしてくれる姿は何よりもうれしいですね。makinoがNMに気を遣いながらやってくれます。本来であればmakinoも大学を卒業して競技を終える年です。しかし、本人が「続けていきたい」という意思を持っていてそれをfjk先生が汲んでくださり、競技ができることに。ありがたいことです。これにより3人が同じグランドで練習ができる。それを見ることができるというのは本当に感慨深いですね。本人たちは特段何も思っていないと思いますが(笑)。

軽く補強をしてジャンプ系。

最後に「バリエーションT走」を。これも初めてやる形です。走りを段階に分けてT走をします。「加速段階」「つなぎ」「中間」の動きをいろいろな動きを組み合わせて実施。難しい動きをしたくないなと思うので。壁と組み合わせたりミニハードルと組み合わせたりで感覚を作る。どれくらい意識できたかは分かりませんが。1本1本確認をしていきました。それが今私にできることですから。少しずつ動きがよくなっている感じはあります。今私の役割としてはそこにあると思っていますから。せっかく来てくれたmakinoにも何かしらのプラスになってもらいたいなと思いますね。

「また来ますね」とmakinoが言ってくれました。本当にありがたい。NMに「戻ってきても来ないやろ?」と投げかける。「来ますよ」と言っていました(笑)。面倒だから来ないという選択をしそうですが・・・。それでも「来ますよ」と言ってくれることは嬉しいですね。それまでチームを育てていかなければいけないと思います。来たときにがっかりさせないように。本当に来るかどうかという部分はありますが。

なぜこのようなことを書くのか。makinoと一緒にやってきたtokushoではすでに短距離はいません。投擲もあと1人だけなのです。私が転勤した後、短距離は募集停止。転勤してから2年後に短距離は0になりました。そのためmakinoたちがやってきた「母校」での短距離活動は完全に終わりました。昨年、BOSSが退官されたことで陸上競技部の本格的な活動もほぼ終了。これは本当にさみしいことだと思います。

強い弱いではない。一生懸命に競技に取り組んでいる場所で育ってきた。原点だと思っています。我々は公立高校の教員です。ずっと同じ場所で活動はできません。転勤したら必ずそこに次の指導者が入ってくるとは限りません。tokushoのようになってしまうことがある。そうなると卒業生の「帰ってくる場所」がなくなってしまうのです。

makinoがこうやってhoshoに来てくれる。makinoにとって「原点」となる場所がなくなっても「一緒にやる」ことが原点になってくれているのかなと思います。LINEでmakinoに連絡をしたときに「また3人でhoshoに帰ってきますね!」との返信がありました。情けない話ですがまた涙が出ました。makinoがずっと競技をやってきた高校の陸上競技部は「戻る場所」ではなくなっています。そういう寂しい思いをさせていることに対する申し訳ないなという気持ちがあります。それでもこうやって「帰ってきます」と言ってくれる。大好きなこの子たちと一緒に競技ができたことは私にとっても大きな財産だと思います。忘れられない。

一緒にやろうと言ってくれる。本当に嬉しいですね。こういう姿を見ていると「やってきたことは間違っていない」と感じることができます。私は聖人君子ではありません。全ての生き方が正しいとは思っていない。考え方も偏りがあります。それでもこうやって慕ってくれる選手が1人でもいてくれるのはやはりありがたい。この子たちからもらったものが自分自身を支えてくれていると思います。

限られた時間でしたが本当に貴重な時間を過ごすことができました。makinoがいてくれるので安心です。多分(笑)。この子たちに恥じない練習をしていきたいと改めて思いました。

まとまりません。記録しておきます。感謝。

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