kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

引き続き国体合宿

2019-02-19 | 陸上競技

続き。午前中でsnd学園女子大学の選手たちは帰っていきました。ご飯を食べに唐戸市場へ。なかなかできない経験だと思うので楽しんでもらえたらと思います。

NMsndの練習が終わって終了モードへ。午後から国体の練習があるのでそれに参加させようと思っていました。「練習は午前中で終わりと聞いていた」とのこと。そう言ったのかもしれません。一緒に唐戸市場へ行きたいとも言っていました。それはそれでありだったかなと思います。一応残っているので練習に参加するように促す。気持は乗っていなかったですね。かなりの疲労感だと思いますし。任せました。最終的にはやるというので一緒にやることに。

この日の午後も練習を私が見ることに。ありがたいことです。エネルギーが残っているかどうかは微妙でしたがそれでも与えられた役割を果たす。

補強系はかなりやっていましたがもう少しやりたいなと思っていたので。sndが帰ってから午前中も少し補強をしていました。午後は金曜日と同じように体幹強化トレーニングの上半身下半身を。全てが普段やる練習ではありません。道具がないのでかなり割愛しています。それでもやっておきたいなと思う部分があったので。更にプレート補強まで。

ここまでかなり我慢して促していましたが、練習を止めてもう一度話をすることに。全く声が得ません。午前中までsndが引っ張ってくれていたというのもありますが活気あふれる練習でした。しかし、午後からは全く。人数的にはそれなりの人数ですが数を数えたり声を出すのは数人。本当に2人くらいだったのではないか。女子は何度も促しましたが声が出ているのはMだけか?このような状態で何を目指すのか。

これだけ大きな刺激を受けてそれでも変われないというのはどうなのか?声を出すというのは誰にでもできること。やればできることをきちんとやらずに速く走ろうという難しい事が本当にできるのか?集団で練習をするというのは雰囲気作りも含めて全員でやっていかないといけない。sndの雰囲気を目の当たりにしてそれでも声が出ないというのはこれから先に繋がりません。

国体合宿はこういう事を言う場ではないと思っています。取り組みの姿勢などを教わるために来ているわけではない。それでも県の中心になる選手が集まっているのです。どうすれば強くなれるのかというのは分かってもらいたい。越権行為なのかもしれませんが。

そこからは多少なりと変化はありました。言っていることが伝わっていないだろうなという感じもありした。全員に伝わるとは思いません。それでもこちらとしては役割を果たす必要があると思います。

ハードルドリルver2を。段階を追って走りを作っていく作業です。この辺りからは技術的な話になります。丁寧にやる事も必要。ドリルとしてはこの辺りのことをしっかりとやる。時間がかかる部分もありますが。壁抜きを入れていないので途中動きが飛びます。それは仕方ないかなと。全部はできません。

スイッチングも少しだけ。タタとタタタを。動きの中でスイッチングを意識させたいなと思っていたので。ある程度やってからスイッチングラン。これは追い風に乗って実施。この練習は「足長」が全てを決めます。適当においているようですが案外考えています。走りの中でスイッチングをする。少しでも距離が長いとやりたい動きと変わってしまいます。難しい。

タタとタタタ、タタタタの3種類あります。間の走りがきちんとできないと逆効果になる部分も出てきます。膝を締めてしっかりと動かす。届かないからといって膝から下を降り出して距離を取ろうとすると意味がなくなってしまいます。それぞれに伝えながら距離を調整していきました。sndと一緒にやったミニハードルとつながる部分はあります。スイッチングランは全力で走るのでその部分は違ってきますが。

少しMの動きが良くなってきました。私情を挟むなという話になるのかもしれませんが。他の選手も意識して出来ている選手は動きに変化が見られます。単に走るだけの練習ではありません。明確な意図を持って取り組んでいる。結局どのような練習をしたとしてもわかっているかどうかで全く違う結果になります。

最後にDM走をやってスプリントで終了。私の練習で本当に良かったのかは分かりませんが与えられた仕事はしっかりと果たしたいなと。ハードルコーチとして参加していますが、スプリント系もそれなりにできると思っています。それなりがどれくらいなのかはわかりませんが。基準値をどこに持っていくのかですね。

安心感と寂しさを感じる。そんな合宿でした。上手く表現できません。すみません。

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snd合宿に参加する3

2019-02-19 | 陸上競技

日曜日。この日も引き続きsnd合宿へ。うちの選手は参加せず。距離的なものがあるのでなかなか通ってくるのは難しいなと思ったので。本当であればもう一日参加させて更なる刺激をもらえると良かったのですが。

そしてこの日は大きな課題が。前日にfjk先生から「補強をやってもらえる?」と言われていました(笑)。大学生に補強をさせるとうのがどれくらいの負荷なのかよく分かっていません。普段やっている体幹補強を、という話でした。ここに大きな問題が(笑)。うちの補強は結構道具を使います。今回は完全なアウェイでの練習になります。そして普段やっている練習を伝えるてお手本を示す選手がいない。ここもネック。寝れません(笑)。makinoに相談してNMにメニューを考えさせました。が、これも難しい。

どのような補強を期待されているのかよく分かっていないまま練習をすることに。大変申し訳ないなという感じの内容になりますが・・・。高校の合宿で行うパターンをベースに。恥ずかしくて大学生には見せれない感じではあるのですが・・・。コミュニケーションタッチをやってから「手つなぎパチン」を。ここも本当に遊んでいるだけです。頭を使うという部分もありますがテンションを上げるという意味合いもあります。すでにテンションが高いので全く問題ないという話もありますが・・・。

更に「足し引きゲーム」を。スピーカーがないのでハンドマイクを使って無理矢理大きくしました。限られた時間でテンションを上げていく。こういう部分も必要なのかなと。遊んでいるだけなのですが。

そこから少し練習。股下くぐりを少しだけ。これは柔軟なのでトレーニングとして認められないかも。

少し本格的に。makinoが数年前に来てくれた時に教えてくれたバランス系。それを少しアレンジしています。バランス系の中に「固定」を入れています。バランスを取った中で無理矢理崩してまた保つ。この繰り返しです。細かい部分を意識してもらいました。足首の固定は必須だと思います。倒立しての足振りも。これもバランスを崩すという意味で必要かなと。

おんぶダッシュを。何のためにトレーニングをするのか。走るために必要な筋力をつけるためにやっているはずです。刺激を入れた後にダッシュをすることで「身体に動きを覚えこませたい」というのがあります。おんぶ、抱っこ、片足ジャンプ。本当はもう少しあるのですが人数が多くて大変なので省略。

車系も。これは普通の練習ですが。回数を多く設定。誤魔化しがきかない量にしました。普通の手押し、片足ずつ。更に最近ずっと取り入れている倒立系。この部分ができない選手が多くいました。普段やらない刺激だったのかなと思います。倒立はすごく上手い。この中で身体を動かすことができればもっと能力が生かされるかなと。勝手に思って入れました。最後に足押し車。ここは苦手。普段絶対にやらないと思います。ハムストリングと臀筋に大きな負荷がかかります。チョコチョコ動いてしまうのではなく大きく動いて欲しい。動きながら鍛えいるという典型的な練習かなと思っています。

気持ち休憩してマークラン。60人いる中で走ります。体育館いっぱいに使って走ることにしました。スキップ、マークラン、サイドステップで。これも競争にしました。バック走を入れるのでこれも刺激になります。普段の練習がわからないのですが多少なりと背面を使う練習になったのではないかなと。遊びながら鍛えているという感じです。

最後に股関節補強としてトンパを。距離が短いので負荷的にはそれほどないかもしれませんが。ここまでやって任務終了。本当にこれでよかったのかなと不安しかないですが。こうやって指導の機会をいただいて本当にありがたいなと思います。緊張しました・・・。

時間を使いすぎてしまったので申し訳ないなという感じがありました。11時には練習終了ということだったのでそこからバタバタとなってしましました。選手たちは1時間強、走っていました。短短はミニハードルをやってから坂道走。短長はハイアップをしてから坂道走。坂道は4分間に1本走る。結構な負荷だと思います。

やはりすごいなと思うのは「前向きに取り組むことができる」という部分。大きな声を出して引っ張っていく。一人ではなく多くの選手がそれをやっています。NMがこの雰囲気の中でできるようになるというのは本当にありがたいなと思います。数年後、この子たちがどのように成長してくれているか。makinoは元々テンションが高い部分があるので心配していませんでしたが、NMは真逆。私が心配する必要はないと言われますがやはり・・・。今回の合宿中に先輩方に「お願いします」とひたすら頼む。情けない話ですが私自身が不安になる部分がある。

マネージャーさんが坂の一番下で大きな声でスタートをさせていました。ずっと大きな声。本当にすごいなと感じました。選手もですがマネージャーさんが元気。練習全体をコントロールすることができます。こういう部分も含めてfjk先生の指導力はすごいなと改めて感じました。組織としてきちんと機能する。安心して預けられるチームだと心から思いました。

1日半の練習でしたが本当に大きな刺激になりました。感謝の言葉しかありません。こういう環境の中で全員が前向きに取り組む。NMが大きく成長してくれることを期待したいと思います。夢に向かって進むためには一番適した大学だと感じています。fjk先生のお人柄もあると思います。一人一人の選手と向き合ってくださる指導者のもとで練習を積んでもらいたい。そう強く思っています。

上手く書けません。情けない話ですが、感情移入する部分があるので・・・。makinoが協議を続けてくれるのでそういう部分でも頼りたいと思いますね。本当に頼れるのかという疑問もありますが(笑)。貴重な経験でした。感謝しかありません。

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snd合宿に参加する2

2019-02-19 | 陸上競技

続き。本当はもっとタイムリーにかけるといいのですが。そこまでの余裕がなく。記録として残しておきたいという気持ちがあるので。もっと端的に書けるといいのでしょうが。文才の問題だと思います。要約できず・・・。

午後の練習、体育館の中から。腹筋背筋腕立てをしっかりとやっていました。高校生にとってはかなりの負荷だったようです。何人かは後で腹筋が攣ったといっていました。こういう部分大きな刺激になります。普段やる練習ではない刺激が入るというのは大きな話だと思いますね。

かなりの時間補強をしてから屋外へ。メディシン投げをやっていました。うちの選手は男子が3㎏女子が2㎏でしかやっていません。4㎏のメディシンを投げるというのは大きな負荷だと思います。そうやって負荷をかけていく中で自然に筋力的なものも上がっていくのだと思います。私的には高校生なので大きな負荷をかけるのを避けています。大学に行ってしっかりと練習が積めればそこに記録を伸ばしていく「可能性」が残る。伸び代を残しておきたいと思っています。高校だけで勝負する選手もいるのでそこはまた考えないといけないのかもしれませんが。

このあたりから記憶が曖昧なのですが。ハイアップをしていた気がします。これもうちの選手は苦手。普段の練習に入っていません。一応、DM往復走で少しは対応できるようにしておきたいと思っているのですが時間的に入っていないというのが現状です。マルチスプリンターを育てようと思えばやはりここも必要かなと思いますね。

午前中に引き続きミニハードルと使った練習を。加速していく練習ではなく「等速で動く」練習としてい位置付けられていました。うちでいうと「スイッチングラン」に近い動きです。切り替えを指揮する部分がうちでは強調されています。走りの中で何をするのかという観点から考えています。ミニハードルがあることで接地のポジションなどが見えてきます。

普段やっている練習と同じようなことでも形が違うとそのポイントを見逃してしまう選手が出てきます。ここもしっかりととらえていかなければいけないと思っています。練習の本質的なつながりが見えてこなければいけない。ここも難しいですね。高校生は「やることに一生懸命」になっていて何をやっているのかわからない。頭を使うという部分をもっと徹底していきたいと思います。

そのまま短い距離へ。加速走を。うちの選手は大学生に全くついていけませんでした。NMの動きは本当に悪く全く競争させてもらえないという感じがありました。この走りであれば100mが13秒かかるレベルだと思いますね。もちろんこれが実力だとは思いません。普段と異なるアップ形式でやっていく。その中でどうやって自分の走りを作っていくのか。本来の良さが出てこない。ここも大きな課題だともいます。疲労もピークだとは思いますがここはもっと見ていかなければいけないなと。

300mを走って短い距離を走って終わり。量的にはそこまで多くはないですがかなり疲労していました。走れないのは疲れているというのが理由ではないと思います。大学生はしっかりと走れていました。この差は歴然としている。大学で本気で競技をしようと思えばこの流れの中でやっていかなければいけません。雰囲気に圧倒されているというのもあったかもしれません。大学生の元気に引っ張られて練習をしているという感じでした。こういう雰囲気の中で練習ができるというのはありがたいなと思います。

うちの選手は「走り」ではも「取り組み」でも存在感は示せませんでした。しかし、ここから感じ取ったことは大きかったと思います。これまで「私が見てきた話」は何度もしていました。しかし、実際にどうなのかを見たことがない。今の2年生は本当に少人数です。一昨年hrk高校に連れて行きましたがその時の経験はすでに忘れられています。これはNMも同様。何度も経験させていますが繋がりません。

こうやって大きな刺激をもらってどうするか。走りだけではない。ここで何を感じるのかというのは大きいと思います。目で見て肌で触れてその「差」を理解する。最近は学外に出ることが少なくなっていました。そして、合宿などではうちのスタイルでの練習になる。それにより「刺激」が少なかったのかもしれません。外に出るという感覚は常に持たないといけないなと感じました。

取り組み。ここだと思います。こちらがどれだけ話をしてもやはり「自分たちはやっている」という感覚から抜け出せない。そうであれば実際にそこに入っていって自分たちに足りないモノを感じ取らなければいけません。NMが大学でやる。正直、かなり寂しい気持ちもありました。4年間の関わり。本人たちはほとんど感じていないでしょうが。私自身、かなり思うことがあります。巣立ちの時が近づいているなと痛感しました。

また書きます・・・。

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