続き。午前中でsnd学園女子大学の選手たちは帰っていきました。ご飯を食べに唐戸市場へ。なかなかできない経験だと思うので楽しんでもらえたらと思います。
NMはsndの練習が終わって終了モードへ。午後から国体の練習があるのでそれに参加させようと思っていました。「練習は午前中で終わりと聞いていた」とのこと。そう言ったのかもしれません。一緒に唐戸市場へ行きたいとも言っていました。それはそれでありだったかなと思います。一応残っているので練習に参加するように促す。気持は乗っていなかったですね。かなりの疲労感だと思いますし。任せました。最終的にはやるというので一緒にやることに。
この日の午後も練習を私が見ることに。ありがたいことです。エネルギーが残っているかどうかは微妙でしたがそれでも与えられた役割を果たす。
補強系はかなりやっていましたがもう少しやりたいなと思っていたので。sndが帰ってから午前中も少し補強をしていました。午後は金曜日と同じように体幹強化トレーニングの上半身下半身を。全てが普段やる練習ではありません。道具がないのでかなり割愛しています。それでもやっておきたいなと思う部分があったので。更にプレート補強まで。
ここまでかなり我慢して促していましたが、練習を止めてもう一度話をすることに。全く声が得ません。午前中までsndが引っ張ってくれていたというのもありますが活気あふれる練習でした。しかし、午後からは全く。人数的にはそれなりの人数ですが数を数えたり声を出すのは数人。本当に2人くらいだったのではないか。女子は何度も促しましたが声が出ているのはMだけか?このような状態で何を目指すのか。
これだけ大きな刺激を受けてそれでも変われないというのはどうなのか?声を出すというのは誰にでもできること。やればできることをきちんとやらずに速く走ろうという難しい事が本当にできるのか?集団で練習をするというのは雰囲気作りも含めて全員でやっていかないといけない。sndの雰囲気を目の当たりにしてそれでも声が出ないというのはこれから先に繋がりません。
国体合宿はこういう事を言う場ではないと思っています。取り組みの姿勢などを教わるために来ているわけではない。それでも県の中心になる選手が集まっているのです。どうすれば強くなれるのかというのは分かってもらいたい。越権行為なのかもしれませんが。
そこからは多少なりと変化はありました。言っていることが伝わっていないだろうなという感じもありした。全員に伝わるとは思いません。それでもこちらとしては役割を果たす必要があると思います。
ハードルドリルver2を。段階を追って走りを作っていく作業です。この辺りからは技術的な話になります。丁寧にやる事も必要。ドリルとしてはこの辺りのことをしっかりとやる。時間がかかる部分もありますが。壁抜きを入れていないので途中動きが飛びます。それは仕方ないかなと。全部はできません。
スイッチングも少しだけ。タタとタタタを。動きの中でスイッチングを意識させたいなと思っていたので。ある程度やってからスイッチングラン。これは追い風に乗って実施。この練習は「足長」が全てを決めます。適当においているようですが案外考えています。走りの中でスイッチングをする。少しでも距離が長いとやりたい動きと変わってしまいます。難しい。
タタとタタタ、タタタタの3種類あります。間の走りがきちんとできないと逆効果になる部分も出てきます。膝を締めてしっかりと動かす。届かないからといって膝から下を降り出して距離を取ろうとすると意味がなくなってしまいます。それぞれに伝えながら距離を調整していきました。sndと一緒にやったミニハードルとつながる部分はあります。スイッチングランは全力で走るのでその部分は違ってきますが。
少しMの動きが良くなってきました。私情を挟むなという話になるのかもしれませんが。他の選手も意識して出来ている選手は動きに変化が見られます。単に走るだけの練習ではありません。明確な意図を持って取り組んでいる。結局どのような練習をしたとしてもわかっているかどうかで全く違う結果になります。
最後にDM走をやってスプリントで終了。私の練習で本当に良かったのかは分かりませんが与えられた仕事はしっかりと果たしたいなと。ハードルコーチとして参加していますが、スプリント系もそれなりにできると思っています。それなりがどれくらいなのかはわかりませんが。基準値をどこに持っていくのかですね。
安心感と寂しさを感じる。そんな合宿でした。上手く表現できません。すみません。