kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何を求めるか

2019-04-27 | 陸上競技
よく分かりませんが疲労困憊。疲れを度数で示すことはできませんが。具体例を示すと分かりやすいかもしれませんが。昼に昼食を買いに行って部活前に車に戻るとエンジンがかけっぱなし。3時間以上放置されていました。ありえない。その日の夜は夕食も食べることなく力尽きる。そんな状態なのでblogを更新する時間の確保が本当に難しい。sri先生、他校の卒業生でヨンパをやっている選手から話があったのですが返信する余力なくあっという間に時間が過ぎてしまいました。遊んでいるわけではないのですが。
 
 
そんな感じで練習について触れておきたいという気持ちはあるのですがほとんどできていません。何を書いて何を書いていないのか。それさえあやふやです。火曜日の練習については昨日触れた気がします。水曜日はグランド状態が悪かったので走練習がきちんとできない。そんな感じだったような。
 
 
練習を開始して軽く補強をしてからすこし動きをやろうと思った時に複数人が「足が痛いので補強をする」と。これは仕方ないのかなと思います。新入生はほとんど身体を動かしていない。その中でどうするかです。実際一度も走っていない状況があります。完全に「補強部」です。その補強でまた足が痛くなるという状態。
 
 
部活動集会の翌日、長距離希望の子が軽いサーキットをした後にダウン。本当に軽い運動だったようです。翌日に「入部は考える」ということで別の部へ。このような状態があるのが事実です。入部希望者には話をします。陸上競技は他の球技のように面白さや派手さがありません。楽しくはない。自分自身が成長していくという部分に楽しさを感じられなければ続けていくことは不可能だと思います。ここは本当に難しい。
 
 
この日、足が痛いというので練習を抜ける。何人かは「体育の授業で足を痛めた」と言っていました。どれだけハードな体育だったのか分かりませんが。先日、ふと体育の様子を見たらある選手が全力で走っていました。ある程度走れるようになっているので学内の集団の中では圧倒的に速い。当然です。が、その後支部大会の1週間前から「足が痛いので整体に行ったら数日間走るなと言われた」と話してきました。足が痛いのに走らされたと言われたらこちらもしんどいので受け入れました。何のためにこれまでやってきたのか分からない。どこで力を発揮するのか。
 
 
練習を抜けた者を遠目に見る。数人は少し補強をしていますが何人かは座っているだけ。1時間半くらい経っても何もしていないので呼んで話す。「座っているだけなら家に帰った方が寒くないから今日は終わりでいい」と。どうぞ、バッシングしてください。この言葉だけを切り取って言われたら「練習に行ったら帰らされた」という話になるでしょう。別に走れないことを言う気はありません。痛いのに走らせるという気は無いからです。
 
 
しかし、出来る事は何もないのか。座っているだけならお互いに不幸になります。寒い中で座っている時間が勿体無いですし、その間に全力で練習をしている者もいる。それをどう感じるか。「練習に参加する権利」はきっと誰にでもあるのでしょう。しかし、周りに与える影響はどうなのか。本気で競技をやろうとしている選手がいる一方、まど状況が把握できない者もいる。この温度差はかなりキツいと思います。その辺りの話をしていますがほとんど伝わらない。最初だから当たり前という感じはあるのかもしれませんが。
 
 
感覚的に分からない部分はあると思います。競技をしようと思えばある程度以上のことをやらなければいけない。足が痛いなら3週間安静にします、というのが一番の回復かもしれません。積極的治療をしないで待っていてもそのうち治ります。しかし、競技にはならない。健康増進なら意味はあると思います。試合に出るとかではなく身体を適度に動かしたいという感覚なら問題はないのかも知れない。しかし、本当にそれで良いのか。本気でやりたいという選手に合わせて指導をするのは「悪」になるのか。
 
 
強い弱いではない。その時その時に何をやるのか考えてもらいたいだけ。それは求めるレベルが高すぎるでしょうか。必死にやろうとしている選手の姿を見てどう感じるでしょうか。遊んでいるわけではない。そのことだけは譲れない。
 
 
雉も鳴かずば撃たれまい。毎回のことです。それでも記録しておきたい。変化を期待したいとは思っています。
コメント
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