kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考えさせられる

2019-04-19 | 陸上競技

思うことを。

 

 

競技指導をする。このことに何かしらの意味があるのか。今のご時世、部活動にこだわってやっていく必要性があるのかどうか。別に部活をやらなくても責められるわけではない。何十年も前は「部活動で生徒の面倒を見る」というのがあったのだと思う。放課後に放っていてたら問題行動を起こす危険性があるので部活動で時間を決めて面倒を見る。組織づくりの基礎だったのかもしれない。

 

 

「やりたくない」と希望する者に強制的に何かをやらせるというのは面白くない。先日、ニュースで中学校の部活の記事が取り上げられていた。保護者が部活動に所属している生徒を何人か殴ったというもの。そこにいた顧問も何もなかったかのようにこうどうしていたという内容。記事に書いてあるだけなのですべてではないと思う。マスコミは切り取って「悪」を作り出すのがうまい。それに乗っかる人も多い。事実かもしれない。違うのかもしれない。そこは分からない。

 

 

中学校では「専門外」の人が部活動指導につくことが多い。「教育活動の一環」という考え方で担当する顧問に「ボランティアを強制する」ことになる。好きでやっている人はいいかもしれない。そうでない人もいるというのを我々も理解しておく必要がある。そして、「善意の行為」に頼って部活動が成立するという時間が過ぎてきた。強制的なボランティアになる。やりたいからやるという部分とはかけ離れている。それが今の時代の部活動。

 

 

「物言わぬ教員」がいたからこそこれまでそのシステムが成立していた。これからはどうなんだろうか。興味関心がない。本来業務とはことなるというドライな考え方が主流になれば今の「部活動」というシステム自体が崩壊するのは目に見えている。元々「善意」という不安定な土台の上に成り立っていた組織。崩れ去るのは目に見えていた。それでもずっと続いている。そこをどうとらえるのか。

 

 

色々な話をする。考えさせられる。こうなったら「クラブチーム」のような形が一番良いのではないかという話になる。競技を通じて人間教育をしていくという考え方は変えない。競技から学ぶことは多い。それでも今の事態は「楽しいこと」が自分の身の回りにたくさんある。運動をしなくてもいい。多趣味な子がいてもいい。そうであれば「強制的な活動」になる意味はない。誰も幸せにならないから。

 

 

週休2日の部活動。平日2時間の部活動。それが「一般的に受け入れられるもの」なのかもしれない。そこまで本気になってやらなくてもいいじゃないかという感覚。実際問題、「部活動」というシステムがあるから競技をできる生徒が多いというのは事実だと思う。「クラブチーム」を設立してその活動だけで指導者が生計を立てていくことを考えると「会費」が必要になる。ある程度お金に余裕がない状況であればクラブチームに所属して活動することも困難になる。部活動は「ボランティア」だから。担当する顧問に特別な資金が提供されるわけではない。完全に「善意」というものに頼っている。

 
 
スポーツの普及という意味では部活動が果たしてきた意味合いは大きい。これからはどうなのか。変わってくると思います。格差が生まれるのは確かです。一攫千金という感じで陸上競技をやる選手は元々いません。道具が必要ないから始めやすいというのはあったと思います。クラブチームになれば投てき種目の道具を各自で買うことになるのかもしれない。そうなると始めることさえ難しい。
 
 
誰かの犠牲の上に成り立っている部活動。私自身は好きでやっていると思います。しかし、そうであればやはりやりたいチーム作りをしたい。それが困難になるのであればクラブチームを作ってでもやるしかない時代が来るのかもしれません。私のような無名な指導者がチームを作ったところで人が集まるとは思えませんし。難しい時代です。
 
 
今からどうするのか。しっかりと自分自身考えていきたいと思います。クラブチームを作っても形骸化するようでは意味がなくなる。やる事が大切ではないですから。考えさせられます。
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なんだか

2019-04-19 | 陸上競技
よく分からない間に時間が過ぎていきます。バタバタ。やりたいこと、やらなければいけないことがあるのですがそれが本当に出来ているのか。考えさせられます。
 
 
水曜日は練習を落としました。試合に出ない者は関係ないのである程度。1年生だけですからそこまで大きな負荷をかけることはできない。まー様子を見ながらやらせるしかないのかなと。
 
 
試合がある者は今の力について考えさせました。今の自分の力を把握する。どれくらいで走れるのかを考える。記録に大きな差がというのでは力の把握ができていないということになります。実際、レースに出れるのは限られています。分かりきっていたことですがなかなかです。戦う所までたどり着けない選手がいる。スタートラインに立つことさえできない状態になる。考えさせられます。
 
 
話し合いに関しては任せました。私が介入する話ではないと思っていたので。練習メニューは指示を出しています。トレーニング中心にしてひたすら実施。当たり前ですがこちらの求める水準には届きません。こちらも我慢しながら見守る。そして今年度購入する備品について考える。記録測定をするためにタイム測定装置を買おうかと考えていました。が、実際に見てみると明らかに準備が面倒。ケーブルなどで繋いで設定しなければいけない。こういう形になると絶対に使わなくなります。
 
 
他のパターンの測定装置も見てみました。以前otk高校に訪問した際に使っていたものです。これはかなりセッティングしてが簡単。ケーブルなどもありません。これなら面倒ではなく使えるのではないなと感じました。しかし、よくよく考えてみると「タイム測定」自体をほとんどやらない。毎日やるメニューでもない。そう考えるとコスパが悪すぎる。どちらにしても練習の時に準備に時間がかかる。うちのように少人数でやる練習で準備するために練習がストップするのは避けなければいけないのではないか。そう感じたので結局断念。めちゃくちゃ調べたのですが。
 
 
使うかどうか分からないものに対して時間を注ぐ。そして費用がかかる。あったら良いかもしれないがなくても困らない。そうであればわざわざ購入する必要はないのではないか。考えものです。その辺りのことを考えながら時間を過ごしました。
 
 
ちょっと頭の整理がつきません。時間にも余裕がなく。少し落ち着いたら書きます。多分。多分。
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