kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

疲労を抜きながら

2019-04-16 | 陸上競技
月曜日。7時間授業なので練習開始は17時前。部活動集会もあったので開始は更に遅れる。なかなか難しいですね。やりたいことはあれこれあります。それでも週末は支部大会。取捨選択です。
 
 
チーム力に余裕があれば県総体に向けてという感覚になります。今年はそんな力はない。まずは支部大会を抜けなければいけない。ここの部分は大きいと思います。シード権なし。昨年ショートスプリント系で戦っていけましたが、今年は本当に厳しい。それでもやるべきことは変わらないと思いますね。必死。
 
 
アップは減らしました。ここまで来て補強をガンガンやる必要はないからです。疲労を抜く一番の方法はトレーニングを減らすことです。うちの練習の流れの中でここは大きなウエイトを占めています。これを落とすだけで身体にかかる負担は減っています。アップはビランス系をやってDM∞。セラバンド補強とハードル股関節。スピードハードルはやめました。疲れるので(笑)
 
 
走りに必要なのでハードルドリルはやりました。ver2にすると時間がかかるので昨年度までやっていたパターンで。これだけでも違います。使うべきところをしっかりと使う。それだけで全然違ってくる。
 
 
スイッチングをやりましたが、その前にチューブ腿上げ。チューブを使ってトントンをやる。身体の前で動かすためにどうするのか。ここも考えながらやらないといけません。新入生もこの辺りまで一緒に。走るメニューはしばらくなくてもいいかなと思います。すぐに結果を求めるのではなく長期的視点で見ていく。今すぐ勝負ができるというわけではありません。秋以降に少し走れるようになれば良いかなと。
 
 
スタート5歩やって前半マーク。かなり動きが軽くなっているなと感じていました。まー前半に補強していないのである程度元気なのはあると思います。試合の時に補強のような負荷をかけることはありません。当然身体が軽く感じるはず。特別な調整は必要ないと思っています。負荷を減らすだけ。随分違います。その勢いでトーイング。スピード刺激です。
 
 
思う事があって60m加速。土の上ですが何回かやっておきたいなと。土曜日にやった時に記録を計ることで明らかな「力み」がありました。この事は前の記事にも書いたかもしれませんが。他の選手が自分より良いタイムを出すと「自分も出さなければ」と思います。必要以上に頑張る。これまで基本的にタイム測定はしませんでした。誤差があるからです。しかし、こうやってタイムを計ることで見えてくることもある。目の前の選手に必要なことを判断してやる。ここも考え方なのかなと。
 
 
まー狙い通り明らかに力んでいる選手がいました。これも経験。新入生はスピード刺激を入れています。人数が少ないので2人のうち一人がリレーを走ることになる。そうなると明らかに相手を意識する。見ていて明らかな感じでした。この部分はそれぞれが感じ取っていかなければいけないのかなと。記録的には土曜日より走れていました。疲労度の部分が一番大きい気はしていますが。
 
 
この辺りで抜いてもいいかなと感じていましたが「前半マークタタタ」をやりたいというので実施。本数は2本だけ。バトンも少しやりたいというので25バトンを2本。走る量を減らしておきたいし、早く終わりたい。最低限の刺激を入れたらいいなと。
 
 
終わろうか?という話をすると「120を走りたい」とまー当初予定していたのですが。もう良いなーと思っていたら「やりたい」というので。1本だけという約束で実施。気持ちよく走れていました。これくらい走れれば問題ないんじゃないかなと。とにかく支部大会を勝ち上がらなければ総体はありません。そのために何をするかだけ。
 
 
最後に少しだけ話をしました。新入生が入ってきています。とはいえまだまだ何もできません。分からないことが多い。それは仕方ないかなと。それでもグダグダするのは良くない。基礎ドリルをやる時にかなり集中が切れていました。多くは求めません。しかし、「やるべきこと」に関しては求めたい。やりたい事は変えない。やればできることは必ずやる。そのスタンスは示しておかなければいけないと思っています。人数は多いに越した事はないですが、それにより本来目指すべき部分ができなくなるというのは絶対に避けなければいけない。そう思っています。
 
 
まとまりはありませんが。まーいつものこと。
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人数が増える

2019-04-16 | 陸上競技
新学期が始まって1週間。うちの学校では先週の水曜日に部活動紹介がありした。そこから数日間で部活動集会。ここで入部する部活を決めなければいけません。なかなか難しい部分があります。
 
 
部活動見学にもほとんど来ないので今年も厳しい状態が続くだろうなと感じていました。元々5人しかいない中でやっていたので一人でも増えてくれると助かります。とはいえこれまでの経緯があります。誰でも彼でも入部したいといわれてもなかなか難しい。「受け入れるのが当然だ」と言われる部分があるのかもしれませんが。
 
 
女子に関しては春休みから練習に参加してくれていたのが2人。他にも経験者が数人いますが、女子がうちのような部に入ってくるといのはかなり敷居が高いのかもしれません。これは前任校でも同じでした。本当に少ない中でやっていました。「少数精鋭」といえば聞こえは良いですが普通の選手が数人でどう戦っていくのか。ある程度時間があれば走れるようになるという自負はありますがいつもギリギリ。
 
 
経験者に少し声をかけてみましたが強制はしません。入ってみて思っていたことと違った場合、お互いに不幸になるからです。とにかく人数が多い方が良いという考え方で声をかけまくるというのもありなのかもしれません。見学にも来ないのでもう無理だろうなと思っていました。やはり来ませんでした。それを受け入れながらどうするか。今いるメンバーで必死にやっていくしかないかなと感じています。
 
 
男子は少し前から少しずつ練習に参加してれていました。かなり増えました。「陸上部くらいなら入れるだろう」という感覚の中で入ってくる子もいるのかもしれません。これまではその感じが大きくありました。入ってきては本気でやっているのが分かってなかなか難しくなる。こうなると競技という感じになりません。競技力があるから評価するというのではありません。どれだけ一生懸命にできるかだと思っています。
 
 
すぐに試合に出るという感じではありません。まずは身体を動かしてもらえれば良いのかなと感じています。中学時代の部活動とは大きく異なると思います。サークル的な感じとは違います。イメージしている部活動とは全く異なるのではないかなと。うちで「競技をやる」と思って入って来た選手と「陸上部があるから入ってみよう」というのでは全く違います。いきなりそのレベルを求めるのは不可能だと思っています。まずは取り組むための「心」の部分だと思っています。
 
 
男子はチームとしてまだまだ幼い。成熟するまでには程遠いという感じがあります。上級生がいない中でやっていかなければいけなかったのでこれからどうするかの方が大きいかもしれません。秋以降に向けてやっていくのかなと思っています。身体作りと取り組みの姿勢を身につける。最優先事項はそこです。
 
 
人数は増えました。倍増どころか3倍近くになりました。こういう意味で「数は力」なのかもしれません。が、今はまだ何もできない。いきなり求めるのは難しいと思います。それでも求めないといけない。このご時世です。何かがあれば叩かれる可能性が大きい。「なんでそんなことをやらなければいけないのか」と言われるのかもしれません。誰かが陽動すれば一気にバッシングを受けるのかもしれない。
 
 
少人数の時はそういう事が起きる可能性が低い。ある一定方向に向かって進んでいくという感覚があるからです。競技をしたいと思って入っている。やりたくないことをやらされるのであれば途中で辞めているはずです。「指導の仕方が気に入らない」とか「練習が気に入らない」という部分。子供たちは自分に不利になることは絶対に言いません。学校側も問題行動があったとしてもそこに触れて話をすることは少ない。叩かれても叩かれっぱなしです。そのリスクを部活動で背負いながらやるのか。今後のあり方についても考えさせられる部分かなと。
 
 
競技をしたい。本気でやるから見えてくる事がある。そう感じています。人数は増えました。それでも少ないのかもしれない。本気でやれる選手と練習がしたい。それが大きな願いです。少しずつ組織を作りたいと思います。少しずつ。
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