1日練習についてもう少し触れておきたいのですが時間的に寂しいので余裕があればまたということで。日程がかなり詰まっているので。
昨日更新したつもりでしたができていませんでした。なんだろう?!
日曜日、流石にうちの選手は練習を休みにしていました。かなりの負荷をかけているので回復させるためには強制的にでも休ませないといけない。ダメージからの回復は1日ではしないかもしれない。それでもこれから先のことを考えたらしっかりとやっておかなければいけないと考えています。批判を受けるかもしれませんが。
うちの練習はありませんでしたが国体に向けての練習会がありました。いつも一緒に練習をするヨンパのkrkだけではなく400m選手と800m選手の3人で練習をすることに。先日の国体合宿で3人でやった時にかなり質の高い練習ができました。定期的なやる方が良いだろうと。
そういえば前日は別の国体選手に練習をしてもらってきます。地味に貢献している(笑)。私に与えられた役割をその都度果たしていきたいと思いますね。
練習に関しては少しやりたいと思っていたことがあるので。単純に走るだけではなくある適度考えてやりたいなと。普段やっている練習の流れがあると思います。あれこれ詰め込むというのは今の段階ではあまり良くないかなーと勝手に感じていたので。アップは各自に任せました。
走れる状態を作ってからカーブ直線で最大スピードを出す。ロングスプリントだからひたすら走れば良いというわけではなくやるべきことを丁寧にやっていく事が必要だと思います。今回やりたかったのは200から300の走り。どうしてもここで走りが鈍ります。この区間の走り方をイメージする必要がある。ギアチェンジの感覚と最後の直線に向けての準備。加速走の形で走って200から300のタイム測定。
もちろん元気なので楽に走れます。だからといって速く走れば良いという話でははない。スピードを上げるというよりは走りの中でイメージをしておく事が大切。直線からカーブに入る時に気持ちピッチアップする。大きくピッチアップすると後半まで持たなくなる。しかし、ここの入り方はなかなか練習しない。メンバーが揃っているからできる。
そこから走練習へ。今回は800選手もいる。国体合宿の時に「力み」があるなと感じていました。パワーを使う感じがある。これだとギアチェンジができないのではないか。種目特性としてイーブンで走る練習よりも揺さぶりに耐えられる力が必要だと感じています。そうであればある適度のスピードからの切り替えが必要だと。
話を聞くとキロ3分を切るくらいのペースで800を走ってそこから200を上げていくという練習はするそうです。きっと効果的な練習なのだと思います。長距離の練習に疎いのでよくわかりません。私の感覚としては「ゆっくりしたスピードからの切り替え」というよりは「ある適度のスピードから更に切り替える」方がレースイメージに近いかなと感じています。実際のレースでそんなにゆっくり走ることはない気がしているので。
本人と確認して500mを走ることに。最初の200mを28秒ペースで走ってきてからの切り替え。残り300mの地点で他の2人と合流してスピードアップ。全体メニューは300mを3本37秒ペースで4分レストとしていました。この1本目に800選手は500を走る。後の2本は短長と一緒に。かなりの負荷になると思います。300通過時点から合流しましたが追いつけず(笑)。タイム設定があるのでそれはそれで良いのですが。
800選手はかなりダメージがありました。それで良いと思います。短長は何故か疲れていました。4分後に走った300mが38秒。この時点でかなり乳酸が蓄積していました。イーブンで押していくようにしていたので地味に乳酸が蓄積する。2本走った時点でケツワレしたとワーワー騒いでいました。もちろんスルー。
優しいのでレストを5分にしてもう一本。krkがラスト遅れました。300という距離を走る事がほぼないのでキツかったと思います。大学生になれば1本勝負で爆発的な力を発揮すれば良い。違ってきます。今回はしっかりとって負荷をかけるというのが狙いでしたから最後までは走らせる。3人とも走り終わった後は動かなくなっていました。こういう練習も必要。
動けなくなっていたので30分レストを取りました。その後120mを4本マックスで。これを3分レストで実施。本当は150でやりたかったのですが。経験的に一番キツイのが150だと思っています。この距離で最大スピードで走るのが一番ダメージが大きい。最初の練習の様子からしてもう走れないかもしれないという部分がありました。走らせてみると案外走る。いや、甘かった。
krkはこの距離が得意なのでスピードを出して走れていました。インターハイ後は最大スピードを上げるための練習が中心になっているという事だったので。あとはタフさを求めていけば良いかなと。週末に選抜がありますが合宿でもある程度の負荷をかけられたらと思います。
最後に少し補強をして終わり。もっと走れたかもしれませんが。
真面目に指導をする日々が続いています。指導する中で見えてくる事が多くある。私の指導の大半はグランドで思いつくものです。見ていて気づいた部分を練習に入れていく。技術的な会話をする中でヒントをもらいます。一方的な練習にはしたくない。こうやって指導をさせてもらう事で分かることが増えます。有難い。
ということでなんとか合宿前までまとめる事が出来ました。あれこれやっているのだかは確かです。目の前のこと、先につながる部分のことをしっかりとやっていきたいと思います。