火曜日午後。合宿の最後の練習。ここからはhys先生と交替してしっかりと走り込みをすることに。これまでの3回分の練習ではほとんど走っていません。基礎的なことも必要だと思いますがやはり走練習も必要。
私はkrkのショートハードルのための練習を。週末に選抜があるのでそこに向けての準備。参加標準が14秒50。ギリギリ突破してています。これまでのレースは追い風参考か向かい風が強いというレースしかしていません。日本ジュニアに出場するためには上位40人に入らないといけないとのこと。現時点では一番下の記録ということになります。
インターハイで入賞していますがそこは全く考慮されず。選抜で6番以内に入れば出場権を得られると。いやいや(笑)。限られた時間の中でどうするかという感じでした。
これまでkrkに関してはショートハードルの指導はほとんどしていません。レースの時の振り返りはしていますが練習でみる機会はほとんどない。インターハイではヨンパで勝負という感じが強かったので。今回は短時間でショートハードルの練習をやることに。
ハードルドリルを少し。抜き足が少し大きくなっている気がしました。そこは話をしながら修正。リード足も含めて「締めて動かす」という感覚を大切にすることに。タンブリングをやってそのままスパイクを履いて走ることに。
アプローチの練習をしっかりとしたいと思っていました。これまでハイハードルでやっていたのがユースハードルになります。低くなる。それによりスピード感が変わってきます。ハードルインターバルの走りが刻むイメージになります。
1台目までのアプローチを。元々1台目までは7歩で入ります。普通は8歩。これはすごい話だと思います。7歩で行っているのは知っていましたが先日いつから7歩にしたのかと聞いてみました。「中学の時から7歩で走ってました」と。いやいや(笑)
ジュニアハードルもユースハードルもハイハードルも1台目までは13m72です。高さは変わりますがハードルインターバルは変わらないのです。それを中学生が7歩とは。もうすごすぎて訳わかりません(笑)。
なかなかイメージしにくいですが1台目まで7歩もいうのはかなりオーバーストライドになります。それで入って1-2台目が3歩。さらにはハードルの高さはユース。全くイメージが違います。1台目のアプローチをする中で色々とやっていきました。身体が起きすぎるのでそこを確認して修正。低いので積極的に1台目に入りたい。身体が起きてしまうと減速してしまうので前傾を保ちながら踏み切れるように。
この手の部分は指摘してイメージをさせると難なくやってくれます。こういうのは本当に楽しいですね。こちらが考える動きを体現してくれる。普通はできないと思います。
そこから3台目まで。ここの感覚が難しいなと感じました。7歩から3歩。1台目まではかなりストライドを取りながら走ります。が、1台目をクリアしたらかなり刻まないといけません。詰まる感じがありました。本人と話しながら対応。7歩で走るときはヨンパでいうと13歩、そこからの3歩は15歩の感じだと思います。力がある時の15歩は自分で思っている以上に刻まなければいけない。そんな話をしていました。
この感覚が本人にとっては良かったようです。かなりハマりました。一方的に技術や感覚を押し付けるのではなくkrkに関してはイメージや本人の感じている部分を重視しながらやる方がいいなと。本人が「良かった」と言っていたのでそれが全てかなと。
感覚が良くなったのでそれ以上やらずに終わり。ショートハードルも含めてしっかりと力を出してもらえたらと思います。
合宿でしたがこの間はkrkとマンツーマン。合宿という雰囲気は無くなっていました。それでもこうやって任せてもらえることはありがたい話だと思っています。krkの指導に関わらせてもらえることで私自身も勉強になります。感謝しかありません。
他の部分はまた書きます。スプリント系の指導についてしか書いていない部分もありますが、ハードルもかなりできます。一応国体はハードル担当。細かい部分もできるので。アピールしておきます(笑)
また書きます。