kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

観戦&夕方練習

2019-08-04 | 陸上競技

土曜日。この日は朝から中学校の大会を観戦することに。色々と情報交換をしていく中で「記録会があるので見に来れば?」という話をいただきました。朝8時半競技開始ということでしたが誘っていただいたので観戦させていただくことに。

 

以前から書いてますが「記録が良いから」という理由で一緒に競技をやろうという気はほとんどありません。実際に走りを見てみて「魅力があるな」と感じるかどうかは大きなことです。見ないで「速いから」という理由では選手と保護者に失礼だと思っています。かなりの時間を使うことになりますが必要な労力は惜しまない。真摯に向き合いたいと考えています。

 

競技だけではなくアップからみたいと思っていたので7時半過ぎに。実際のレースだけでは分からない部分があると思っています。タイムには出てこない「魅力」を感じるかどうかはグランドレベルでなければ分からないかなと。ひたすら見ていました。不審者と間違えられないように先生方には挨拶をして回りました。情報交換という意味合いもあります。

 

うちの学校自体は競技としては無名です。市内でもマイナーだと思っています。それが他地区となると全く知ってもらえない。そうであればやはりこちらからアピールしていく必要があります。労を惜しまずやれることはやる。知ってもらうことしかないと思っています。指導に関しては一生懸命に取り組めると思っています。そこだけは負けない。熱意を伝えていく機会があるかどうか。やれることをやっていきたいと思います。こういう機会を与えたもらえたemr先生に感謝です。

 

その関係で練習は15時からとしました。学校での練習です。午前中にやるよりは夕方からやる方が涼しくできる気がしていました。15時はまだ暑かったですが部室の陰になる部分があるので練習がやりやすい。毎日夕方からやるというのはその日の日程が全て狂ってしまう部分があります。本当はこの時間帯の方が熱中症などの心配がなくて良いのでしょうが。

 

走る時間を確保したいと思っていました。バランス系をやってからDM∞。そこからすぐにハードルドリル。すぐにスパイクを履いてスイッチング(ミニハ)&スキップとスイッチングラン。スイッチングランはスティックを使っての「タタタ」を。速く走るための動きをしたいと思っていたのでこの部分は必須。

 

そこからSDを。風が向かい風でしたがこれも関係なく。向かい風だからできることがあると思います。加速段階で我慢しなければいけない部分もある。その中でどう自分の走りを作るのか。40mと60mを。途中「イメージすること」についての話をしました。単純に走るのではなく「何をやるべきか」を走る前にしっかりと意識しておく必要がある。その部分がどれだけできるか。

 

やるべきことはきちんとやっています。指導に関しても徹底していると思います。しかし、やるだけで速くなるというものではない。「自分の走りの理解」があるかどうかで大きく変わってきます。単純に走るだけから抜け出したい。技術的な議論ができるようになるかどうかも大きな話だと思います。まずまず。

 

そこから120-90-60を。短長のための練習を少しずつ工夫したいと思っています。うちのグランドでどのように練習を作るか。元々短長メインでやっていた時期があります。そのころは距離を踏むこと、量を追うことで強化していました。しかし、それだけでは故障者が増える。ここをどうするかというのが今の命題でした。今回はスピンバイクを利用しての走練習を入れようと。50秒程度の全力こぎをしてから120mを走る。そこからすぐに120mを折り返す。ここに競争という負荷を加えて実施。やれることをやりたいなと思いますね。いい練習になったと思います。

 

瞬発系シャフトをやってから40↑30→。前半マークと中間マークを置いて。追い風の中で。走るための刺激を入れたいと思っていました。ここも「走りをイメージしてから入るように」と伝えました。練習を消化することが目的ではない。どのような走りをするかです。任せる部分が増えていますが、やはり基本的な部分の確認は徹底していかなければいけないなと感じています。私が甘い部分があるとは甘います。本当に強くなりたいのであればやはりそこに向けて何をするかが重要かなと。


最後に120-90-60。先程やったメニューと同じです。短長はここでもスピンバイクを。走る前に負荷をかけておくことで後半の動かなくなる部分への対応ができると思っています。1セットだけでも良かったのかなとは思いますが、やはり必要な負荷はかけておきたい。大切な要素。このセットはよく走れていました。マイナス発言が多いのですが前向きに走れていたと思います。


かなり良い雰囲気の中で練習ができました。これをどれだけ継続できるか。涼しかったのも影響しているかなとは思います。午前中の暑さではなかなかできないのかもしれません。時にはこういう時間帯にやる方がいいのかもしれないなと感じました。


この日も保護者から差し入れを頂きました。見守ってもらっているという感覚を選手たちが持ってもらいたいですね。なかなか長い1日でした。

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短時間練習&不足を補う&練習を見る

2019-08-04 | 陸上競技

金曜日。この日も暑かった・・・。暑さの中での練習が続いているので少しだけでも早めに終わらせたいと思っていました。練習負荷というよりも「暑さにやられる」という感じがありました。

 

アップ自体も少なめにしました。通常の流れの中で実施。バランス系をやってから軽く補強。そのまま縄跳びで膝締め。台を使って動きの確認。この手の練習をある程度実施。本数は少なめにして走るのに必要な要素だけをやっていきました。

 

一時期に比べると少し練習らしくなってきました。疲れもあると思いますが。チューブ走をやって10バトンと25並走だったか。このあたりの記憶がすでに曖昧になってきています。どうなのか(笑)。短い距離でしっかりと走りたいという感じがありました。トーイングも実施。速い動きをしておきたい。タイヤ引きを数本実施。

シャフト補強をやってウインドスプリント。かなり量を調整しています。かなり早く終わりました。

 

が、それだけでは終われない。実際問題、きちんと練習が積めている選手と走ではない選手が存在します。厳しい目で見ているからではないかと思われるかもしれませんが実際問題かなりの「差」があります。数日間休んでいた者、練習の途中で必ず抜けていく者、自分の状況をきちんと報告できない者・・・。このままでは組織としての成長がないと思っています。

 

この1週間でやっていないメニューをやることにしました。全員ではなく該当の選手のみ。男子はその辺りのことを協力して実施させました。どれだけ意識レベルが高まってくる選手がいてもやはり「一番取り組みが微妙な選手」に合わせて行動することになります。道具に準備や練習への参加に関しても常に遅い。自分たちが「遅い」ということに気づいていないのです。これはよくない。

 

単純に練習をやれば良いとは思っていません。きちんとした取り組みがしたい。そう考えたときにやはり「下を引き上げる」という取り組みが必要になります。半強制的に練習をさせた部分もあります。きちんとした練習をさせたい。負荷をかけると休憩してしまいます。これをなんとかしていきたいですね。まだまだ・・・。

 

練習後、年休を取って散髪と「練習見学」を。15時くらいから19時過ぎまであれこれ見ていました。いや、自分の指導についても考え直すきっかけにもなります。さらに「陸上競技を好きでやっている」という人たちの姿をみることも刺激になります。周りから見れば私は「陸上馬鹿」と思われるのでしょう。それでも良いと思っています。指導をするために必要なことは全て学びたい。自分にプラスになるのであればやれることはやりたい。そう思っています。

 

貴重な時間でした。私自身も色々と考えながらやりたいと思います。内容はかなり浅いですが。記録しておきます。

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