kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習について

2020-06-04 | 陸上競技

思うことを。

 

前の記事にも書きましたが「練習再開」です。1週間が経過して今度は「本格的に」実施する形になるのかなと。もちろん、様子を見ながらやっていこうとは思っています。ポツリポツリと新入生が入ってきます。

 

月曜日は雨が降ったので室内練習に切り替え。「体験!?」のような形で来ている子もいるのでそれに対してもある程度対応。3年生が来てくれているのでサポートをしてもらう形で。任せる部分があります。2年生は練習をする。お手本を示しながら。

 

これは数日間続くのですが「説明することに一生懸命」になります。最初の段階から「100%できるようにしよう」という雰囲気が女子にはあります。真面目だからこそ「正確に指導する」という部分が出てくるのだと思います。が、「できるはずがない」のです。「技術」的なことを始めてやる子に伝えても分かりません。来ている子は「他競技」をやっていた子ばかり。その中で「接地ポジション」をひたすら指摘してもできない。最初は「何となく」やっておけばいいのです。そのうちで十分。

 

これが2年生が「何となく」というのでは困ります。意味がない。うちの練習のスタイルは「なぜやるか」を理解しなければ「効果はほぼない」と考えています。やらないよりはいいと思いますが。走る量は圧倒的に少ないですし。長い距離も走りません。走ったとしても3日に1回120mを1本という感じ。「走り込みで強くなる」というのではありません。様々なアプローチがあると思っています。私は今のスタイルでやっていきたいなと。

 

先週に引き続き、あえて「見守る」という部分がありました。今後戦っていくためには2年生は「経験」が必要です。組織作りとしてこちらが主導権を握るのではなく「上手くいかない」ところや「苦しい」ところを経験させたい。スムーズにいくことは少ないからです。それが嫌で「辞めたい」と思う選手も出るのかもしれません。「管理下に置いて支配的にやる」というほうが互いに楽です。しかし、それは避けたい。強くそう思っています。

 

朝と午後、「足運び」をやりました。ほぼこれだけ。何が目的なのか。本来であれば初期段階でかなりやります。継続的にやっていく。が、3月から5月末の3か月間、丁寧に「走りを作る」ということができていません。上級生であったも同様。そうであれば1年生が入ってきたのを機に「動きの徹底」はしたい。「目的」に関しては説明します。上級生のためにという感じがあります。1年生でも個人的に「どうしたらいいのか」「今の自分の動きは〇〇だが、改善するために何を意識したらいいか」というのを聞いてきます。ある程度「意欲」があればスムーズに進むのかなと思っています。

 

そんな感じで練習の初日を終えました。2時間できないくらいかなと。マー無理のないように。こちらも「求めること」が出てきます。近くにいすぎるとすべてが気になってしまう。ある程度の距離を持ちながら。それで「指導してもらえない」という者もでてくるでしょう。こちらのスタンスも理解してもらいながらかなと。

 

とりあえず記録しておきます。とりあえず。

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練習を再開してみる

2020-06-04 | 陸上競技

日記として。

 

月曜日から練習を再開。もちろんこれまでもやっていましたが。休業期間中に関してはある程度書いていたと思います。その続きで先週も実施。「あえて苦労させる」という意味合いが強くありました。これまでは「自分のペース」でやっていればいい。しかし、他者と一緒にやることで「見えてくること」があると。

 

練習を見に来てくれる子もいます。その子たちに説明をしたり対応をしたり。これも基本的には「ノータッチ」でやりました。全てこちらから「提供する」ものではない。挨拶も何もなく勝手に練習に参加していたりする子もいました(笑)。誰??という感じですが。大人なので我慢。実際にやってみないとわからないこともあるので。これも書いたかもしれませんが「無理です」という子も。雰囲気の部分もあると思います。「独特の雰囲気」の中でやっていので(笑)。

 

月曜日。7時間授業でした。天気は微妙。朝の段階で作っていたのですが日中雨がってきました。予定が・・・。急遽室内メニューに切り替え。久々にこちらが作った練習計画に従って行うことに。とはいえ、これまで作ってきた流れを止める気にはならないので「自分たちでやる」というところは徹底。必要があればこちらも指導しますがそうでなければ「流れ」でやっていく。

 

こういう形になると「差」が大きく生じます。これまでとは全く違う。「言われたことをやっておけばいい」というのではなく「自分で考える」という能力が問われます。「やるだけ」の選手は絶対に強くならないと思います。しかし、これがこれから先の活動の中心になるのかなと。

 

旧態依然の流れが「やりやすい」と思う人もいると思います。が、時代は変わる。こちらも「工夫」が必要です。今回のコロナの影響で授業形態も変わります。全て「お膳立て」して進んでいく感じはこれからは通用しない。教員も指導者も「やってあげている」ことに満足しないようにしなければいけない。ここは絶対条件だと思いますね。全てを与えることが「選手のため」だと思っていた時代ではなくなる。

 

この部分をどうするか。ここまで書いていたら記事が消えました(笑)。もう一度、細かく書く元気がないですね。

 

これまではどちらかというと「型にはめる」というのが多かった気がします。そのほうが「結果」を出すには早いのかなという気がします。やる意味があるかどうかという話になります。「良く分からないまま」でも「やれ」で終わる部分がある。なんとなく「形」にはめていたら「走れるようになる」のです。「速く走る」という結果だけを求めるのであればそちらのほうが早い。が、「最後に残るもの」としてはなにかあるのか。そこに行きつくプロセスがどうなのか。

 

「型にはめる」という部分ではなく「何故やるのか」を理解させていく必要があるかなと。そこを重視したいなと。これまでも「何のためにやるのか」は繰り返し言ってきました。同じことをやっても「なんとなくやる」のと「理解してやる」のでは違う。この世で一番単純な練習は「走っておけ」だと思います。それでも「速くなる」のです。が、その伸び率は違う。

 

うちのように「普通の選手」を預かっている場所ではそれでは速くなることは少ない。大きな力の差をひっくり返すためには「目的意識」が重要だと思っています。練習には理由がある

 

うちの練習。やりたいことは本当にシンプルです。しかし、その方法はたくさんある。同じことでも手を変え品を変えやっていく。ここの部分は特殊だと思います。能力的に高い選手であれば「シンプル」な部分を繰り返し徹底することで対応できる。が、「飽きる」部分も出てきます。「目的」は同じでも「手段」を増やしていきたいなと考えています。その中で「これはいいな」と思った感覚を重視する。何がはまるかわからないのだから。

 

そういう部分も含めて「理解させる」ことを重視しています。これまでのように「徹底的にやる」という部分は変えません。しかし、それをきちんとやるかどうかは「選手次第」というところがあります。明らかに「差」が出ると思います。それは自己責任。どれだけ力があったとしても「その気」にならなければ効果はない。そう考えています。

 

マー本当はもう少し書いていたのですが一から書き直す気にはなれず。とりあえずこんな感じで書いておきます。またいろいろ書きます。気に入らないと感じる人は読み飛ばしてください。

 

指導のスタイル。自分の中で確立していきたいなと思いますね。

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