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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

短い距離で

2020-06-05 | 陸上競技

火曜日。天気は持ち直していました。グランドでの練習。

 

前日に「マネージャー希望」の子が来てくれました。これは本当にありがたい。以前マネージャーがいたのはかなり前。優秀なマネージャーでした。そのマネージャーを「中国大会に連れていきたい」と下級生が一致団結。3年生女子は唯一マネージャーだけだったのですがそのこのために・・・という雰囲気がありました。様々なアクシデントを乗り越えて中国大会に進んだとき、マネージャーも選手も号泣。インターハイが決まった時には誰も泣いていませんでした。この時は「悔しさ」のほうが大きかったので。

 

マネージャーが一生懸命に支えてくれる。それにこたえるために選手が一生懸命になる。そういうチームがいいなと思っています。希望は抱きたいなと思っています。良い子です。

 

この日も通常通りの練習の流れの中に新入生が入る。これはまた難しい。補強の説明に時間がかかります。丁寧すぎる。他校が来たとしても「限られた時間の中」ですべての情報を入れることは難しい。単発であればなおさら。前の記事にも書きましたが「ある程度」のところで妥協しないといけない部分もあります。真面目な子にとってはここが難しい。成長を期待するためにもここは任せます。苦しいでしょうが。

 

途中から新入生の大半は別メニュー。それでいいと思います。流れ的には通常通りで。バランス系、体幹補強、固定、走るための準備です。これは自分たちで考えさせていた時も同様です。私が様子を見て「より効果があるだろうな」と思って組んだメニューになります。この日は固定の後に「縄跳び」を。道具が足りなくなっています。また新しく購入しなければいけないのか??うーん。検討の余地ありです。

 

スイッチン&スキップをやってから「スイッチング」を。実はこの部分は前日にやりたかったこと。天気が悪かったので入れ替えています。そこまで疲労感がないのでその後の「スイッチングスプリント」や「スプリントミニハードル」でスピード感はかなり出ていました。十分かなと。休業期間中もある程度やっているはずです。計画的にできている選手は「疲労感」も出てくるはずです。それも視野に入れながらだと思っています。練習の「増減」に関してはこちらでコントロール。

 

T走を。これは休業期間中には一切できません。うちの練習の主たる部分を占めています。余談になりますがある方と話をしていて「あのタイヤ引きどう思うか?」という意見がありました。うちのタイヤ引きとは異なる部分です。「うちはやりません」との返答しかできない。「目的意識」がない練習をどれだけやっても効果はない。「なぜタイヤ引きをするのか」という部分が分かるかどうか。近くに坂道があればいいですがうちにはありません。基本使えるスペースは「60m」を走るのが精一杯。この中でどうやってスプリントを作るか。そう考えたときの練習です。

 

シャフト補強をやってから「股関節補強」。さらには「脚上げ」を。予定していたメニューをすべて消化したいなと思っていましたが、余計な時間を費やしたので最後までたどり着けず。スピードバウンディングをやってから「合流走」を。最後の並走ができないので「各自で60m」という感じで終了。

 

色々思うことがあります。が、細かくいっても仕方ないかなと思っています。こういう時に精神的にダメージを受けるのは「きちんとやっている選手」だけです。適当にやっている者にはその部分はわかりません。世の中の常。負担を分担するということができるかどうか。それぞれが考えてもらいたいなと思います。

 

スタンスを変える。明確に変えるというのが自分の中で難しい。コンセプトは変わりませんが、「やり方」を変えたい。どこかで「組織」を大きく変える必要がある。この冬、大半の選手の変化がみられていました。それを引き継ぎながらさらに発展させたい。そう思っています。

 

時間が空くと勢いで書けなくなります。まーぼちぼちやっていきます。ぼちぼち。

コメント
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