kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

繰り返される

2020-06-26 | 陸上競技

木曜日。この日は「勉強会のみ」としました。天気予報を見ると一日中雨という予報だったのでそれなら中途半端に何かをするよりも勉強時間の確保をするべきだと判断。朝も放課後も「勉強会」としていました。

 

勉強会が始まる前段階で数人が「数学を教えてもらいに行ってもよいか」と聞いてきました。この部分に関しては全く問題なと思います。自分が必要だと思って担当の先生にお願いしたのであれば何一つ問題はありません。「勉強会」の場所だけが勉強する場所ではない。学内でやるのですから必要だと思えば自分から頼みにいって実行すればいい。

 

数人いないので念押しをしようと思って勉強会をしている図書室に行きました。上級生がいないのでワイワイなっています。いやいや。話すために残っているのではない。しっかりと勉強をさせるために「勉強会」をしているのです。「静かにやるように」と伝えました。常に私がその場にいなければきちんと勉強ができないというのでは困ります。自分自身のためにやるからです。練習も同じ。この日の練習日誌に「今日も私語が多かったので次からは気を付ける」という旨の内容を書いている者がいました。いやいや、何度も同じことを書いているのではないか??という指摘はしました。すべてはつながっていると思うからです。

 

私自身もやるべきことがあるのでその場を任せて自分の仕事を。しばらくして戻ってみると既に何人かいません。え?どういうこと??と思って確認をすると「うるさかった」という話でした。それに我慢できずに他の者が「勉強しないなら帰ってくれ」という指摘をしたようです。それを受けて「しばらくして帰った」とのこと。どうなのか・・・。

 

もちろん、一方の話だけを聞いて判断するわけにはいきません。どれだけ騒がしかったのか。確認をする必要はあります。「教えるときには別の場所で」「必要最低限の声で」という話は何度もしています。私がその場を離れる時にもくぎを刺しています。それでも「騒がしい」というのはどういうことなのか。そして、気が付いたら勝手に帰っているというのはどうなのか。理解しかねます。

 

「練習の代わりに勉強会をする」と伝えています。「自由にしなさい」という話は一切していません。用事があって帰るというのを認めていないわけではありません。そうであればきちんと「報告」するべきです。この部分を高校になって初めて教えることなのか。これまでどのような指導を受けてきたのか。通常考えると「勝手に帰る」というのはありません。それも「静かに勉強するように」と伝えているのに「話しながらやる」という行為が生まれる。何故なのか理解できません。

 

毎回毎回この手のことが繰り返されます。何故なのか。後日話を聞いてみると「自分は勉強の話しかしていない」という者もでてきます。しかし、話を複数人から聞いてみると「関係ない話をしていた」という内容も出てきます。自覚なく「大きな声」出話し、自覚なく「関係ない話」をしているのです。これはもう大変なことだと思います。自分自身の「価値観」や「感覚」だけで動いている。周囲からどのようにみられるのかは分かっていない。

 

先日から練習中の「取り組みの姿勢」について話もしています。「きちんとできていない」と思って話をしましたが日誌には「先生の目から見たらきちんとやっていないように見えたかもしれないが、自分は精いっぱいやってる」と書いてありました。いやいや、ずっと座って話してたよね??と確認しても伝わりません。これは「価値観」や「基準」の違いなのです。どれだけ話をしても「平行線」のままかもしれないなと感じています。

 

特別に私が「基準」を高く設定しているわけではありません。「普通」だと思っています。しかし、私にとっての「普通」は他者にとって「届かない高さの設定」なのかもしれません。大半の選手はきちんとできるようになっています。それは「特別なことができるようになっている」だけなのか。その部分はわかりません。客観的に見たときにどうなのか。ここも見極めないといけません。

 

何故同じようなことが繰り返されるのか。要因をしっかりと考えなければいけないと思っています。間違いなく「理由」がある。これはうちだけのことなのか、他校でも同じことなのか。この部分をしっかりと考えながら見極めながらやっていく必要があると思っています。「問題点」を「問題」としてとらえないということもあるのかもしれません。補助員などで他校の生徒と関わるときに「え?」と思うことがたくさんあります。

 

伝えていく能力が低いのかもしれません。もっと私自身が考えるべき部分です。大半の選手が劇的に成長しているのも確かです。そこの部分とのギャップを感じながらやっていくことになるのかもしれません。非常に難しい。考えさせられます。

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トマト収穫

2020-06-26 | 陸上競技
先日から栽培していたトマト。「いつ収穫したらいいのか?」という疑問の中でやっていました。赤くなってきているけどどのタイミングで収穫すればいいのか。ひょっとしたらもっと赤くなるのか?甘くなるのか?という考えの中でやっていたので結局先延ばしになっていました。
 
天気が悪くなるのが分かっていたので「もう一日くらい」と考えて水曜日に収穫するのをあきらめる。
 
木曜日、勉強会が終わってから選手が「先生、昼休みにカラスがトマトを加えて飛んで行っていました」と報告をしてくれました。いやいや、かなり厳重にネットを張っていたのにそれでも食べるか??話によるとネットの下にもぐって取りに行くようです。「カラスは羽が傷つくのを嫌がる」と書いてあったのに。実際に行ってみると周囲にトマトの「種」が散乱していました。無念。
 
悔しいので収穫することに。赤くなっている実をとってみるといくつものトマトが割れています。水分が多いのか、それとも熟しすぎたのか。ここはわかりません。それでも明らかに「食べられない」状況になっていました。ひとまず鈴なりになっていたミニトマトは回収。
 
こんな感じです。
 
 
大きなトマトも一緒に収穫しました。ある程度の大きさになっています。味がよくわかりませんが、数か月栽培してきた部分がやっと「形」になったのかなと。放置していたらひたすらカラスに食べられるということも分かってきたので冷静に判断して収穫をしなければいけません。



初めてまともに作物栽培をしました。まだまだ花が咲いているので実をつけてくれるはずです。どのように工夫していけば作物を守れるか。うまく育てられるか。
 
 
しかし、手間暇を考えると普通に「購入したほうが早いのでは?」という気もします。価格的にも。それでも「育てる楽しみ」を経験できるというだけでもお金を払って育てた意味があるのかなという感じです。
 
ぼちぼち続けていこうと思います
コメント (2)
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