月曜日。とにかく最近目が覚めるのが早い。5時前には目が覚めています。そのため完全な朝方生活になっています。練習があるので仕事を朝のうちにやってしまおうという感じでしょうか。これによりスムーズにその日の活動が進みます。真面目に。
この日、朝練で簡単なことを。膝締めと壁抜きを。ここには理由があります。blogを読んでもらって「大丈夫かな?」と感じた人がいるかどうかは分かりませんが。先週の3日間「徹底的に脚運びをする」というテーマで取り組みました。私が「徹底する」ということがどのような意味を持つか。妥協せずにひたすらです。これは「良い部分」もありますが「弊害」も生まれます。ここに関しては「停滞する」という覚悟の中でやっていかなければいけない。それを少しずつ改善するための取り組みです。
午後。7時間授業のため練習時間の確保が難しい。さらに色々とあって私だけは40分近く別件で時間を奪われました。貴重な練習時間。そしてグランドに行くことの意味。考えさせられます。なんとなくこの日は3年生が全員来てくれるのではないかなという感じがしていたのである程度安心していた部分はありますが。バランス系を行ってからシャフトトレーニング。DM投げなども。
私が行ったときにはこの辺りまで終わっていました。マネージャーが「シャフト補強とシャフトトレーニングの違いは?」と聞いてきました。なるほど。確かにそこは分かりにくいかなと。もともと「シャフト補強」がありました。前任校で「トレーニングの日」を作っていたのでその中で「シャフトを使った補強」がメニューとして別にありました。それを「メニュー化」するときに「シャフトトレーニング」としてグループ分けしました。それが今の原型です。「シャフト補強」は「移動」します。「シャフトトレーニング」は「上半身と下半身のタイミング」を重視します。この違いは明確です。
練習時間が限られているので適度に時間を使いながら進んでいく。この日は「加速段階」を少し確認しておきたいなと思っていました。少しだけですが。ある程度やってから前半マークまで。そこからはTDMを。本当はもう少しやりたかったのですが時間が・・・。予定としてはもっとできるはずですが。慣れていないのがあるのか。それともそこに至るまでのメニューが増えすぎているのか。この辺りは精査していく必要があります。
ここで一番最初に触れた内容が関係してきます。ある選手が「TDMの時に空中で止まって進まない感じがする」と言ってきました。まさに。そこはすごい重要な部分だと思っています。「脚運び」の徹底をしています。ここで「重心移動がない」なかでやる。それは「脚運び」としては非常に意味があるのですが「中間での進む感覚」とはちょっと違います。「縦の動き」と「水平方向の動き」です。ここをどのようにするか。「縦の動き」を徹底することで「水平方向の動き」が弱くなります。膝の引き出しが「身体の近く」になるからです。進み過ぎると「膝が開く」部分があるので。
だから朝練で「壁抜き」を入れました。「膝と腰の移動」を生み出すためにです。練習の中には「ハードルドリル」も入れます。そこも「狙い」は同様。膝の引き出しで腰の移動を生み出す。ここが重要。それができるかどうか。段階を追って練習をしていく。その中で「一時的な停滞」が生まれるのは仕方ないと思っています。だからこそ「空中で止まっている感じがする」というのは「感覚としては鋭い」と感じたのです。「そうだろうな」と思っていたのでそれを「感じた」ことが大きい。
色々なことをやります。それが「形」になっていく。その部分が感じ取れるかどうか。まだまだやることはあるなと思っています。しかし、「方向性」としてはこのままいきたいなと思います。これまでの「技術的な部分」をどのように選手に理解させ定着させるか。感覚を鋭くするために何をするか。色々な手段があると思っています。
見ている部分は楽しいなと思います。選手の表情も明るい。が、新入生がまだ元に戻る。一進一退です。ここをどのように評価するか。取り組み自体が停滞するのだけは避けたい。意味がある活動をしたいからです。考えさせられます。見ていきたいなと思っています。