goo blog サービス終了のお知らせ 

kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

トマト争奪戦

2020-06-11 | 陸上競技
栽培生活の話を。
 
よくわかりませんがトマトが実をつけています。かなり育っています。この写真は少し前のものです。多分土曜日だったか。トマトが色づいてきたので写真に収めておきました。それを師匠に報告。
 
 
全体像も。こんな感じで大きく育っています。実もかなりついています。よくわかっていないですが順調なのかなと。

 
そうすると「えらい横に広がっているね」という指摘が。え??話を聞くとトマトはある程度背丈が伸びるようです。そして茎の先のほうに花が咲いて実がなる。私のトマトはひたすら地面を這うように広がっています。実が地面に触れているものもありました。これは良くないと。散歩途中に発見されたトマト畑の写真をもらいました。支柱を立てて囲っていました。これで育つのだと。
 
これも「無知」ゆえの失敗か。というか最初の段階でもっと準備しておけばよかった。それでもやらないよりはましかなと思ってその辺りにある「支柱」になるものを集めて結束バンドでとめました。



折れたミニハードルや使わなくなったパイプハードルを使いながら無理やり高さを作る。一時しのぎにしかならないかもしれませんが。一番赤くなっていた実は土曜日の帰宅時に収穫。きちんとしたトマトでした。
 
が、月曜日。花壇に行ってみると色がついたトマトがすべてなくなっています。ショック。私が育てているトマトを勝手にとって食べる生徒はさすがにいないだろうなと思っています。100%とは言いませんが後々のことを考えるとさすがに・・・。そうすると色がついたトマトはどこへ??調べてみると「カラスが食べたのでは」という疑惑が。
 
トウモロコシはカラスに食べられるという話を聞いていました。このリスクを避けるために先日100均でネットを買ってきていました。こちらは今のところ大丈夫。しかし、トマトは無防備でした。急遽学内を探してネットを発見してトマトを守る作業に。カラスに食べられてたまるか。
 
しかし、水曜日またも色づいたトマトがなくなっていました。カラスは羽が傷つくのがを嫌がるのでネットなどには近づかないと書かれていました。よく見てみると「何となく入れそうな隙間」があります。この間に入って食べたのか??学内にはかなりの数のカラスがいます。時にはハトがカラスに襲われたりしています。このカラスなかなかです。
 
悔しいのでさらにネットを準備して入れないように。これでどうなるのか分かりませんが何とかしてトマトを死守したいなと思っています。今のところ完全にカラスに敗北しています。許すまじ。せっかく育っても全く収穫できないというのは面白くない。何とかしなければいけません。
 
色々と対策を練りたいと思います。悔しい。打倒カラス。まーこれで他の人が勝手に食べていたら絶対に勝てないのですが(笑)。監視するわけにはいかないので。どうなるか。戦い続けます。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピード練習

2020-06-11 | 陸上競技
火曜日。この日は動いておきたいなと思っていました。天気が悪くなる可能性のある中での練習。やれるときにやっておきたいなと。前の日にほとんど練習をしていません。そのときに「チャンスは何度もない」と伝えています。表現が難しいですが。

以前、3年生が引退をするという話をしたときに「来年こそは」と思って冬季練習を実施してきたということを言っていました。そう思ってやってきたが自分には「次」はなかった。この言葉の重さが分かるかどうかですね。「今日はうまくいかなかった」だから「次こそは」という表現。誰もが使います。しかし、実際に「次」がないこともある。それを目の当たりにしました。そうであれば「次こそは」という表現は良くないなと感じます。

前日に「明日はやる」ということに関して話をしています。月曜日に練習ができなかったから火曜日はしっかりやろう。それが普通の考え方かもしれません。しかし、それは「月曜日にできなかった」ことを自分で昇華するための話です。練習できなかったという事実は消えません。そしてその時間は二度と戻ってこないのです。「次」はない。一期一会です。「過去」と「今」を比べることに意味はあると思いますが、「今」と「未来」を比べる意味がどれだけあるか。ここは認識させたい。「次」なんてものは存在しないのです。

前置きが長くなりましたが。この日は走ることを考えていました。バランス系からサーキットへ。どのような状況でもしっかりとトレーニングはしたいなと思っています。ある程度削る部分もでてきますが。サーキットをやってからDM∞。で、ランジ系。ハードル股関節とランジ系を交互に入れていこうかなと考えています。「どうやって股関節を使うのか」という部分と「走りに生かすか」という部分。このどちらもを重視したい。そのなかで「一番必要なもの」を選択していこうと思っています。

前回、スイッチングランスプリントをやって上手く行かなった選手がいたのでその部分も含めて。ある程度重心移動を作ってから「スプリントミニハードル」で素早い動きを。そこからスイッチングスプリントへ。「速く」と「移動」です。「速さ」だけを求めていたら「移動」がなくなります。「移動」だけを求めたら「速さ」がなくなります。最適な組み合わせを考えていかなければいけない。工夫次第で練習の効果は違ってきます。一番低いミニハードルで行うとスプリントの感覚でできます。が、「浮く」という選手もいたのでスティックに切り替えて実施。この動きのメインは「速いだけ」ではなく「スイッチング」の局面です。何度も理解させないと「速く走る」ことだけを求めてしまいます。見極めながら。

そこから本当に久しぶりに「トーイング」を。スピード調整のために私も何本か引っ張りました。これにより「腰の移動」の感覚を作ってもらいたい。「走るだけ」ではなく「目的」がある練習にしたいと思っています。ここは重要。合間に新入生の動きの確認も。間違いなく面白くないと思います。それでも地道にやっている感じがある。好感が持てます。結構面白くなりそうだなと思うところもあります。見守りたいですね。

さらに「加速走」を。手間取りました。本当は20分程度で終わりたいのに30分以上。これも難しいところかなと。距離測定が適当になるので今後はきちんと測りたいなと思っています。50m走るはずだったのに40mしかないという(笑)。マネージャーがいるので記録を計ることに。スタートのところは特定の選手のみ。ここがいただけないですね。

この手の練習の「精度」としてはそれほど高くないと思っています。想定装置があればちがうでしょうがうちのような形で「記録測定」をする場合、スタートとフィニッシュの2か所で誤差が生じます。そうなるとタイムは違う。どうしても記録を意識してしまうので硬くなる部分も出てきます。そこへの対応としての「加速走」でいいかなと。力みがある中でどうやってきちんと走るのか。ここが重要です。動きもスピードも悪くないなという感じがありました。

さらに問題点。本当はスタートのところを1年生にやってもらおうと考えていました。その旨伝えていたのですが結局上級生が。上級生はひたすら特定の人物がやっているので身体が冷える。何分間もその場所に立っているので筋肉が固まってしまいます。それによりタイム測定の意味がなくなる他の者も視野が狭い。待ち時間は「次の走りをするための準備時間」でなければいけません。そこを考えられているか。「ダメだという経験」をすることも重要です。失敗しないとわからないことがある。それが試合なのか練習なのかは分かりませんが。計画的にやらないといけないし、視野を広くしなければいけない。当然の話です。

かなりのスピードが出たのでシャフト補強をやってから片足スキップとスイッチングスプリントのみで終わりにしまた。足にかかる負担が大きいだろうなと。無理をする必要がありません。こちらがコントロールする部分も出てきます。

練習としては「激変」しつつあります。まだまだ足りない部分はありますが。大きな刺激になっています。「本気でやりたいかどうか」というのは重要です。「やればできること」をきちんとやるかどうか。変われない者も出てくると思います。そうなったときには「別の選択肢」を考える必要があるのかなと。組織として、チームとしてやっていることです。そうであれば「特例」は存在しない。「競技に対する熱量」がほぼない状況で「一緒に前向きにやろう」とはならないからです。

変化はあります。そこをどう認めていくか。私個人ではなく選手個人も選手同士も。「強くなりたい」と思わない者に何を与えても意味がなくなります。ここは忘れてはいけない。しっかりと向き合わせたいと思います。現実を受け止め何をするか。ここを考えてやっていきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

練習をどのように組み立てるか

2020-06-11 | 陸上競技
ここもなんとなくですが。書いておきたいと思います。

「練習で何をするか」というのは非常に重要です。が、それ以上に「強くなりたいかどうか」は大きく影響します。「よく分からない練習」をしていても速くなる選手はいます。正直、「関係ない部分」が存在します。しかし、「すべての選手が速くなる」という練習計画は大事だと思います。「速い選手が速くなる」ことがこの世の中では評価されやすい。放っていても速くなる選手と「きちんとやらなければ速くならない選手」では違うのです。

そして「きちんと計画された練習」ができれば速い選手も当然速くなります。ここは「指導者」側が勉強する必要がある。私自身はある程度「競技」については学んできました。私にとっての「ある程度」が他者の取ってどれくらいの話なのかは分かりません。私は「まだ勉強不足」だと思っているので。かなりマニアックな話もします。それがどのような形で周りの目に映るか。「知ったかぶりをしている」と思う人もいるでしょう。それはそれでいいかなと。「訳の分からないことをやっている」と思われるでしょうし。

ちょっとうれしいなと思うことがありました。新入生にメニューを作る。細かい指導は3年生がしてくれているのでちょっと遠めに見る。必要に応じて指摘する部分はありますが。数日間やってきての練習日誌。「やることで精いっぱい」だった状態でした。それが「振り返ってみると」ということで「やっていることが順序だててあることに気づいた」と書いていました。いや、幸せです。ドリルなども含めて「1から10」に向けて準備しています。今は3くらいの話で止まっていますが。それでも1をきちんとクリアすると2ができるようになるという感じになっています。いきなり5を求める練習をするのではなく少しずつできるようにしていく。ここが重要だと思っています。

ほとんど指導を受けたことのない選手が「なぜやるのか」を考えてくれる。これは非常にうれしいですね。今はまだそれほど走れなくても「毎日の積み重ね」は大きな結果につながります。全国で活躍するというだけではない。今の現状を少しでも良くしていくための取り組みができるかどうかだと考えています。それを選手自身が感じ取ってくれて「基礎がしっかりできれば次の段階に進める」と思ってくれたのなら幸せです。

一段飛ばしでやる。これは一時的に結果につながるかもしれません。しかし、最後の最後にどうなるか。意味も分からない中でやり続けていても「楽しい」とは感じられないと思います。「やっていて意味がある」と思えたら「基礎練習」も価値を見出せるのではないか。そこは重要かなと。

どれだけやっても動きが変わらない選手も出てきます。それは「意欲」に比例するのかなと思っています。目的意識がなく作業をするのと同じ。「身体を動かす」という行為はしていますが、そこに「目的」がない。そうでれば競技力が上がることは期待できません。「ジョギング」を趣味でやる人もいます。それは非効率的な動きであっても「身体を動かす」という意味では意味がある。しかし、競技をするのであれば「効率的な動き」をすることでマイナスの要素が生まれます。故障の原因となることも。

うちでは「固定する」「固める」という練習をします。これも文字だけで表現すると難しいのですが。「力を逃がさないためにどうするか」という話です。これも「理由」があってこの動きや意識を取り入れている。意味があるのです。単純に「やっている」わけではない。そこには説明できる理由がある。正確的に「理由なき練習」はやりたいくありません。その辺にひたすら穴を掘るという行為に価値が見いだせないからです。

そこを自分の中で重視しています。このご時世なので「そこまでしてスポーツをする必要はない」と考える人もいるでしょうし。だから「そこまでしてやらなくていい」と思うのです。

走るために必要な要素がいくつかあります。それを細分化したり統合化しながら計画的に練習をしていきます。「分習法」と「全習法」の違いだとも言えます。「走練習」などは「全習法」です。実際に走る中で動きをまとめていこうとする。うちはその前段階に時間を割きます。「走るための要素」を段階を追って行う。それにより最後に目標地点に近づく。毎回の練習は「分習法」から「全習法」への流れです。体幹トレーニングを何度も行うのも「軸」「固定」を作り出すためです。

「膝締め」にしてもその場で何度もやってから半足長ずつ進んでいく。重心移動を伴う動きをすると一気に崩れます。そうなると意味がなくなるので「少しずつ積み重ねていく」という感覚の練習になる。これは重要かなと。

まとまりませんが。こういう形で少しずつ練習を作っています。細かいところを書くとマニアックすぎるので面白くない。それでも意味があるのかなとは思いますが。この辺りはまた気が向いた時にということで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする