kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合宿2日目

2013-12-28 | 陸上競技
木曜日、合宿二日目。朝から雨でした。夏の合宿とは違い冬の合宿で雨が降るというのは辛いですね。風を引いてしまったら話にならないのでここに対する対策は必要不可欠です。うちの選手は来る前から洗剤を持ってくるという話をしていたのでそれなりの準備はしていたはずです。最低限傘を持ってくるという準備はどのような合宿や大会でも必要になります。物事の取り組みの中で大切なのはこうやって予測して動くことや準備をすることではないかと思います。

この日はちょっとあれこれやらなければいけなかったので午前中の練習は少ししか見れませんでした。短距離は身体ほぐしと流しを室内練習場で行いました。負荷的にはうちの朝練と同じくらいでしょうか(笑)。流しのところだけ見て膝の開きと力の方向が少し気になったので一言だけ伝えて終了。ほとんど身体を動かせていないのでかなり元気です。雨が降るので仕方ないかなという部分が多大にあります。選手は他校の選手と一緒に練習をするという大きな刺激をもらっているので充実感はあるようです。私はもう少し負荷をかけたいのですが(笑)。

午後は雨の中走ることになっていました。アップする場所もなかなかないのでこれも大変。フリーアップになっていました。しっかりと動かすことに加えて身体が温まらないようであればアップジェルを使っておくように指示。ここはさすがに分かっているとは思いますが。あまりあれこれ話をするのは良くないなと思っているので最低限の話で抑えることに。

250mから50mずつ距離が減っていって100mまで。4本です。朝の段階でメールでこのことに関しては説明しておきました。うちの練習ではほとんど(全く?)長い距離を走りません。特に今のチームは短短でやっています。200mを走る選手はいますがここは150mが走れたらなんとかなるかなと思っているので。こういう練習形態にうちの選手が対応するのはかなり難しいと考えています。距離が長いというだけで苦手意識があるからです。ここは選手の問題ではなく指導している私の問題だと思います。選手が長い距離の本数が持たないのはある意味当然なのですから(笑)。

そのため1本目にしっかりと走ることだけ指示をしました。本数を重ねて動かなくなるのは仕方ない。一番良い動きができる時に良い走りができればそれで良いと指示しました。残りの練習はヘロヘロになるかもしれませんがそこに関しては何も言わない。まー頑張って身体を動かし続けなさいという感じでしょうか。

実際に大きなエースはある程度走れました。元々持久系が苦になりません。ほぼトップで入っていました。まー他の者がどれくらいの力を使って走っているのか分からない部分ですから勝った負けたという判断ではないと思いますが(笑)。少しゆったりした動きになっているなーと感じて見ていました。小さなエースはアップの時のショートが良かったのでそれで合格(笑)。最初からガツンと走るように言っていたので250mは前半から積極的に走れていました。他の選手はマイルを走ったりするのでそれなりの持久系の練習をしていると思います。繰り返しになりますがうちは「0」に近い状態です。今後はスピード持続の練習で120mのソリッドやセット走を入れて行きたいとは思っていますが現時点では不足気味。ここは私の責任ですけどね。1本かなり良くてあとはグッタリ。その中でも前半は頑張っていたので問題なし。

が、雨のため1セットで終了。この2日間でほとんど走れていません。練習量的に不足しています。もちろんうちの学校の練習として不足しているだけかもしれません。ここは学校の問題です。実際、合宿が終わって1日練習して数日間の休みに入ります。ガッツリ練習をしておきたい所です。当初合宿での次の日は午前中休みにして午後からトレーニングを計画していましたが一日参加させようかと考えています。合宿明けに練習するの?と思われるかもしれませんが、今後のことを考えると身体に大きな負荷をかけておかなければいけないと思います。短期的な視点ではなく冬期練習という長いスパンで考えた時、正月休みの前に負荷がかけられなければ大幅なレベルアップはできません。選手は不満を持つかもしれませんが絶対にやらなければいけないと思います。本当に勝負をするかどうかの話ですから。

天候に恵まれず残念でした。こればっかりは仕方ないかなと思います。もっと走りたかった(笑)。
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学校の練習

2013-12-28 | 陸上競技
水曜日、私は不在ですが学校の練習は通常通り行いました。2年生が不在、私も不在ですからどこまで練習が本格的にできるか分かりません。それでも強化できる最大のチャンスだと思っています。じっくり時間をかけて練習ができるというタイミングはそれほど多くはありません。基礎的な部分が不足している選手にとっては時間が確保できるこのタイミングは逃すわけにはいきません。かなりハードな練習を設定していました。

とはいっても連続で高負荷をかけるのは難しい。でも技術的な練習はやらなければいけない。ここの折り合いをつけることの難しさを改めて感じました。私は不在ですがここできちんと練習ができなければ目指すところまで届くというのは不可能です。一年生だけの練習です。強くなれるチャンスをどう生かすか。ここが大きなポイントになってくると考えていました。

天気予報では木曜日に大きく天気が崩れるという予報だったので当初と予定を変えて練習をすることに。午前中に少し専門を入れ、午後から走り込みにしました。高跳び選手と幅跳び選手がいるので一応そのための練習を。冬期に入って初めてかもしれません(笑)。他の者はスタート練習。スタートのためのドリルを行ってからスタブロからの出の練習。かなりの時間やったはずです。2年生はこの時間帯移動だけですから練習量と負荷の差は歴然です。逆にどうやってここの部分を補うかを考えなければいけなくなります。

午後からは通常通りドリルをやってからソリッド。ある程度の本数をやってから120m。同じ距離を走るよりも少しずつ短くしてセット走にしたほうが人数が少ないのでやりやすいだろうなと考えていたので90mと60mも合わせて行いました。練習の様子は見ていないのですが後で報告を受けました。女子の200m選手がかなり走れたということでした。かなり詳しく報告をしてくれたので練習の様子が分かります。任せているのですからここは当然といえば当然なのですが少し前のことがあるのできちんとした報告ができるというのは大切だなと思いました。

この冬休みにどれだけ高い負荷がかけられるかが重要です。大きく伸びるためには外せないと思います。しっかりと取り組んでもらいたいですね。
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合宿初日

2013-12-27 | 陸上競技
水曜日から徳島県で中国四国地区の合宿が行われることになっていました。うちからは100mに2人参加。参加するかどうか悩みましたが色々あって参加することに。学校でじっくり練習をするのか強い選手と一緒に走って刺激をもらうのか。どちらがいいかはなかなか判断が難しいところかなと思います。

朝早く山口を出て徳島へ向かいました。途中で食事をしてから12時半に到着。大学2年生の時に中四インカレが実施されて出場した際に徳島に来ました。あまり記憶がないのですが4継でバトンミスして失格した辛い思い出の地(笑)。懐かしい思い出です。

印鑑を持ってこなければいけなかったにも関わらず忘れてしまいました。というか、記憶に一切ありませんでした。他の指導者に車を出してもらって印鑑を買いに行くことに。途中で発見したダイソーに連れて行ってもらいました。看板があったので行ったのですが、敷地内にダイソーが発見できません。一番奥に建設中のダイソーを発見。いやいや、看板があるんだから店があるって思いますよね?!諦めて近くのナフコで購入。

競技場に戻りコーヒーを飲もうと思ってあちこち自販機を探しました。近くの野球場で発見したのですがコカコーラの自販機が「故障中」となっていて温かいコーヒーが購入できません。さすが我が人生と思いながら隣の自販機でコーヒーを購入。するとそのタイミングでコカコーラの自販機を修理しに業者の人が来て自販機を開け始めました。直るのか?!(笑)相変わらずの天才的なタイミングですね。

練習は軽く。身体を動かす程度のものでした。こういう合宿でどこまで負荷をかけれるかというのは難しい部分です。あまりやりすぎて他県の選手の怪我をさせてしまうのは避けたいですからね。私は寒いのでひたすら散歩。

少しずつ書いていきます。といっても書いている現在は3日目の午後ですから遅れていますが。また書きます。
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指導の基本的な考え方

2013-12-26 | 陸上競技
前の記事の内容が若干アヤフヤになっているのでどこまで書けるか分かりません(笑)。

終業式があってそこから食事をして練習という流れ。前の記事にも書いていますが服装指導の事でまたも3時間近く時間を要しました。これはかなりしんどい。食事ができないのです。10人以上を指導することになっていましたから時間を要します。それでも見過ごすことはできないと考えて対応しました。ここも人によって全く違う対応をするのかもしれません。私は「ルールを守る」という部分と「我慢をする」という部分が学校生活の中ではすごく大切なことだと思っています。ここを教えることは今後の生活の中に必要不可欠になってくる部分を身につけることができる。嫌なのは分かっていますがそれでも対応をしなければいけません。

指導の中で「あり得ないな」と思うこともありました。指導を受けた者の中には陸上競技部に所属していた者もいます。先日「みんなに迷惑をかけることになるから部活を辞める」と申し出がありました。ここに関しては論点がズレるのであまり言いませんでした。何故辞める理由に他の人の事が出てくるのか?誰の話なのかという部分です。ここはもう触れません。
が、部活に入っていた時からスカートを短くしていたという事でした。最近になって「悪いことをしているな」と気づいてやめたとの事。さすがにそれはないだろうという話です。これまで何度も日常生活をきちんと送るように言い続けて来ました。スカート丈、リボンの着用など本当に基本的な事をやっていくことの大切さを繰り返し話してきました。当たり前のことを当たり前にやるという部分が出来ないものが難しいことをやるのは不可能です。

この段階でこれまでの指導の無意味さを痛感しました。これまでかなりの時間を要して指導をしてきたつもりです。先日は「4継メンバーばかり指導して自分達には指導してくれない。もっと指導をして欲しい。」と直接言われました。自分の主張はするがやらなければいけないことはやらないというのはさすがにないかなと。こういうことをblogに書くと良くないのかもしれませんし、不快に感じる方もいらっしゃると思います。それでもこの時の無力感は想像を絶するレベルのものでした。

かなりのエネルギーを注いで指導をしてきたつもりです。それでもまだ指導が足りないと言われる。技術的な指導をすることも大切だとは思いますがまずは基本的なことの指導が大切だと考えてきました。走ることは一時的な事ですが考え方や物事への取り組み方は一生ものです。高校時代に身につけておくことで大きな力になると思います。だからこそそこに力を注いできました。それがこういう形で返ってくるのは辛すぎる。

多くの生徒に話をします。話が入っているなという者もいればもっと時間がかかるなという者もいます。繰り返しやって行くしかありません。

練習?また書けませんでした。お許しを。
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終業式

2013-12-25 | 陸上競技
火曜日、この日で2学期終了です。先日から色々と指導をすることがあって朝からそちらの対応に追われることに。うーん。

朝練だけは見ることに。この時間くらいは練習を見ても問題はないはずです。前の日に走っているのでこの日は軽く動きの確認をしておこうと考えていました。通常であればトレーニングなのですが翌日から合宿があるのでもう一度動きの立て直しをしておかなければいけません。足運びで多々の動きの確認。合わせてハードルを使っての腰の移動。この二つの組み合わせを繰り返すことにしました。時間の関係で2セット出来ればいいかなと考えて実施。

1セット目は問題なく進めて行きました。2セット目に入ってスティックを行った時にかなりの違和感を感じました。これはここに書いてもなかなか分かってもらえないかもしれませんが大きな違和感です。足運びを意識するためのスティックです。これは一番大事なポイントになっていると考えています。が、ハードルをやって移動する感覚を作った後にまた通常通りのスティックを行うと「進みたいのに進めない」という動きになってしまいます。当然なのですが無理やりその幅に合わせてしまう。特に2年生は窮屈そうでした。

この違和感を確認するためにスティックの足長を伸ばしました。それでも詰まる感じがある。ん?おかしいぞと思ってさらに伸ばすと腰の移動がめちゃくちゃ生まれました。あーこういうことかって感じですね。小さなエース、ここ最近イマイチ調子が上がりませんでした。ピッチの低下はそれ程見られませんし、重心の移動ができないわけでもありません。それなのになかなか動きができない。試合期と同じようにスティックを使ってスプリントの動きを作ると完全に進み始める。ここの感覚は言葉では説明できませんが、単純に重心移動をすれば良い訳ではない。タイプにもよりますがこの子は実際のスプリントに近い動きの中で移動を作るドリルをやる方が合うのだなと感じました。

かなりの進む感じがあったので午後の練習で少し走ってみるか?と聞いてみると「久々に腰が進む感覚があったので走らなくて良いです」とのこと(笑)。単純ですがこういう感覚は鋭いのだろうと思います。感覚的に進んでいるというのが分かればもう良いのでしょう。何となく走れる感じがつかめたのであれば午後は走らなくてもいいなと。

が、一年生の動きをみると足長が伸びると全くダメです。接地ポイントがずれてしまって身体が進まなくなってしまいました。ここに大きな課題があります。ドリルが出来れば走れるのか?と言われると違うかなと思いますが、この基本的な感覚は絶対に必要です。一年生と二年生の違いはここにあります。こらは集中的に取り組ませて改善する必要があります。逆に移動が生まれた時の足運びがきちんとできて接地がきちんと出来れば確実に走れるようになると思います。

短時間ですが動きを見る中で感じることはかなりありました。二年生は次の段階に進まなければいけないと思いますね。見ることはやはり大切。やるだけの練習とは大きく違います。

長くなってきたので記事を変えます。更新滞ったらすみません(笑)。現在徳島です(笑)。
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ハードル練習からソリッドへ

2013-12-23 | 陸上競技
前の記事の続き。ハードルで接地ポジションを確認した後にソリッド走を少しだけやりました。どちらも意識するポイントは同じだと思っています。ここがズレるとうまく進みません。無理矢理身体を運ぶのではなく楽に進むイメージで進みたいと考えています。

本数的には最小限にして練習をしていきました。ここまでにかなりの本数を走っていると思うのであまりやりすぎると良い動きをすることができなくなってしまうのではないかと考えたので。私の狙いとしては適当に走り続けるではなく目的を持って走っていきたいと思っています。ゆっくりのんびり走るのではなく意識をして良い動きをすることがスプリント向上には必要不可欠です。スピードを意識した練習を中心としているのでダラダラ走る練習はしたくありません。

ソリッドをやってから最期にスプリント練習。90mと60mを。時間的に余裕があるのでしっかりと走らせました。本来であれば120mを走りたかったのですが前半の練習の感じを見ていると長くなると効果はないだろうなと判断しました。これは本当に感覚です。見ていて良いなと思う時は距離を伸ばすことができますが60mまでの距離がきちんとはしれていないのであれば長い距離を走っても本当に疲労するだけになってしまいます。動いていないというのもありましたが強い負荷をかけるほどの状態ではないのかなと思ったので。90mでもかなり負荷はあると思いますが。今日の状態であればこれで十分なのだと思います。

こちらはまずまず走れました。途中一年生には声をかけました。この子達が自覚を持って取り組まなければ来年の勝負はできません。2年生を脅かすだけの力を持たなければチーム内で競争は生まれません。言葉は悪いかもしれませんが「弱いもの」がどれだけがむしゃらに上級生に刺激を与えるかです。チーム内で安定は必要ないのです。可能性は十分にあると思いますが選手がそこまでの気持ちを持ってやってくれるかどうかです。

走練習を3セット行って終わり。今週は最大負荷をかけるつもりです。甘えを見せずに取り組んでいけたらと思います。戦えるレベルに持って行ってもらいたいですね。まだ、足りないなと思うことは数限りなくあります。とにかく選手の気持ちが変わって行くことを待つしかない。こちらから更に成長するようにアプローチをしていかなければいけないでしょう。やることは多いですね。

どこまで伝わっていくかです。
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ハードル練習をする

2013-12-23 | 陸上競技
月曜日、この日は祝日でしたから朝から練習をすることに。年末となりこの一週間は「強化練習」として位置付けておきたいと考えています。あくまでこれは「私個人として」の考え方です。選手がどれだけ真剣に考えてくれているかは分りません。先日から色々と思うこともあるので「私が主導で物事を進める」というのはなんとなく微妙だなと感じています。「本当に強くなりたいのは誰か」という部分をもっと示してもらいたいと思います。私だけが一生懸命になって気が付いたら「誰もやっていない」というのは避けたいなと思っています。

練習はサーキットから。基本的なメニューですが必要な補強はほとんど含まれているはずです。しっかりとやって身体を温めてからメイン練習へ。久々にハードルを跳びたいと考えていました。冬期練習に入って計画通りハードルが跳べていません。接地ポイントの確認のための練習としてはかなり効果があると思っています。「上手く跳ぶ」のではなく自分の中で動きの確認をすることができる練習です。これも「やるだけ」ではなく「意識する」ことで効果は出てきます。11月から継続的にやっていく予定でしたが全くできていません。ひょっとしたら練習は順調ではないのかもしれませんね。

ハードルを越える前に必要な刺激を入れることに。ハードルリズムスキップと連続抜きをやって股関節周辺に刺激を与えておきました。いきなりハードルを跳ぶのではなくこれから使う所に意識を持っていくことで練習の流れがスムーズになるだろうという予測。私としては「系統だった練習形態」を考えて行っています。選手には分らないかもしれませんが「次の練習につなげるための練習」をしているのです。なんとなく「元気不足」を感じていました。人数が少ないのもあるとは思うのですが「集中に欠ける」かなと思う部分が。これは私が感じただけなので本当は全開だったのかもしれませんがちょっと気にはなりますね。

試合から遠ざかっていてモチベーションも上がりません。絶対に強くなるという大きな目標を持って練習に取り組むことができているか?リズムスキップの初めにも話をしたのですが「今の力が来年も絶対ある」という保証はありません。女子は太ればそこでおしまい。厳しいようですが自己コントロールができないような選手はどれだけ力があっても来シーズンの活躍は厳しいと思います。そうなる前に繰り返し指導はしています。技術的に停滞するようであればそれも伸びを止める要因となる。様々なことがこの冬で大きく変わってくるのです。これまで勝てなかった相手に勝てるようになる可能性もありますし、逆に負けなかった相手に負けるようになる危険性があるのがこの冬期です。そこを頭に入れながらやっていかなければいけないと思います。

ある程度やってからハードル走へ。私も少し跳びましたが早速足を痛める・・・。軽い肉離れでしょうか。少しはアップをしたのですが・・・。まずはトレーニングを積んでからでないと速いスピードでは動いてはいけないと思いますね。筋力低下がある中で感覚だけで身体を動かすと大変なことになるというのは明らかですね。情けない。

ハードル走を何本も行いました。一本行っただけでは感覚は身に付かないと思っています。何のための練習か最初に伝えています。走るだけではなくとにかく自分で接地ポジションに入ること。ここができるようになるだけで随分変わってきます。ひたすら走るという練習ではなく感覚を作るための練習です。3セット行いました。これだけでかなりの本数を走ることになります。負荷的にもそれなりの負荷だと思いますね。

長くなってきたのでまた書きます。
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一日練習~午後~

2013-12-22 | 陸上競技
午後はトレーニングをメインと考えていました。一週間に3回はウエイトをやっておきたい。なかなか継続的にできませんから時間を作ってやっておかなければいけません。先週は合宿があったため2回しかできていません。不足分を補っておきたいと思います。

ウエイトを行ってから外補強へ。この時点で雨が降り続けていたので若干のメニュー変更をしました。2年生が修学旅行中に1年生に週3回のシャフト補強を実施したのですがヘロヘロになってしまって思うように練習が出来ませんでした。やる事に意味があると言われたらそうなのかもしれませんが、ほんとうにやるだけの練習になってしまったら見ているほうも気持ちが下がります。午前中の練習でかなり負荷はかけています。午後まで集中を保つのはほぼ不可能だと判断しました。シャフト補強はなし。甘くなったのかもしれませんね。

メディ投げ、BOXジャンプ系、バランスディスク系を実施しました。これもできる限り短時間で終わるようにしました。BOXジャンプは器具庫で行ったので下が硬いため足にダメージがあるかなという心配がありました。聞いてみると脛にくる者、ふくらはぎにくる者など様々でした。バランス良く刺激を与えたいという気持ちはあるので可能な限りやっていきました。

終わってからはシャフト補強の変わりのメニューを実施。股関節周りの刺激を入れる事に。ここは思いつきメニューです。何となくやってみたいなと思うことがあったのですがそのための道具を発見したので実際に導入。階段を使ったメニューを追加する事に。土曜日のように時間がある時であれば十分可能だと思います。片足支持で何かをやるというのは実際の走りにつながってくる。見ているとなかなかうまく出来ない者がいます。集中力の関係だけではなくバランスの部分が大きく影響している気がします。この手の練習が真剣に取り組めると本当に強くなれる。あとは選手がどれだけ競技と向き合ってくれるかに全てはかかってきます。こちらは最大限の準備はしますが、最後は選手がどうするかだと思います。

さらに股関節の補強。やり方によってはかなりの負荷をかける事ができます。ここ最近は基本的な補強が少なくなってきている気がしていました。何度も原点に帰らなければいけないと考えてきましたがなかなかできていません。地味な練習ですが定期的に導入していきたいと思います。動きを速くしてしまうと狙ったところに負荷がかからない事があります。ここは見る側が根気強く指導していかなけれないけないと思いますね。

更に手押し車をやって上半身の負荷をかける。終了後20分の体幹補強を導入して終り。全体としては16時には終わったと思います。午前中に3時間半、午後に2時間半くらいできたのでトータルで6時間。通常の学校の3日分くらいになるのでしょうか。この冬はしっかりとやっておかなければいけません。とにかく私も飽きさせない工夫をしながら取り組んでいきたいと思っています。

日曜日はツリー祭りが開催されます。選手には「時には高校生らしい生活をしなさい」と話しました。2つだけ約束事を。1つは「一人で行かない事」(笑)。彼氏と行ったり友達と行ったりして気分転換をする機会にはなると思います。一人で行ったら寂しすぎる(笑)。遊びたい欲求がそれなりにあるでしょうから、そこを完全に抑圧すると競技に対するモチベーションも上がらないはずですから。その代わり練習をする時にはそこは一切割り切って練習をする事に集中することが大切です。
もう一つは「月曜日に練習ができる状態で来る事」です。これだけ寒いのであれば風邪を引いてしまう危険性もあります。ツリー祭りは夕方から夜にかけて行われます。気温も随分低くなるでしょう。歩き回って疲労してしまう可能性もあります。練習が全く出来ないというのであれば今後はこちらから制限をしなければいけなくなります。狙う場所があるならそれに見合う行動は必要になります。ある程度の自由を与える。しかし、やらなければいけないことはきちんとやる。大切なことだと思いますね。信じておくのできちん体調管理には気を配ってもらいたいですね。

あれこれ考えることはあります。多分また書きます。
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一日練習~午前中~

2013-12-22 | 陸上競技
土曜日、この日は寒かった。朝から寒さに耐えるという状態でした。最低気温が1度くらいだったのではないでしょうか。さらに小雨がパラつく天候でした。かなり厚着をしてから練習に行くことに。

なかなか身体が温まりませんから思うように動きません。サーキットをしましたがそれでも温まりません。昨年までは武道場でやっていたので風も吹かず汗をかくくらいでしたが、改修工事のため使用不可。屋外でサーキットをやりますが思っている程身体が温まりません。ジョグをして体操をするよりは温まるだろうと思いますがとにかく寒いという現実は打破できませんでした。

練習はほぼ通常通り。スティック、壁、ハードルで準備をしていきました。スパイクを履いて走ることができていないのでこの日はどんなことがあっても走りたいと考えていました。最初から一日中練習を計画していたので午前中に走練習、午後からはトレーニングの予定。グランド状態としてはあまり良くないのですが走っておかないと先には進めませんから。

チューブをやってからバトン並走。寒さからかなかなか集中が高まりません。もちろんスピードも全開時の7割くらいでしょうか。本当に7割のスピードでゆっくりと走っているわけではありません。うちの練習にはテンポ走は存在していませんから(笑)。動きのキレや感覚的に7割くらいなのかなと。良い者はかなり良いのですが感覚的に上がって来ない者はイマイチです。焦る必要はないと思ってはいますが一冬超えた時には様々な事が変わってしまうのが冬期練習です。何とかなるだろうで進めていくのは避けたいですね。

並走が終わってからそのままソリッド走。30mと60mをやってから少し休息、今度はソリッドなしで60m。普段はソリとスプリントを組み合わせています。感覚的に直結させたいというのがあるので。しかし、この日はその形ではできないだろうなと判断していつもと異なる方法を取りました。何となくですね。集中が続かないと感じていたので飽きないようにしようというのもありました。ものすごい指導スタイルの変化です。こちらのやり方に合わせる形が多かったですが選手の性格やタイプに合わせて大幅な変更です(笑)。

その後はトゥトレ。冬にオーバースピードトレーニングを入れるというのはなかなかありません。多分。この日は動きの様子を見て「無理矢理でも速く動かそう」と判断。寒いから速く動かないというよりは気持ち的に動かないと感じているなと思っていたので。実際に身体が重く感じていた者もいました。だからといってそれなりに走るというのは次につながりません。無理矢理動かして少しおいて60mのスプリント。

ある程度走ったので最後にソリッドとスプリントの組み合わせで。90mと60mのソリッドを行ってから60mのスプリントで。これを2セット。距離的には長くはないですが量的にはかなり走っていると思います。気がついたら走っているというのが理想ですね(笑)。動きを意識して練習をしたいのですがその日その日の状況によってある程度考えていかなければいけないのかなと感じています。

午前中は3時間半。まずまずの負荷だったと思います。
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練習?思い出せない?

2013-12-21 | 陸上競技
金曜日、この日は朝から雪が降っていました。山間部では積雪があり若干公共交通機関にも影響があったようです。朝練はまたも補強。例年配布している「補強メニュー一覧」を今年は配っていないということだったのでスタビのメニューを加えて配布。長距離にも配ったのでそれを見ながら自分たちで補強を進めていくことができればいいなと思います。腹筋・背筋・股関節と部位別に分けています。これを自分でやるだけでかなり効果はあると思います。やるかどうかは選手次第です。

で、この日は防災訓練と薬物教室。外部から講師が来校されての時間となります。いくつか前の記事に書きましたが「落ち着きがない」「服装が崩れている」という者が複数名見受けられました。これに対して見逃すことは簡単ですが冬休みに入りますししっかりとした指導を必要とするのではないかと感じました。突然「指導させてくれ」と申し出たので主任には大変迷惑をかけたと思います。主任の立場からすれば下準備をしてから進めていきたいというところがあるでしょう。が、タイミングを逃すと指導は効果がないと常々思っています。今日言わずに来週に言うのであれば多分何も伝わらないと思います。

様々な場面できちんとやっている生徒から「おかしいのでは?」という話を聞きます。数人がルールを守らなければ守る者は「不平等だ」と感じる。生徒から不満があがるというのはいいことではありません。この1カ月でかなり指導をしてきました。それでも守れない者がいるというのは我々の力不足だと感じます。服装指導というのはある意味いたちごっこです。一つ指導すれば今度は他の方法で誤魔化そうとする。指導をしても本当の意味で理解できない限りは絶対に同じことを繰り返します。

商業科の指導をしました。非常に残念ですがこの中で「通常では考えられないこと」がありました。もう言葉にするのも情けないことです。これまで何をしてきたのか・・・。日常生活をきちんと送るという約束事が最低レベルの条件でしたがこの期に及んでそれすらもできていなかったのか。どれだけ他の話をしても結局この部分がきちんとできないということは「大切なものは何か」さえも伝わっていない。blogに全て書いても「これなら仕方ないな」と感じてもらえるのではないかと思うのですが止めておきます。「頑張りたい」という言葉を発してはいけない。「みんなに迷惑をかけるから」という言葉も相応しくありません。きれいごとで物事は回らないのです。表面的な言葉に人の心を動かすだけの「力」は宿りません。当然のことです。ご推察ください。

「個」として向き合うと決めていたので、放課後12時から指導。練習は13時半からとしました。何とかなるかなと思っていたのですが結局15時25分までかかりました。もちろん昼食を食べる時間など存在しません。15時30分から別の会議が入っていたのですぐにそちらへ。「練習内容を思い出せない」のではなく「一切見ていない」のです。評価しようがありません。この現実をどう考えるか。それでも「批判」はあるでしょう。真剣に生徒と向き合おうと思えば5分程度話したところで何も変わらないのです。じっくり時間をかけて向き合うことで初めて「伝わるかもしれない」というところにいくのです。

信じて疑わない

「私は 人を疑い続けて、うまくやるよりも、人を信じ続けて、馬鹿を見る男になりたい。」

「覚悟の磨き方」 超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将 P214

このような生き方は簡単ではありませんし、ものすごくしんどい。信じるけど裏切られる。この繰り返しです。深く関わっている人物が信頼を失うような行為をするのを目の当たりにすると人の心はかなりダメージを受けます。それでも信じ続けるしかないのです。そういう生き方をしようと決めたのですから。これも「見返り」を求めるからしんどく感じるのかもしれません。きっと分ってくれると信じて向きあうことしかできない。

生徒は「目の前のこと」だけで終わってしまいます。「自分が中心」という所が多くあります。これも仕方ない部分だと思います。だから注意を受けても「うるさい」「うざい」で終わってしまう。「怒られた」というだけで「何がいけなかったのか」を考えない。先日スカート丈で注意(これ以前に数度注意)した生徒が今回もスカートを短くしていました。「折る」ことに対しての注意をしていたのですが今回は「折る」のではなく「上にあげる」形でスカートを短くしていました。うーん、「折る」と注意を受ける。だから「上げる」という感覚なのでしょう。話がつながりません。それでも根気強く指導をしていくしかないのでしょう。

練習は見ていません。だから思い出せません。ドリルをやって坂スキップ、坂道走、補強だったと思います。

このような内容ばかりで面白くないですね。何のために色々とやっているのか?全ては「学校を良くしたい」という想いだけです。自己満足ではなく生徒が将来的に成長するための場であってもらいたいと思っています。一人ではできません。しっかりと「志」を持って多くの人の協力を得て進んでいけたらと思います。簡単なことではありませんし、多くのエネルギーを使います。

かなり長くなりました。すみません。

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