kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

指導の基本的な考え方

2013-12-26 | 陸上競技
前の記事の内容が若干アヤフヤになっているのでどこまで書けるか分かりません(笑)。

終業式があってそこから食事をして練習という流れ。前の記事にも書いていますが服装指導の事でまたも3時間近く時間を要しました。これはかなりしんどい。食事ができないのです。10人以上を指導することになっていましたから時間を要します。それでも見過ごすことはできないと考えて対応しました。ここも人によって全く違う対応をするのかもしれません。私は「ルールを守る」という部分と「我慢をする」という部分が学校生活の中ではすごく大切なことだと思っています。ここを教えることは今後の生活の中に必要不可欠になってくる部分を身につけることができる。嫌なのは分かっていますがそれでも対応をしなければいけません。

指導の中で「あり得ないな」と思うこともありました。指導を受けた者の中には陸上競技部に所属していた者もいます。先日「みんなに迷惑をかけることになるから部活を辞める」と申し出がありました。ここに関しては論点がズレるのであまり言いませんでした。何故辞める理由に他の人の事が出てくるのか?誰の話なのかという部分です。ここはもう触れません。
が、部活に入っていた時からスカートを短くしていたという事でした。最近になって「悪いことをしているな」と気づいてやめたとの事。さすがにそれはないだろうという話です。これまで何度も日常生活をきちんと送るように言い続けて来ました。スカート丈、リボンの着用など本当に基本的な事をやっていくことの大切さを繰り返し話してきました。当たり前のことを当たり前にやるという部分が出来ないものが難しいことをやるのは不可能です。

この段階でこれまでの指導の無意味さを痛感しました。これまでかなりの時間を要して指導をしてきたつもりです。先日は「4継メンバーばかり指導して自分達には指導してくれない。もっと指導をして欲しい。」と直接言われました。自分の主張はするがやらなければいけないことはやらないというのはさすがにないかなと。こういうことをblogに書くと良くないのかもしれませんし、不快に感じる方もいらっしゃると思います。それでもこの時の無力感は想像を絶するレベルのものでした。

かなりのエネルギーを注いで指導をしてきたつもりです。それでもまだ指導が足りないと言われる。技術的な指導をすることも大切だとは思いますがまずは基本的なことの指導が大切だと考えてきました。走ることは一時的な事ですが考え方や物事への取り組み方は一生ものです。高校時代に身につけておくことで大きな力になると思います。だからこそそこに力を注いできました。それがこういう形で返ってくるのは辛すぎる。

多くの生徒に話をします。話が入っているなという者もいればもっと時間がかかるなという者もいます。繰り返しやって行くしかありません。

練習?また書けませんでした。お許しを。
コメント
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