前の記事と少し重なる部分があるのですが。重なるというか若干相反する内容になるのかもしれません。
それぞれの「色」を考えると私の「価値観」だけで物事を伝えていくのは良いことではない。このblogに書いていく中で何度か「価値観を押し付けるな」「お前が辞めろ」とコメントに書かれたことがあります。ここの部分と先ほどの記事に関して思うことがあります。先ほどは私だけの「価値観」ではダメだと思うという書き方をしました。正確に言うと選手の「色」に合わせて指導スタイルをある程度柔軟に変えていかなければいけないということなんですが。だったら今までの指導は何だったのかと言われる可能性もあるし、自分の中で整理しておきたいこともあります。
「価値観」の押し付けというか「最低ラインをクリアできるかどうか」というところまでは指導者の「考え方」が大きく影響すると思っています。全てを選手のやりたいようにやるというようなのは「チーム」でも「指導」でもない。個人の主張でしかないのです。ここは理解してもらいたいと思います。競技に対して真剣に取り組めるか、「チーム」として協調性を持ち同じ方向を向いて進んでいけるかというところまではある程度の道筋を示す必要があると考えています。最初から最後まで「個性だから」といって好き勝手にやらせるのであれば集団は成立しません。ここは「指導」だと思います。この部分にまで「価値観の押し付け」と言われたら「自分で好きな場所で好きなことをやれば良い」という話になると思います。
部活があるのに勝手に遊びに行く。大事な試合の前なのに遊びまわって疲れて力が出せなくなる。練習中も自分がやりたいことをやり続ける。無断で練習を休む。遅刻してくる。この手のことも「色」だ、「個性」だと言われたらキリがありません。ここは絶対に違うと思います。それを許す顧問がいるかもしれませんが、これは私の「価値観」としてはあり得ない。この部分で「価値観の押し付け」だと言われると議論の余地はないと思います。自分自身を正当化するつもりはありません。しかし、ここの部分は絶対に譲れない部分です。
うちは「陸上競技部」です。陸上サークルではありません。やりたいことをやりたいようにやるという集団ではない。強くなるためには避けて通れない「最低限のライン」があるのです。これをクリアできないのに「自分はやっている」と言われる。明らかに手を抜いているのに「自分はきちんとやっている」という。ここはやはり「正していく」必要があると思っています。先ほどの「色」とは全くの別問題です。「色」を出していけるかどうかというのは「最低限のライン」が達成できてから。その前の基本的な段階ができないのに「色」云々ではないと思います。そこの部分は「価値観の押し付け」ではない。やるべきことをきちんとやってからの話です。
基本的なことの徹底。これが重要です。もちろん完璧にできる水準と言うのはありません。できている部分もあればできていない部分もある。そこを理解したうえでの指導が必要になると思います。すごく細かいことを指摘する。これは注意のレベルです。行動の指導というのはよほどのことがなければしていません。過去のことを書けばキリがないのですが、「さすがにそれはないだろう」という時にだけでしょうか。大きな枠で見たときに「許されない行動」については指導する必要があります。また、「チーム」としての行動を逸脱した時にもそれは必要。
「日誌を提出する」という約束事は守るべきです。「時間を守る」という約束事も同様。「練習をする」というのも当然のこと。ここができなければやはり「指導」は必要だと思います。技術的な指導ではなく「生活指導」です。部活動の時間くらいは「競技の指導をしたい」という欲求は大きくありますが、毎年毎年ここはきちんとやっていかなければいけない。「大丈夫だろう」と思っていてもやはり0からスタートして指導しないといけない。時間がかかります。ここが順調に行かないとこちらもイライラしてしまう。良いことではないのですが(笑)。競技面の話ではない部分でエネルギーを多大に使うというのはモチベーションも低下します。それでもやらないといけないのですが。
「色」を出すというのはその後の話だと感じています。「競技に対して真剣に取り組む」「絶対に強くなるという想いで練習に臨む」という姿勢があってこそ初めて「チームカラー」というのが出せる。この「チームカラー」が出せるようになってくると本物の「チーム」として前に進めると思います。「ダラダラしている」「積極性がない」というのは「チームカラー」ではありません。プラスの面での特徴が「チームカラー」です。ここは勘違いしないようにしないといけません。危険な話ですから(笑)。そう考えると本当の意味での「チームカラー」が出せるチームと言うのはそれほど多くないと思います。私が指導してきた中でも何回かしかありません。数年前の「何が何でもやってやる」という「チーム」と今のように「やるときは集中してやる」「明るく前向き」というくらいしか思い浮かびません。「楽観的」と捉えられる可能性も脚ますが、「目標を達成したい」という気持ちは感じています。
「色」を出すのは自分たちです。そこに到達するまでが長い。見ていきたいと思いますね。
それぞれの「色」を考えると私の「価値観」だけで物事を伝えていくのは良いことではない。このblogに書いていく中で何度か「価値観を押し付けるな」「お前が辞めろ」とコメントに書かれたことがあります。ここの部分と先ほどの記事に関して思うことがあります。先ほどは私だけの「価値観」ではダメだと思うという書き方をしました。正確に言うと選手の「色」に合わせて指導スタイルをある程度柔軟に変えていかなければいけないということなんですが。だったら今までの指導は何だったのかと言われる可能性もあるし、自分の中で整理しておきたいこともあります。
「価値観」の押し付けというか「最低ラインをクリアできるかどうか」というところまでは指導者の「考え方」が大きく影響すると思っています。全てを選手のやりたいようにやるというようなのは「チーム」でも「指導」でもない。個人の主張でしかないのです。ここは理解してもらいたいと思います。競技に対して真剣に取り組めるか、「チーム」として協調性を持ち同じ方向を向いて進んでいけるかというところまではある程度の道筋を示す必要があると考えています。最初から最後まで「個性だから」といって好き勝手にやらせるのであれば集団は成立しません。ここは「指導」だと思います。この部分にまで「価値観の押し付け」と言われたら「自分で好きな場所で好きなことをやれば良い」という話になると思います。
部活があるのに勝手に遊びに行く。大事な試合の前なのに遊びまわって疲れて力が出せなくなる。練習中も自分がやりたいことをやり続ける。無断で練習を休む。遅刻してくる。この手のことも「色」だ、「個性」だと言われたらキリがありません。ここは絶対に違うと思います。それを許す顧問がいるかもしれませんが、これは私の「価値観」としてはあり得ない。この部分で「価値観の押し付け」だと言われると議論の余地はないと思います。自分自身を正当化するつもりはありません。しかし、ここの部分は絶対に譲れない部分です。
うちは「陸上競技部」です。陸上サークルではありません。やりたいことをやりたいようにやるという集団ではない。強くなるためには避けて通れない「最低限のライン」があるのです。これをクリアできないのに「自分はやっている」と言われる。明らかに手を抜いているのに「自分はきちんとやっている」という。ここはやはり「正していく」必要があると思っています。先ほどの「色」とは全くの別問題です。「色」を出していけるかどうかというのは「最低限のライン」が達成できてから。その前の基本的な段階ができないのに「色」云々ではないと思います。そこの部分は「価値観の押し付け」ではない。やるべきことをきちんとやってからの話です。
基本的なことの徹底。これが重要です。もちろん完璧にできる水準と言うのはありません。できている部分もあればできていない部分もある。そこを理解したうえでの指導が必要になると思います。すごく細かいことを指摘する。これは注意のレベルです。行動の指導というのはよほどのことがなければしていません。過去のことを書けばキリがないのですが、「さすがにそれはないだろう」という時にだけでしょうか。大きな枠で見たときに「許されない行動」については指導する必要があります。また、「チーム」としての行動を逸脱した時にもそれは必要。
「日誌を提出する」という約束事は守るべきです。「時間を守る」という約束事も同様。「練習をする」というのも当然のこと。ここができなければやはり「指導」は必要だと思います。技術的な指導ではなく「生活指導」です。部活動の時間くらいは「競技の指導をしたい」という欲求は大きくありますが、毎年毎年ここはきちんとやっていかなければいけない。「大丈夫だろう」と思っていてもやはり0からスタートして指導しないといけない。時間がかかります。ここが順調に行かないとこちらもイライラしてしまう。良いことではないのですが(笑)。競技面の話ではない部分でエネルギーを多大に使うというのはモチベーションも低下します。それでもやらないといけないのですが。
「色」を出すというのはその後の話だと感じています。「競技に対して真剣に取り組む」「絶対に強くなるという想いで練習に臨む」という姿勢があってこそ初めて「チームカラー」というのが出せる。この「チームカラー」が出せるようになってくると本物の「チーム」として前に進めると思います。「ダラダラしている」「積極性がない」というのは「チームカラー」ではありません。プラスの面での特徴が「チームカラー」です。ここは勘違いしないようにしないといけません。危険な話ですから(笑)。そう考えると本当の意味での「チームカラー」が出せるチームと言うのはそれほど多くないと思います。私が指導してきた中でも何回かしかありません。数年前の「何が何でもやってやる」という「チーム」と今のように「やるときは集中してやる」「明るく前向き」というくらいしか思い浮かびません。「楽観的」と捉えられる可能性も脚ますが、「目標を達成したい」という気持ちは感じています。
「色」を出すのは自分たちです。そこに到達するまでが長い。見ていきたいと思いますね。