kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

目覚しい進歩2

2013-12-09 | 陸上競技
前の記事の続き。

スティックでタイミングを合わせる事を意識させました。脚だけの動きにならないようにならないようにする事に加えて接地するタイミングで少し意識させる事がありました。無駄な力を使わずに進みたいと考えていますから、そのための練習ですね。この日はじっと動きを見ていました。何となく感覚はつかめつつあるのかなと感じています。

更にハードルを使った練習をしっかりと。前のスティックの動きと合わせて重心移動と脚のタイミングを意識させました。とにかく回数を増やして一気に感覚を作る。派手さは全くないのですが付きっきりで動きをやり続けるとそれなりに変化が生まれます。見ているとすごい変化がありました。普段からやっていることです。それなのに大きな変化があるというのは何かしらのきっかけがあったはずです。ここを忘れてもらいたくないですね。覚えるためには時間がかかりますが忘れるのは一瞬ですからね。

あとは通常通りの練習。ハードルを使ってひたすらやっていきました。見ていると重心移動がかなりできるようになってきました。更に接地までも良くなっている。うーん、これは何なんでしょうか。集中して取り組んだ結果なのか、変わる時期だったのか。股関節周辺の動かし方や移動がスムーズになっています。もう少し見ておきたかったのですが呼び出されたのでその場を離れることに。同じ練習をもう一セット行うように指示を出しました。かなりの量ですがここでしっかりとやっておくことが大事だと感じたので。

30分くらい経って練習に戻りました。同じくハードルをやっていたのでそれを見ることに。タイミング的に練習を離れる前と同じ内容でした。そのまま連続抜きをやってから走ることに。予定としては基本をやって終わるつもりでしたがここまでの動きを見て「もったいないから走ろう」という気持ちが出てきました。せっかく感覚が良くなっているのにここで終わったら定着しないのではないかと思ったからです。

急遽廊下で短い距離を走ることにしました。18時半くらいだったので何本かは走れるだろうと。距離的に走れるのは40mくらいしかありませんがそれだけでも走れるというのは全く違うと思います。実際に走らせてみると驚くほど進みました。過大評価かも知れませんが、これまでで一番良いんじゃないかというスピードレベルでした。重心移動もスムーズになっていましたし、無駄な力を使わずに進んでいました。本当はスパイクを履いて60mくらいを走れると良いのでしょうが屋外で走るのは不可能な状態でしたから仕方ありません。

この走りをみるとやはり基本的な動きの積み重ねで感覚を作ることの重要さを感じます。実際に全力で走る中では動きを意識できません。今の理想は本人に意識しなくても狙いとする動きができるようになることです。ドリルなどもそういうのが理想だと思います。今の私にはそこまでの力はないので地道にドリルで意識させていくしかないのですが。

このスピードで練習をしていければ来年は学内のランキングに変化があるのではないかと感じています。それくらい良い動きでした。上級生を脅かす存在になるのではないかと期待しています。大げさかも知れませんがそこまでの水準になる可能性は十分にあると感じています。筋力的にも動き的にもまだ不十分ですが真剣に一冬超える事ができれば大化けするかもしれません。

一時的な変化かも知れませんが、この動きの定着をしっかりとおこなっていきたいと思います。変わるのが早いという事は忘れるのも早いということです。以前からうちの選手は動きを作って行く中で力を付けています。合わない動きをすると大きく崩れてしまう危険性もあるのです。だからこそ自分達の走りを理解していかなければいけない。考えながら練習をしていきたい。

驚くほど変化があるというのは私自身嬉しいのですが、何が一番良かったのかを判断していく必要があります。分かりません(笑)。安定しないとまた元に戻るのです。一喜一憂しないようにしなければいけないのですが、流石に嬉しいなと思ったのです細かく書いておきます(笑)。
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目覚しい進歩

2013-12-09 | 陸上競技
月曜日、この日は午後から雨予報。せっかく練習が積めるのにもったいないなという感じでした。金曜日、土曜日と感覚的に掴みかけているのでこの機会にしっかりと練習をさせておきたいと思っていたのですが。なかなか難しい部分ですね。

朝は雨が降っていなかったので屋外でドリルを。普段走る時にやるドリルを確認していきました。雨が降ると難しくなるので可能な限り朝の段階でやっておきたいと思っていたので。久々にハードルの一歩抜きをやりました。分かりにくい内容で申し訳ないのですが(笑)。速い動きの中でしっかりと接地ポジションを作るための練習です。その流れのまま連続抜きへ。予備動作として一歩抜きをやっておくと接地する時の動きの確認となります。こちらが狙っていた動きは出来たかなと。

昼過ぎから雨。私はあれこれ対応に追われる。うーん、天才的に引き寄せます。ここまで来ると才能だと思いますね。師匠が「引き寄せる人は自分で種をまいている」と言われますが、私はまいていなくても集まってくるタイプではないかと思っています。少し話がそれますが先日11時半開店のお店に12時にラーメンを食べに行ったら「すみません、材料切れてしまいました」と言われてしまいました。どう思いますか?通常では考えられない気がします。かなり前には有名なうどん屋さんに食べに行ったらその日だけ臨時休業で休みだったりとか。この手の事は数限りなく存在しています。種はまいていないと思うんですけどね。

午後の練習は雨だったのでサーキットから始めて基本的な事をひたすらやらせる事に。二日間徹底的に動きの基本をやっています。土曜の練習の中で手応えを感じる所まで行きました。今更ですがこれまでの数ヶ月は何だったんでしょうか(笑)。その数ヶ月があったからこの二日間で動きの変化が生まれたと考える事も出来ますが、自分達でやるんだという意識で練習に主体的に取り組めるかどうかだと思います。これから先の取り組みの中で進め方を考えていかなけれはいけないですね。練習の進め方をきちんと考えていけばもっと早い段階で変化を生み出せるかもしれません。

そういう状態だったので本当に基本の重心移動をやりました。今回は外で出来ないのでその場で確認できるような練習にしました。朝からかなりやっていたのでうまくいけばスムーズに動きを作れるのではないかと考えていました。が、ちょっと高度な事を求めてしまった部分があります(笑)。かなり時間を要しました。やっている事は難しくないのですが「感覚作り」としてはつかみにくい部分があると思います。それでもひたすらやっていきました。こういう地味な練習は得意です(笑)。

実際に走っている中で感覚を作るという指導は私は苦手です。というか、速い動きの中で高校生が細かい事を考えながらやっていくのは不可能だと考えています。走りの全体像をイメージしながらも部分的な感覚作りをしていく。その感覚を大切にしながら実際の走りの時には自然に身体が動くようにする。それが理想なのではないかと常々考えています。こんなに地味な練習を続けていくのは根気が必要です。それでもこの感覚作りが将来的に大きな力につながって行くと思いますね。

ここの段階でかなり時間をかけたのですが更にスティックを使って膝締めと接地の確認。先日この動きをある者がやっていた時に「ん?」と感じました。意識して丁寧にやっておかないと「同じような動き」になりますが「全く違う動き」になってしまうのです。ここが一番恐ろしい部分です。何となくやっていたら絶対に動きは変わらないと思います。一生懸命やっているのに動きが変わらないというのは、実際はきちんとした意識ができていないのだと思います。身体を動かす事に一生懸命なだけで目的意識のない運動となるだけ。

残念ながら長くなってきたので記事を変えます(笑)。まとめる力がないですねー(笑)。すみません。
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