kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

記録会に行く

2018-07-24 | 陸上競技
土曜日。この日は急遽記録会に参加することに。先日の高体連記録会ではなかなか記録が出ない。同タイミングで行われていた強化記録会はタイムが出やすい環境だったようです。なかなかタイミングを外します(笑)。まー記録を出すというのは満足感のためという部分もあります。焦って何かをする必要はないと思いますが。前の記事にも書いていますが暑さもあってひたすら追い込むのは不可能。短時間でしっかりと負荷をかけられるようにした方が良いなと判断。

調べてみると当日申し込みができる記録会があったので参加させてもらうことに。少し前にその周辺で大きな被害があったと聞いていたのでどうなのかな?と思ってhys先生に連絡を取ってみると記録会に参加予定ということであれこれ打ち合わせをして便乗させてもらうことに。マイクロバスに乗せてもらうことになりました。いやー、我ながらこういう所の図々しさは半端ないですね(笑)

10時に学校を出発することに。私は8時くらいに到着してテントの準備をしてから氷を買いに行く。必要なモノを揃える。結構真面目にやっています。予定通り出発して途中でSoを拾って広島へ。宮島SAで食事をとって13時ごろ目的に到着。hkz大学での記録会です。監督さんに挨拶をして選手はアップを。よく見てみるとどこかで見たような選手も参加していました(笑)小さな記録会です。タータンは4レーンしかないのでレースも4人ずつ。

タータンのコンディションやスタブロが削れているという部分はありましたがそれでもレースに出れるというのは大きい。うちの選手はこういう環境でのレースに慣れていなかった。決まり切ったパターンや恵まれた環境で走るということが多い。そういう部分ではタフさが足りないなと思います。どのような条件でも強い選手は強いと思いますね。

風が微妙だったのですがレース逆走にしてもらえました。臨機応変に対応してもらえるというのはありがたいですね。参加料も100円です。山口県では記録会が1500円だったりします。参加しやすい記録会があるというとのは大きいと思います。

レースは女子から。課題が浮き彫りになる。Nはスタートが乗れない。完全に以前のスタートに戻っています。劇遅れ。Mはスタートはまずまずですが中間以降でタイミングがズレ始めて追いつかれる。Sは勝ちたくて力みまくり。それぞれか課題としている部分がモロに出た感じですね。Nが46、Mが56、Sが87。微妙(笑)次の組みで走ったToはフィニッシュを間違える(笑)。どうなんだ。これはちょっと、と思って相談に行きました。半ば強引に男子の最終組の後にもう一本走らせてもらえないかとお願いをしました。ありがたいことに聞き入れてもらえて再度レースできることに。感謝。

男子はSoが11秒19。これは合格点だと思いますね。他の男子も出場しました。少しずつ経験を積む。初めてレースに出る者もいました。課題を見つけることも必要ですし、経験することも必要。それぞれが段階に応じたものを求めていけばいいと思っています。

女子は4人でもう一回。今度は比較的安定したスタートができました。3人がほぼ横一線という感じで途中まで。フィニッシュが見難い部分があったのですが。Nが55、Mが57、Sか67、Toが13秒31。課題克服には至りませんでしたがSは先週に引き続いてベスト更新です。この価値は大きいと思います。3年生がしっかりと動きを作ってこの時期にPBを出す。普段の練習の取り組みを見ているとやはり熱が違います。何とかしたいという想いが出ています。この想いを他の者も感じ取って欲しい。

リレーは3チームの出場。3レーンでした。レース自体はまずまず。3-4走がまたも詰まりました。今シーズンはここですね。なかなか改善できません。この部分が大きな要因になっています。普段とは異なりホームストレートが向かい風だったというのもあると思います。Sが走れるようになってきているというのも考慮しながらやらなければいけません。タイム的には48秒88。他のチームが55秒後半かかっていたというのもあり完全な単独レース。もう少し競り合いができれば記録も上がってくると思うのですが。とはいえ、目標記録までは遠い。このままでは戦うという話にはなりません。3枚看板の2人がどれだけきちんと走れるようになるか。ここは大きいと思いますね。

本人たちがこのレースを終えて何を感じるか。限られた時間の中で何をするか。必要だと思ったことをしっかりと考えそれを練習に取り入れて行きたいと思います。自分たちが何をしなければいけないのかを判断できる選手になってもらいたい。そうでなければ勝負することはできません。男子の力や他のチームの力を借りながらやっていきたいと思います。力を貸してください。

学校に戻ったのは20時過ぎだったでしょうか。こうやって記録会に参加できたのはhys先生が運転してくれたから。感謝しなければいけません。こういう部分がどれだけわかっているか。多くの人の支えの中でレースをしている。前に進んでいる。忘れないようにしなければいけません。

少しずつ。とはいえ少しでは間に合わない(笑)。どうするかですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

確認しながら

2018-07-23 | 陸上競技
更新に届かず。なかなか時間が確保できません。案外バタバタ。金曜日のことを思い出しながら書いておきます。

この日は終業式。朝練は補強のみ。学校は大掃除が終わってからALTの離任式と校納式。そこから校長の話。なかなかです(笑)今の時代、体調が悪くなったりするとすぐに保護者からメールが来たりします。数人体調が悪くなればマスコミが来る可能性もある。最新の注意を払うという感覚が必要なのだと思います。批判しやすい場所は批判する風潮がありますから。

どちらにしても異常気象なのは間違いない。これだけ暑い中で何かをやろうというのは無謀なのかもしれないですね。ある新聞社が「炎天下の中て運動することの危険性」について書いていました。この暑さの中で運動をすることがどれだけ危険なのかを訴えていました。しかし、その記事に対して他の新聞社が疑問を投げかけていました。「炎天下での運動中止を記載した新聞社が主催の高校野球に対しては言わないのか?!」とチクり。

人それぞれ立場がある。自分達に不利になることは一切取り上げない。まーあれだけ全国的に野球応援で熱中症が出ていたら言われると思います。選手は攻撃の時には日陰で休めます。応援団はずっと日向になります。テント設営を認めるという話もあったようです。形式的な話ではなくきちんと対応しないと危険なのは間違いないですね。指摘するところは公平にしてもらいたい。

練習前に氷を購入することに。近くで氷が購入できることが分かったので。選手を連れて買いに行きました。25リットルで300円、50リットルで600円、75リットルで900円。身体を冷やすためにこちらも最大限のことをやりたい。クーラーボックスを持ってって購入。それほどいらないと思ったので「25リットルください!」とお願いすると「クーラーボックスの大きさに合わせて販売しているので無理」とのこと。えぇー?!

半日練習です。それほど必要ない。半分残して次の日に半分買うときは?と聞くとそれも関係ないと。とにかくクーラーボックスの大きさに合わせての販売。どれくらい入るのか?と聞かれて分からず。購入時から貼ってあるシールに「58リットル」と書かれていました(笑)おいおい。剥がしておけばよかった。結局900円かかる。背に腹はかえられない。

が、確認してみると誰もアイスパックを持ってきていない(笑)親の心子知らず(笑)。なんなんだ?!仕方ないのでホームセンターに行ってビニール袋を購入。300円(笑)とりあえず急場はしのげたかなと。こういう部分がまだまだ甘いんですが。

練習に関してはそれなりに。日差しが強いのでグランドではなく日陰でアップをさせることに。日よけも準備しておきました。少しでも直射日光に当たらない方が良いだろうとの判断です。当たり前の話ですが。私は選手がアップをしてる間にグランドに水撒きを。気化熱で多少なりと違うかなと。撒いている間に最初に撒いた場所が乾く。まさに焼け石に水。それでもやる方が良いだろうとしばらくやってきました。

試合のアップをやって行きながら。片足スキップとチューブシザース。10バトンと25並走。本数的には1本ずつ。バトン合わせもしておきました。更にトーイング。走れる状態を作るとい感じです。暑いので自然と休憩時間が長くなります。それでもやらなければいけないことはやる。暑さを避けながらになりますが。

次の日の準備をして終わり。私はそこからあれこれやって保護者と話をしてその日は終わり。バタバタです。

なかなか落ち着きません。やらなければいけないことがありすぎて対応に追われます。なかなか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽めに

2018-07-21 | 陸上競技
木曜日。この日も朝から暑かった。この状況下で生活するのはなかなかです。前日のニュースでも暑さが取り上げられていました。気になったので大阪のmtm先生に連絡を。大阪は大変だったようです。温度計が40度、タータンの照り返しで45度くらいになっていたようです。運動をするレベルではない。この状況で練習量を追うのは不可能。練習よりも体調管理が最優先だと思いますね。

ということで朝の段階で動きの確認をやっておくことに。20~30分程度。走るために必要な要素を各自で確認するレベルにしました。グランドは直射日光が当たるので校舎の陰でこっそりと。日光に当たるかどうかだけで大きく違います。先日からあまりにも暑いので「温度計」をスマホに入れました。定期的に温度の確認をするようにしています。温度が32度であっても体感温度が40度になることも。陰でやるだけで体が感じる温度はかなり違うと思います。こちらも工夫を。

避難訓練と薬物乱用についての講演がありました。事前に水分補給のことに関して提案させてもらっていました。こういう時代ですから。意図的に休憩時間を長くとってもらって教室に戻って水分を取る。任せるのではなく半強制的に水分補給をさせる必要があると思います。何かが起きてからでは遅い。県外では体育館で2時間近く話が合って何人もが救急車で搬送されたというニュースが流れていました。学校などの教育機関はマスコミからすれば「やり玉に挙げやすい」と思います。細かい状況を伝えませんから。一方的に「悪」になりやすい。まー本当に常軌を逸している指導もあるのかもしれませんが。

学校行事が終わってからすぐに練習。20分のみと区切って校舎内の陰で行うことにしました。チューブもも上げ、スイッチング、上半身と下半身のタイミングを合わせる動き。これのみ。落とすと決めていたので。それも日陰で。「暑さにはなれなければいけない」と思います。しかし、この暑さに「慣れるために炎天下でやるぞ」と強行するのは微妙。少しでも環境を整える必要があると思います。

実際に昼間にグランドに立つとわかると思います。できません。この状況を自分自身が肌で感じながらやる必要がある。これまでは問題なくできていたとしても今は難しい。その現実をしっかりと把握する必要があります。指導者自身が根性論ではないですが「選手が暑いとろでやっているのだから自分も外にいる」というスタンスはほぼ無意味だと思います。選手が暑いのであれば指導者も暑い。だからどうするのかを考える必要があると思っています。

本当に20分で終えました。そこからはあれこれ準備。議事録ではないですがこれまでのことを少しまとめることにしました。これは最近の流れですね。何か指導をした場合は「説明責任」が問われます。一つの指導に関して「説明責任」を求められるので何かを指導したらそれを残しておく必要がある。「働き方改革」と言われますが何の話だという感じですね。指導すればそれを事細かく残す。外部から何か言われた時のために「予防線を張る」という感覚。

そんなことなら見て見ぬふりをするほうがいい。手間が減りますから。それが教育ではない。実際問題、ダメなものをダメと示すとそれに対しての「説明責任」が生じる。まー誰のための教育活動なのかというのは考える必要はあると思います。本気で考えさせられますね。

昼食もとれず。なかなかです。まー「働き方改革」ですね・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色々な要素を

2018-07-20 | 陸上競技
水曜日。この日も通常授業。なかなかです(笑)。朝から本当にバタバタしていました。昼休みに生徒を集めることになっていたのでそのための準備を。伝達をお願いしている部分があるのですがなかなか伝わりません。うーん。生徒から担任に報告をさせるのですがそれも微妙。とにかく耐え忍びならばやっていくしかないと思いますね。

合間に練習計画を。前日にどのような練習をしたいのかを確認していました。あれこれ要素があったのでそれを広く浅くやるようにしました。突き詰めての練習というよりはバランスよく広く浅くやる感覚でしょうか。

日本中で「暑さ」について触れられています。尋常ではない暑さ。この環境の中でどうやって練習をするのか。運動をしたらいけないレベルの暑さです。この日の練習自体は夕方からだったので問題ないなという感じでしたが。夕方になると練習場所は部室の陰になりやりやすくなります。それだけでずいぶん違う。何が起こるかわかりません。そこも踏まえて計画をしなければいけない。

追い打ちをかけるようにこの日は会議。こういうご時世ですから不安要素はあります。メニュー的にトレーニングを減らして基礎的なことをやる時間にしておきました。強い負荷をかけると熱中症になる危険性が出てくるので。このあたりも「安全管理」といわれるかもしれませんね。全くやらないというわけにもいきませんから。本当に夕方の練習でよかった。

メニューは本当に広く浅く。バランス系から始めてハードルドリル。そこからスパイクを履いてスキップとチューブシザース。流れの中でスイッチングランも。試合の反省として「中間での切り替え」を挙げている者もいたのでその部分への対応。チューブ5歩をやってから前半マーク。2次加速の部分が上手くいかないというのもあったので40↑20→も。色々な要素を詰め込んでいます。本当に幕の内弁当のような練習。だからこそ「それぞれの練習課題を明確にして取り組む」と伝えていました。やるだけの練習になるのは効果的ではないので。目的意識のある練習ができるかどうか。

メニュー的にはそこからオーバースピードトレーニング。このあたりから私も練習に参加できました。スピード刺激を入れてから10バトン、25並走。本数は最低限、1本ずつとしました。さらには7030も。ここまでは1本ずつ。続いてバトン合わせ。ここからは私のスマホで動画を撮りながら実施。1本走ってその状況の確認。ペアで確認して次の1本に生かす。バトンに関しては2本ずつとしました。練習課題として挙げている部分をどうするのかをきちんと考えなければいけないと思います。

そのままのSDへ。時間を取って各自で確認をさせました。これも動画を撮りながら。自分が1本走った時の感覚と動きのギャップを明確にしていく。思っている動きができているのか。できていないとすればどこに問題点があるのか。目で見て確認。これを繰り返していきながら自分の動きを作っていきたいと思っていました。本来であればここから各自での課題練習にしようと思っていたのですが「詰め込みすぎ」により練習時間が足りなくなりました(笑)

最後に少しだけやりたいなと思っていたのでどうするか確認。120m位の距離を走るか中間の動きを作るか。本人たちは「中間の動きづくり」をしたいということだったのでB走とDM走を。60m位の距離を使って2セット実施。一気に走った感じでした。

レースを連続して入れる。そうなるとやはり練習量としては追えなくなります。この部分に対してどう考えるか。調整調整で過ごすというのではなく「やるべきことはやる」という部分かなと思います。月曜日を休みにしています。そうなると水曜日しか練習ができなくなる。考えなければいけないかなとは思います。

しかし、この暑さ。長時間練習を何日もするほうがダメージが大きい気がします。そうであれば調整も含めて量を追う日を減らしていく必要があると思います。毎日はできません。だからこそ意味のある練習にしたいなと思います。それぞれの練習に集中して取り組むというのは必要不可欠だと思います。1回しか練習がないと思えばその1本を大切にできる。できないものは結果動きが変わらないというだけ。

色々な要素をやりました。それが良いのか悪いのか。見ていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

考える

2018-07-19 | 陸上競技
記録会が終わり次に向けて。とはいえ、私の体力がかなり厳しい。なかなか分かってもらえないと思いますが。毎回のことですが記録会の時に審判をする。どの部署も大変なのですが私が担当している出発係はかなりしんどい。今回は現地集合で大会を運営していました。招集場所がスタート地点。役員の人数の関係で出発係が選手の招集を行いナンバーカードの確認も行う。つまり仕事が倍になります。人数は全体で4〜5人しかいない出発係。スタートを見る人とナンバーカードを確認する人で常に仕事がある。この炎天下、休憩することができないのです(笑)

2日目は本当に人が少なく途中から2人になりそうな勢い。急遽、勝手に勧誘活動をして出発係を増やす(笑)。それでも2時間ぶっ続けでの役員がありました。ニュースで話題にもなっていますし、色々な人が体感されていると思いますが命の危機を感じる暑さ。日焼けするというレベルではなく完全に焦げました。どうも他の人よりも日焼けしやすい様子。そのダメージが大きくて。水を浴びて熱を冷ましましたが身体の内にこもる感じでした。ヘロヘロです。

そんな中で色々と考えることがありました。この炎天下でこれからどうやって練習をするか。暑さに慣れるという部分も必要なのかもしれませんが運動するにはちょっとしんどいなと。今回の記録会が狙ったタイムが出ない。チカラが劇的に落ちているとは考えにくい。量を追う練習はできない。どうするか。

考える中でちょっとmtm先生に相談。近畿の流れですごく気になっていたことがあったのでそのことを聞いてみました。関西では連続して試合に出ているイメージがあります。毎週末に試合に出続ける。色々な意味合いがあると思います。各地区での記録会やユースに向けての支部大会がある。これはシーズン通じてずっと続いている感覚があります。山口県では記録会自体がありませんからそれは難しい。意図的なのかそうでないのかは別にしてやはりレースに出るというのは大きな刺激になると思います。負荷を与えながらという感じも出てきます。

微妙な記録会の結果を踏まえてもう一度レースに出たいなと考えていました。そうなるとどこかでレースがないかなと探さなければいけません。あれこれ探す。少し遠くてもいいので。記録会がある場所があったのですが、その近辺は豪雨の影響により交通途絶の箇所もあるという話を聞いていました。実際問題、記録が実施されるのかどうかも危ういのかもしれない。そう思ってhys先生に連絡。人頼り(笑)

これまた偶然なのですがhys先生も同じことを考えていたらしくその記録会にいくとのこと。更に話を聞くとマイクロバスに余裕があって人が乗れると(笑)便乗して連れて行ってもらうことにしました。レンタカーを借りていこうと思っていたのですが。こういう部分は頼りまくっています。多くの人の力を借りながら進んでいきたいなと。借りまくりですが(笑)

ということで急遽記録会に参加する方向で。練習計画なども考えないといけません。選手に連絡を取って高体連記録会の反省を生かして何をするのかを考えさせました。私も考えますし、本人達がやりたい事を考えていくことも必要だと思います。様々な要素を考慮しながら取り組んでいきたいと思います。

あれこれ頭を使いたいと思います。少しずつ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高体連記録会2

2018-07-18 | 陸上競技
月曜日、前日に引き続き高体連記録会。この日も100m中心に出場。練習の一環としての出場。複数種目に出場するのとありだと考えてはいましたがインターハイのこともあり女子は100mとリレー、男子は可能な個人種目に出場。暑さもありバテている部分もあるでしょうが。

200mはSoのみ。前週の大雨の影響でほとんど練習ができませんでした。家から出ることもできないような状態。練習が積めていないので後半は気にせず。しっかりと走れればいいやという感じで捉えていました。23秒01でしたが前半突っ込めたので問題なし。十分だと思います。

100mは昼から。かなり暑い中でのレースになりました。記録云々というよりはきちんとレースの組み立てが出来ればと。前日と同様1組目に3年生が3人。レースとしてはスタートからSが良かった。Mはまずまず。Nは微妙。Sは万全の状態ではない中でしたがいいスタートでした。身体を起こしたとに誰もがいなかったので焦ったと初心者のような話をしていましたが。Mは前日我慢できずにすぐに身体を起こしてしまいました。そこを頭に入れていたようです。そのため最初の数歩が上手く乗れず。そこからはまずまずでしたが。NはMに先行されまた自分の走りができない。Sが中盤から少し離れてしまいましたがレースの流れとしてはまずまずかなと。Mが12秒53、Nが12秒63、Sが12秒80。記録的にはあと0.3秒ずつは男爵できないといけないレベルです。とはいえSは悪条件の中でPB。少しずつ形になってきてるのかなと。

Toは前日に引き続き13秒28。もう少し短縮できそうな気はします。ここが12秒台に入ってくれるかどうかは大きいのですが。リレーの時の走りは持ちタイムが上の選手と互角以上に走ります。練習を積んでいけたらとは思います。次の組にSaとNaが。Naは中国大会以降、足を痛めていてなかなか練習かできませんでした。数日前からやっと走り始めたくらい。無理はさせられません。それでも前半の動きはまずまず。中間からスピードが鈍ってしまいました。14秒18とまた本来の力は出せず。少しずつです。Saはスタートで遅れましたがそこからスピードを維持してトップでフィニッシュ。向い風1mの中で13秒47。地味にPB。よく走りました。

男子はスタート地点からレースを見ることになったので全体の流れがよく分からない状態でした。Soはスタートはまずまず。後半タイミングがズレるのをなんとか保ちながら走れたということ。11秒29。とにかく練習として走る。記録云々を言いはじめたらキリがなので。Ooも久々のレースへ。スタートで出遅れました。後半の走りは浮いていたとのこと。結果を見てみると12秒28の大幅自己ベスト。きちんと練習が積めたら11秒台に入るかもしれません。少しずつ少しずつかなと。地道に練習が詰めれば結果につながると思います。インターハイに行く選手だけが練習をしているわけではありません。目立たないかも知れませんが少しずつ積み重ねていきます。

リレー、今回はNの走りが微妙でした。1-2走のバトンが詰まる。2-3走のバトンが流れる。どうにもならないレベルのバトンではないのですが。最大の問題は動きがきちんと作れていないというのが一番の原因だと思いますね。結果的に49秒18。なかなかの記録です。この状況でどうやってあと2秒短縮するのか。ここは考えていかなければいけない。タイムが悪いという話は二の次だと思っています。この状況の中で記録が出ることは低いですから。課題を見つけるためにどうするのか。次にどう繋げていくのか。ここです。

表面的な記録にとらわれたくはないなと思います。このグランドで記録が出ることはなかなか難しい。それは分かっています。山口で行われる強化記録会に出ることも考えていました。それでも今回は高体連記録会に出た。そこの意味ですね。

記録的には低調。これはうちの選手だけではない。とにかくやれることをしっかりとやっていきたいと考えています。まだまだやらないといけないことが多い。自己分析がどれだけできるか。課題克服がどれだけできるか。

この日の身体へのダメージは大きいと思います。それに対してどのような対応をするのか。ある選手は翌日に下関まで治療に行きたいと話していました。それぞれが何をやるべきかをしっかりと考えなければいけないと思います。レースに出たというだけで終われない。熱を持った身体をどうするか。レースに出なかった者が何をするのか。そこまで考えられるかどうか。

とりあえず記録しておきます。楽しい内容ではないですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高体連記録会1

2018-07-17 | 陸上競技
日曜日、この日は高体連記録会でした。2日連続の記録会。調整云々ではなくまずは試合に出るという感覚です。記録が出ればいいと思うのですがそれは簡単ではない。やるべき動きをきちんとすることで結果につなげていければと思っていました。

前日の夜からいろいろと考えていました。暑さ対策も必要だと思っていたからです。気温自体がかなり高くなります。防府の競技場で開催される記録会ですから日よけもありません。タータン自体の質もそれほど良くないのでいい記録が出るというのは考えにくい。それでも課題を見つけるためにはレースに出ておきたいなと。暑さ対策のため当日の朝は大量に氷を準備する。さらに夜に気になったので近くの施設に電話をして確認をすることにしました。暑い中で過ごすよりは少しでも環境の良いところに滞在させてやりたいなと。施設の控室を有料で借りてそこで過ごすことに。私にできることは最大限にやりたいと思っています。

当日の朝、保護者の協力を得て予約しに行きました。支払いも含めて。こういう部分は本当に助かります。自分たちだけではどうにもできない部分があります。役員の仕事があるので私自身は競技場内であれこれやらなければいけませんでした。そのため交渉と支払いをお願いしました。選手はこういう支えがあることをしっかりと理解するべきです。環境が整えられるのことは当然ではないので。

この日は女子は100mとリレー。男子は100mその他でした。それほど記録が出るとは思っていません。練習の一環という感覚もあります。練習よりも質の高いレースに出ることで多少なりと課題が見つかるのではないかと思っていました。風が吹いたらいいなと思いながらもそんなに甘くなく。完全な横風でした。まー仕方ないですね。

女子は全員出場。1組目に3年生女子が3人入りました。今回はインターハイを逃しましたが力的に強い2人。インターハイに進む選手も参加していました。勝負を避けるという話にはなりません。レース自体はNとM、スタートで出遅れる。これが中国大会で出たから勝ち上がれなかったのですが。中間以降なんとか持ち直して走りましたがNが12秒42、Mが12秒45でした。インターハイ選手には勝ちましたがレースとしては20点レベルだと思います。やろうとしていることがきちんとできていない。Sも加速段階でいまいちの乗りでした。中盤以降はそれなりに走って12秒89。一応SBです。条件がそれほどでもない中でSBが出たというのは評価できます。が、力的にはこんなものではない。追風0.7という条件でしたがタイムは全体的によくない。うちの選手がというのではなく総じてですが。

1年生はToが13秒26これもSBです。中間以降の走りが・・・。それでも1年生でこの時期にこれくらい走れれば合格だと思っています。力を出し切れたかどうかは別にしてまずまずの走り。中学時代にToよりもいい記録で走っている選手が多数いる中で現時点としたら合格点。Saも出場しました。県選手権でよくわからないままベスト更新していたのですが。今回もスタートに課題を置くという話でしたが1歩目で既に苦笑い状態。なかなか。それでも13秒48で走りました。PBです(笑)。加速段階が驚くほど悪い。改善の余地ありですがきちんとできればすぐにでも13秒2は出るでしょうね。

男子はSoが。雨の影響で先週末は全く練習できず。その関係で持久系の練習がほとんどできていません。スタブロからの出も十分ではない。それでもレース経験を積ませていきたいと思っています。レース自体は11秒31。記録的には微妙ですが合格点かなという感じでした。その後300mにもチャレンジ。後半練習を全くやっていないのでこれも練習の一環としての取り組みになります。強度を増やしながらチャレンジという感じですね。

女子はリレーにも出場。このレースでどれくらいの走りができるのか。タイムが出る出ないのはなしではなく「今やろうとしていることができるかどうか」です。バトンは微妙。3-4走の区間が今回も・・・。真剣に考えたいと思っています。タイムも48秒94。記録自体はそれほどでもないかなと思っています。この競技場ではなかなか記録が出ない。走りのタイプというのもあるかもしれませんがほぼ反発はありません。20年近く改修されていない状況であれば仕方ないかなと。それよりも流れですね。

終わってから早急に帰るように指示。身体が熱を持っていると思います。その状況で長居は無用。氷に余裕がありますから帰宅までの時間も冷やしておくようにしました。こういう部分も必要かなと。とにかくできることをする。帰ってから単純にお風呂に入るだけではなく体の熱を冷ますように水を浴びることも必要。

ある選手が「動き」について気にかけていました。翌日の課題をある程度明確にしている様子がありました。こういう取り組みは必要不可欠だと思っています。最初の1本を次の日にどう修正するか。レースをする中で見えてくるものがあると思っています。それをきちんと考えられるかどうか。こちらとしてもそういう選手に対して最大限のサポートをする必要があると思っています。

記録は望めません。それでもしっかりとやるべきことをやりたいと思います。とにかく暑かった。命がけの審判でした・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

更新に至らず

2018-07-17 | 陸上競技
土曜日からバタバタし過ぎて更新する元気なく。次の日は記録会なのでタータンで練習したいなと思いつつ可能な練習をしようという感じでした。完全なる調整を必要とする記録会ではありません。

前日の段階でグランド状態について考えていました。うちのグランド手狭な上に朝日が差します。全く日除けかない。朝練をやるときには校舎の影でやるようにしています。それくらいやらないと暑すぎて倒れてしまいます。



こんな感じの天気だったのでどうにもできず(笑)。午後練習は西日になるので部室の影になるところで比較的涼しく練習できます。午前中は厳しい。そこで昨年購入した簾を利用して部室の2階にくくりつけて野球のネットと結ぶ。これだけでは日差しを避けることができません。そのため先日頂いた横断幕を使わせてもらいました。これだけで随分違います。





暑さを避ける方法に関してはしっかりと考えないといけないと思います。これもOBの方の力添えのおかげです。我々にできることはしっかりと前を向いて進むことだけ。支えてもらえることに感謝しながら取り組みたいと思います。

アップ等は選手に任せる。私はカラカラのグランドをどうするか考える。あちこち探してホースを見つけたので走るスペースに水撒き作業。地味な作業ですが必要だと思います。これも私の仕事です。少しでも体感温度が下がるようにする。練習環境を整えるという部分です。

土のグランドでバトン合わせ。なかなか狙い通りのパスができません。ここまで上手くいかないともう少しやり方を考える必要があるのかもしれません。やりたいバトンがきちんとできるか。何か思い切って変えなければいけないのかもしれない。その段階なのかなと。考えたいと思います、

スタブロからの出もやりました。動きの確認が中心。天候などもありきちんと加速段階が作れていません。不安定。ここを自然にできるようにしっかりとやりたい。まだまだやらなけれはいけないことが多いなと思います。膝の引き出しと重心移動、身体の起こし方なども含めて完成度は低いなと。やるべきことがたくさんある。そこをどのように選択するか。全てはできません。取捨選択しながらになります。

最後に90mを。もう少し走っても良いかなとは思ったのですがやはり天候のことがあります。暑さによる疲労を考えたい。スピード刺激を入れて終わり。翌日の準備をして終わりにしました。

なかなか詳しく書けていません。とにかく記録はしておたいと思います。記録のみ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甘くない

2018-07-13 | 陸上競技
木曜日。この日、インターハイのスタートリストが届きました。少しずつですがインターハイが近づいてきているのを実感します。

見てみると今回も宮崎のmysと同じ組です。前回の山梨インターハイも同じ組でした。tks先生には「全国で一緒に走るためにもインターハイへ行きます」と言い続けてきました。またも実現することができました。すぐにtks先生に連絡。「やはり縁がありますえん。お互いに頑張りましょう。」という返事を頂きました。恩返しという部分につながるかはわかりませんが一緒に練習をした県外のチームと全国の舞台で走れるというのは意味があると思っています。

タイムを見てみるとどうも「えらい速いな」と感じました。46秒台のチームの数を数えてみるとすでに22チームいました。どんなレベルなのか。山口県のトップ4人をそろえても46秒台に届くかどうか。そう考えると現実はシビアです。うちの目標は去年からずっと47秒20です。この記録を出して準決勝に進むというのが大きな目標でした。が、現状はそのタイムでは準決勝には届かないかもしれない。それくらい大きな壁ではないはないかと思います。男子も同様に40秒台のチームが21チーム。高速レースという次元はとうに超えている感じでしょうか。太刀打ちできるのかどうか。

この部分を踏まえて女子に話をしました。スタートリストの一覧を見せて「どう思うか」を聞く。「みんな速い」という答えから「目標タイムを出しても準決勝に進めないかもしれない」という話まで出ました。当然の話です。楽観視して「インターハイで準決勝に進める」という考えを持ってもらったら困ります。現時点の力では「参加する」というタイムでしかない。これは受け入れなければいけないと思います。

さらにはチームを見ていく。46秒台を持っているチームの大半はインターハイの「常連校」です。毎年毎年リレーでインターハイに進んでいる学校が大半。うちのように「どこにあるの?」といわれる学校はほとんどありません。つまり大半のチームは昨年度から「インターハイで戦う」ことを念頭に置いて1年間を過ごしてきたのです。うちはその経験もない。インターハイがどうなのかという感覚をまだ持てていない。その時点で明らかに差はあると思います。繰り返しになりますが「甘くない」という現実を受け入れなければいけません。

話をしました。47秒20を出しても準決勝に届かないかもしれない。もしそう思うのであればインターハイに行くこと自体辞めたほうがいい。戦う前から勝負を投げるような状態であれば行く意味はないからです。他のチームがどのような取り組みをしているのかはわかりません。うちはうちのやり方でやる。関東や近畿を勝ち抜くチームとは明らかに力の差があります。その現実を受け止めつつも自分たちが何をするのかだと思っています。

先日、卒業したマネージャーと少しだけやり取りをしました。物心ともに支えてくれています。そのことに感謝したいと思って連絡しました。「ずっと目標にしていたリレーでのインターハイ。競技に集中できるように!」と。保護者も協力をしてくれたとのことでした。本当にありがたい。さらに別件で連絡を取っていた他校の指導者が「県内唯一のリレーでのインターハイ。応援しています。」とのメッセージがありました。本当に本当に感謝したい。うちは全国的にみても県内でも「無名校」です。伝統もありません。体育コースがあって選手が集まってくる学校でもない。そんな学校からインターハイにリレーで出るという意味。価値。表現できない部分があります。私の高校時代の後輩と話をしたときに「hskからリレーでインターハイに行くなんて信じられない」と言っていました。まさに。

まだ、スタートラインにさえ立っていない。その時点で「記録が出なかったら準決勝に進めない」なんてことを考えていても仕方ないと思います。同じ高校生。うちが120%の力を出して相手が90%のレースであれば十分に逆転のチャンスはある。まだうちは85%くらいしか出せてないと思ってます。これが100%に近づけば、120%の力を出せれば・・・。相手がどこだろうと関係ない。自分たちがやれることをすべてやって持っている力を出し切る。そこだけを考えたいなと思っています。負けることを考えてインターハイに行くつもりはありません。最低でも47秒台を出す。そして、県記録を更新する。47秒20を出す。ここに向けて何をするのか。

現実を突き付けて「もうだめだ」と思うような選手であれば到底大きなことは成し遂げられません。。たぶん、うちがインターハイに進んだ時点で周りは「すごいね」という話になります。が、選手はそのことに満足してる感覚はありません。すべてを出し切ってのタイムではない。それがわかっているからこそ今自分たちがやるべきことは何かをしっかりと考えて行動するべきです。

否定的な意見も多く出るでしょう。いちいちそんな言葉に耳を傾けていたら先には進めないのです。周りがどう言おうと自分たちが「やり遂げる」と思って行動することが大切。インターハイへの切符を勝ち取ったのはこの子達です。全国の舞台で「戦える」チャンスを持っています。下を向く必要はない。前だけを見続けたい。どうにもできないことを考えるよりも「自分たちにできること」をやりたいと思います。

大きな大きなチャレンジです。見守ってもらえたらと思います。どこまで戦えるか。47秒20をだすことを考えます。あとは運もあるでしょう。そこに至るまでい最大限のことをやりたい。それだけです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合同練習

2018-07-12 | 陸上競技
水曜日。この日はスクールフェスタ。お任せです。私はちょっと私用があり午前中は年休を取りました。やっとスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換できました。どうなんだという話ですが・・・。本当に自分のことをやる時間が確保できていませんでした。思い切って年休を取らなければ自分のことは一切できない(笑)。働き方改革(笑)。

練習開始は16時前。が、この日はnykが一緒に練習したいということでした。うちでやるよりは自分のところでやった方が「やりたい練習ができるのでは?」という話をしてましたが、女子のポール選手が入部してきて女子1人での練習ということでうちの女子と一緒に練習をしようということに。その子の目標が3m11だとか。心が狭い私はできる限り妨害したいのですが(笑)。それでも一人で競技をやり続けようという強い意志はあるのでしょう。立派です。

gt先生がポール組を3人連れてきました。基本はうちの練習をそのままやるだけ。お客さんが来ているとはいえ通常通りのメニューしかやりません。その方がいいだろうと勝手に思っているので。初めてやる種目になるので時間がかかります。あまり時間がオーバーするので時間で区切って途中でも次の練習に進みました。待てません(笑)。親切な指導者だとゆっくり丁寧にやるというのもあるのでしょうが、この日は選手から「整体に行きたい」という申し出があったのでそこを含めてメニューを作っていました。大幅な変更はなし。ということで流れの中で進めていきました。

軸系、バランス系をやってから体幹強化サーキット。慣れが必要です。すでにnykの選手はここで一人脱落。暑さもあり熱中症のちょっと手前?無理はさせられません。もったいないですが。補強をやってからハードルドリル、ウインとスプリント、スキップ、チューブシザースの流れ。必要な要素をこうやって入れ込んでいます。gt先生があれこれ言いながら見ていました。他の指導者に練習を見られるというのはやはり微妙(笑)。もともと批判的な視点で練習を見る人なのでうちの練習を見てもらうというのには抵抗があります(笑)。まースルーしながらやりましたが。

そこからチューブ走をやって10バトン、25並走。これはnykの選手も一緒に走ってもらいました。バトンを持って走るのは難しいので隣について走るだけ。それだけでも違うと思います。いつもは女子一人。走っていてそれがどれくらいのスピードなのか分からない。全力で走っているという感覚であってもそれは全力ではない。一緒に走ることで気づくこともあると思っています。うちの女子自体もこれまでは別々に10バトンなどをやっていましたが最近はできる限り一緒にやるようにしています。それも近くで。そうやって「スピードに慣れる」という感覚を作っていきたいなと思っています。

実際問題、1年生の1走のTはかなり走れるようになってきました。特別な練習はしていません。バトンを渡すために必死について走るからです。自分の限界のスピードを常に超え続けないとバトンが渡らない。だから勝手に速くなる。実は強豪校の練習の要素にもここがあると思っています。周りが速いから自然に速くなるなる。細かい部分がなくても身体が勝手に覚えていくというのがあると。実際は男子に引っ張ってもらうのも一つの手段だと思いますね。書いていてそう感じたのでこれからは一緒に走らせて行こうと(笑)。

7030をやってからB走とDM走を50mと60mで。これもひたすらやりました。「身体の前で足を動かす」という練習をしたいと思っています。この練習をきちんとやっていけばこれも自然にそのような動きになります。走っていたら・・・ではなく意図的に動きを作るための練習です。

一旦スパイクを脱いでもう一度トレーニング。プレート補強、台トレーニング、ボードトレーニング、ロープ登り、股割りスクワットを実施。これを10分程度で流れの中でやっていって最後にスプリント。それほど時間がなかったのでタイヤ引きをしました。BT走→B走→DMT走→T走→スプリントの流れで5本。走りはこれだけで終わりました。負荷が変わる中でやっていきますからきちんと意識できている選手は動きの変化が見られます。意識できていなくてもそれなりに変化が見られます。うちの選手としては合格レベルの動きだったと思います。

見ていて感じたことを少し話をしました。「頑張る」という練習がどれだけ意味があるのか。nykの男子、「頑張っています」という感じが強くありました。確かに頑張って一生懸命走っています。いや、でもそんなにがむしゃらにやっていたら無駄が多くないですか??という部分。もう率のいい動きを目指しているのに力だけを使ってひたすら走っていたら効果は出ない。もっと頭を使って考える必要があると思います。これはgt先生といつも言っていることですが。いつも言われている部分を他の指導者に言われることで多少なりと入る部分があるかもしれません。

陸上競技は「頑張る」ことだけを評価されません。最終的には「結果」を見られます。もちろん、そこに至るまでに取り組んできたことは無駄ではない。が、「その場足踏み」を100回その場でやっても前には進んでいない。一生懸命にその場で足踏みをしても結果、全く進んでいないのであれば「自分は頑張っている」という部分に満足しているのです。どうせやるのであれば強くなるための練習をするほうが良い。その話をしました。

gt先生も真面目な話をしていました。インターハイに何をしに行くのかという部分。本当の強さを身につけていなければ行くだけで終わってしまう。そうならないためにどうするのか。しっかりと考えてもらいたいですね。

予定していた練習はできました。故障気味の選手が多すぎることが気がかりですが。もう一度取り組みを見直してもらいたいなと思います。まだまでできること山のようにあるのだから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする