kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピード

2019-05-23 | 陸上競技
なかなか練習について触れられません。そういう気分ではないというのもあるのですが。
 
 
火曜日。軽めに練習をすることにしました。その前段階で全体で話をすることに。総じてチーム力が落ちている感覚があります。長距離は落ち幅が小さいですが短距離は劇的に落ちています。競技力という意味だけではなく「基本的姿勢」の幅が大きい。
 
 
テスト期間中、勉強会のことで指導がありました。部屋の電気を切らない、窓を閉めないという部分。指導をしましたが後で確認をすると結局は3年生が気づいて窓閉め等をしてきたようです。いやいや、あれだけ話をしてきたのに。なかなか伝わりません。下級生が雑用をしろとは言いません。しかし、これまで積み上げてきたチームの流れがあります。下級生が気づいて動くことができるのかどうか。本当に難しいなと思っています。
 
 
女子は別メニューで練習。こういう書き方をすると「平等ではない」と思われるかもしれません。この辺りはなかなか分からない。女子も最大限のことができているのかどうかと言われると分かりません。それでも県総体に向けての準備は心身共にできています。ここの感覚は目の前で見ていないと分からないと思います。
 
 
時間が限られているので短時間で。テスト週間に入るのが他校と比べて早かったのでこの1週間きちんと練習ができていました。テスト週間は限られた時間で動きの確認。そからは走練習も含めてある程度のことをやってきました。こういう部分は良かったなと思います。
 
 
この日の走りは本人たちの感覚を確認しながら。動きの確認をしてハードルドリル。スイッチングなども取り入れながら。チューブ5歩を二種類やってから前半マークをやろうと思っていました。マーク5歩が良いという話になったので壁引き出しをやってからマーク5歩。リズムの安定を最優先。膝締めも含めてです。資料を前日に配布していました。今の女子であればそれなりに意識して読み込むことが出来ると思ったからです。必要なことを判断しながらです。
 
 
10バトンと25並走。かなりスピードが出るようになっていました。疲労があるかないかというとまだ抜けきっていないと思います。それでもスピードが出る。選手権の時は本人達は「重い」と言っている部分がありました。身体が重いというのもあったと思いますが進まないから重く感じるのだと思います。今はその部分は違う。進んでいるなと感じています。私の見る目が劣化していなければですが。
 
 
これまで全く走れなかったHoが走れるようになっています。ここが一番大きいと思っています。2年生について走れるようになっている。それだけで流れができます。メンバーは3年生を1走にして2年生で繋ぎアンカーが1年生。この流れしかありません。リレーを考えると1走での遅れは致命的です。しかし、今のメンバーを考えるとこれ以外はない。女子5人。1年生一人は練習がほぼできていないので交代はない。3年生が最後の最後に力を発揮してくれると信じてのオーダーです。唯一の3年生。託すしかないと思っています。
 
 
バトンの精度はまだまだです。それでとこれまでと比べると随分安定してきました。きちんとバトン練習ができたのは1ヶ月もないのかなと。3人しかいない中で冬季を過ごしてきました。リレー練習どころではない。他のチームではなかなか考えられない状況だと思います。練習をするというだけで精一杯。やっと練習ができ始めたという感覚です。
 
 
アンカーのHoが走れるようになってきたので3-4走のバトンとロスが減りました。これまではめちゃくちゃ詰まっていました。加速に乗らないので早く渡す。Saが大きく減速して渡す形になっていました。技術的な話ではなく明らかに走力差の部分です。距離を広げたりはしましたがそれでも詰まる。対応ができないくらいの流れでした。先週末くらいから形になっていましたがこの日はきちんとした受け渡しができました。やっとです。
 
 
これも今更ですが1-2で10バトンな25並走ができませんでした。ここも走力差があるからです。渡らずに終わることがずっと続いていました。何度も指摘してきましたがそれができない。距離感を考えるという部分。1走を2走の前から出るように話しました。それくらいをやらなければ渡らない。14秒台という事実は変えられない。それで戦うと決めたのだから互いに工夫をしていく必要があります。この日はここも受け渡しができました。少しずつ。
 
 
兆しがあります。今できることを最大限に。そこだけです。
 
 
また書きます。多分。
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成長記録2

2019-05-22 | 陸上競技
苺の成長記録を。
 
 
これは昨日撮影した画像。かなり大きくなって来ました。1ヶ月も経っていないのに芽が伸びて葉が増えました。栄養と環境があればこちらが想像する以上に成長していきます。
 
 
これからの成長が楽しみです。選手が必ず日光が当たる所に持って行っています。少しの事ですがこういう気配りができることは大切。まだまだ甘い部分はありますが女子に関しては積み上げができつつあるかなと感じています。
 
 
先週金曜日、ネットで注文していた「苺栽培キット」が新たに届きました。思っていたよりも軽い。外に置いていたら風で飛んでいきそうな雰囲気があります。
 
 
 
「四季なりいちご」です。この時期に苺を植えるというのは多分時期外れなのだと思っています。名前が「四季なり」なのでいつの時期でもいけるのではないかと勝手に思っています。こちらの苺は教室で育ててみようと考えています。
 
 
 
箱を開けてみると本当に簡単な栽培キットが。土も入っていました。プラスチック製の土台に水を張ってその上に土を置く。プラスチックの真ん中にスポンジが配置されているのでそこから土に水が供給されるようです。工夫されている。土に溝があってその間に苺のたねを植える形になります。想像できると思いますが苺の種はかなり小さい。風で飛んでいってしまいます。気をつけてやらなければいけないなという感じですね。
 
 
 
 
種を植えましたがどこにあるのかさえ全く分かりません。時間がかかるかもしれませんが育てていきたいと思っています。
 
 
普通は苗を買ってきて育てるのだと思います。その方が育つのが早い。しかし、今回は0からスタートします。育てていく事、芽がでるまで待つ事。きちんと世話をする事。植物を育てるというだけと思われるかもしれませんが、こういう部分にも教育的要素や人生に関する大切なことが含まれています。
 
 
こちらも少しずつ更新していきたいとは思います。楽しみにしてくれる方がいるのかどうかは分かりませんが。これもblogと同じ。基本的な自己満足ですから。気長に待ってください。
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明らかな差

2019-05-21 | 陸上競技
 
 
思うことを。
 
 
今、1時間かけてうちに通ってくれている選手がいる。なかなか大変だと思う。真面目というか本当に丁寧に物事をやる。これまでうちにはいなかったタイプ。たぶん自分では真面目だとは思っていない。先日「真面目過ぎて疲れたりしないか?」と聞くと「私真面目ですか?」との返答。たぶん、自分の中で今の行動が当たり前なので違和感が全くないのだと思う。
 
 
中学から高校になって全く思うように走れなかった。12秒9を持っていたが3月の記録会では14秒かかっていた。なかなかそんな話はないと思う。13秒5で走ってくれたら十分かなと感じていたがかなり遠いから話だった。本人が一番しんどいだろうと思う。
 
 
間違いなく手を抜かない。やるべきことは必ずやる。性格的なものもあると思うが。器用ではないので何かをやるのに時間がかかる。その姿を見て「不器用の利点」という文章を渡しました。この子にぴったりの内容だと思ったからです。
 
 
そう思って調べてみると2016年にこの文章の内容を利用して記事を書いていました。本当は前任校で関わっていた選手の話です。ここは私の指導のベースになる部分ではないかと思っています。女子の円盤投でインターハイに進んだ選手。インターハイを目指すまでの苦しさと葛藤。目の前にいる天才型の選手と比べてしまう。その中での話でした。一応リンクは貼っておきます。
 
 
 
 
なんでも直ぐにできる選手には分からない感覚。だからこそ丁寧にきちんとやっていかなければいけない。何をやらせてもできる選手というのはほとんどいませんでした。ほぼ皆無といって良いくらい。それでもコツコツ努力できる選手と出会えて進んできました。これだけでも大きな意味を持つと思っています。
 
 
月曜日は「練習休み」と伝えていました。しかし、この子は来ていました。学校がある時は朝練はあるものだと思っていたのだと思います。こちらの説明不足でした。tnk先生が見かけたというのでそんなはずはないはずだと思ってグランドに行ったらいました。頭が下がります。
 
 
いないはずだと思った理由が「休み」だからだけではありません。普段電車で来るので学校に来るのは7時40分くらい。7時20分くらいに見かけたと言われたので。そんなに早く来ていないですよ、と。早いなと思ったのでやはり確認をしてみたいなと。
 
 
何故こんなに早いのか?と聞いてみると「今日は風紀委員の挨拶運動があるので始発で来て先に身体を動かそうと思っていた」とのこと。この件に関しては私は一言も話をしていません。自分で考えて行動に移しているのです。そんなことは出来て当たり前だと言われるかもしれません。全ては自分のために行動している。私に認められたいとかという次元の話ではない。ここをどう捉えるかです。
 
 
この手の話に関してはこれまで何度もしてきました。午後から病院に行くというのであれば朝早く来て補っておくなければいけないのではないか。私の感覚からすればそれは「当たり前」です。自分自身が練習しなければ強くはならないからです。何年か前には「歯医者に行くから休む」「風邪を引いたから帰る」「整体に行くから帰る」というのが毎日のようにありました。「休むのは勝手だがそれでは強くなることはない」と全体に話をすると「休むのは勝手だと言われたから練習行くのやめよう」という流れになって崩壊。指導することの無意味さを痛感していました。
 
 
何度言っても出来ない者もいる。しかし、Hoは言われなくてもやる。特別なことではないのですがこれまでとの違いに心打たれました。こういう環境の中で陸上競技をしたい。強くそう思いました。「やりたい」と思っている選手に対してどうサポートするか。とりあえずやっているという部分ではない。
 
 
午後雨でした。基本的に休みと伝えています。休むのも練習だと思っているので。しかし、女子は「少しだけ練習したい」という申し出がありました。雨が酷いのでそんなにできることはないのですが。軒下で感覚作りだけしたいというので付き合いました。7時間授業なので終わるのも遅い。それでもこの子達がやるというのであれば私が付き添わないわけにはいかない。感覚的な部分の確認をしながら。
 
 
ハードルの壁抜きと台ドロップをひたすら繰り返していました。何とかしたいと思って来ているのでやはり前向きな雰囲気になります。何一つ強制はしていない。それでも黙々と自分の身体と向き合う。こういう時間は本当に貴重な時間です。
 
 
 
 
本当に狭いスペースでした。1時間くらいはやったでしょうか。激しい運動はしていません。本当に確認だけです。うちには天才型の選手はいません。だからこそこうやってコツコツと積み上げていくしかない。そのためには時間がかかります。やっていたら勝手に強くなるという話ではない。感覚を確かめながらやる。全てのことに対して「言われたからやる」というのではなく主体的に取り組む。これは私が言ってできるものではないのかもしれません。最後は本人の意識次第。
 
 
来ていた女子にはkanaが県総体の後に書いた日誌のコピーを渡しました。どれだけの想いを持ってインターハイを目指していたのか。それを分かってもらいたい。この子達であれば分かるのではないかと感じていたからです。
 
 
物事の取り組む。ここには明らかに差がつきます。本当に一生懸命にやっている者は「まだ足りない」と思う。そうでない者は「自分は頑張っている」と思い込む。私は「頑張る」という言葉が嫌いです。自分の中で「やっている」という感覚になるからです。だからblogにも極力「頑張る」という言葉を使わないようにしています。
 
 
全くやっていないのが0だとする。10段階で1やっても10やっても「頑張っている」のです。全くやらないのであれば0ですが人はそれなりにやっています。本来であれば10できることを1やっていたらそれは「頑張っている」ということになる。中学時代に1しかやっていなかった者が2やるようになったらそれは「頑張っている」ことになる。これまでの倍ですから。しかし、本当は10やれる。もっとできるのに「自分はこんなに頑張っているんだ」と思うことで成長は確実に止まります。本当に一生懸命やっている者は「自分は頑張っている」と思わない。
 
 
Hoに「真面目だね」と投げかけた時の返答。「私は真面目ですか?」と返ってくる。ここに物事の根底があると思います。やるのが当たり前になっている選手はやらないのが普通ではない。練習に一生懸命取り組んでいる者は自分が一生懸命だとは思っていない。この感覚の差は歴然としています。
 
 
何を求めてやるのか。そこを考えてやりたいと思います。
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なかなか2

2019-05-19 | 陸上競技
もう少し続きを。
 
 
テストが終わってから色々と話を聞くことがありました。ガッカリというかヤッパリというか。
 
 
テスト期間中、生活リズムを崩さないために朝勉強会をしています。これも賛否があると思いますが。何年か前に勝手に参加しなくなっている者がいたので意味を説明したことがあります。勉強スペースを確保するために私は7時過ぎには職場に行って部屋の鍵を開けます。通路の鍵も開けて回ります。
 
 
ある時他の方から指摘がありました。使っている部屋の窓を開けっ放し。電気も切っていない。どうなっているのか?!と。本当に情けないというか恥ずかしいというか。自分達が使った部屋の片付けをしない。出入り口の鍵は閉めないにしても窓を閉めて電気を切るというのは「基本的なこと」です。部屋を使った後は机の整理整頓をして窓を閉めて電気を切ることが大切だ、全体を集めて話をしなければいけないというのはどうなのか。
 
 
前任校でも同じようなことがありました。当時は本当に激怒した記憶があります。ミーティングで使った黒板を消すこともなく帰っている。黒板に書いて説明した内容は誰のためなのか。使った場所も元の通りにしておくというのは基本的なことです。その話をした日、全体ミーティングが終わって個別に黒板に書きながら説明している時にある選手が黒板を消し始めました。いやいや、まだ使って説明してるやろ?!確認すると「先生が黒板をきちんと消せと言ったので」という返答でした。なかなか厳しかったですね。今だけではないというのはあるのかもしれませんが。
 
 
で、話は今に戻る。テストが終わってから「先生、朝勉強会をするときに無駄話をしてうるさい者がいたんです。」との報告が。報告が遅い。それだけではなくあろあことか「勉強会で寝ている者がいました」という報告も。もうどうなんだ?!という話です。全てがありえないという状態。
 
 
報告した者にも指導しました。なぜ、その時にきちんと指摘しなかったのか。朝勉強会をする意味は何か。勉強をするために集まってやっています。互いに勉強をする。練習だけではなくこういう部分丁寧にやっていかなければいけないと思っています。そうであれば「和を乱す」という者をそのまま放置するのはどうか。きちんと指摘しなければわかりません。集団行動をするときに「自分さえ良ければ良い」という存在は「悪」です。
 
 
きちんとやっている者の邪魔をする。これは練習の時に何度も何度も言っています。なぜ真面目にやっている者が被害を受けなければいけないのか。その時その時にやるべきことをやる。それは全ての場面で共通します。寝ている者は邪魔をしてきないからいいのか。いやいや。きちんとやっている者の雰囲気を大きく乱します。指導するという話になるのかどうか。寝ていた理由は「課題をやっていなかったので遅くまでやって疲れていた」というもの。もう何と声をかけていいのか。
 
 
集団で何かをする。朝勉強会をやらなければそういう問題は発生しないのではないか。そういう意見もあると思います。しかし、本当の問題はそこではないと思っています。和を乱す者がいるから実施するのを止めるというのは根本的な問題解決にはなっていません。これまで何度かミーティングをさせていますが改善される雰囲気はありません。こちらが指導している事が伝わっている感覚が全くありません。
 
 
状況に関しては必ず保護者に伝えるように指示をしました。私が指摘している内容が明らかに間違っている可能性もあるからです。間違っていなくてもその事に対して理解できないと言われる可能性もある。そうであればやはり今後の指導に関しても考えなければいけないからです。理不尽なことを求めているとは思いません。本当に本当に基礎的なことを言っているだけ。目に見えての変化はほぼありません。
 
 
更に練習をしていたら勝手に練習を抜けて座っていたり話をしている者もいました。いやいや、どれだけ自由なんだ?!この事に関しては以前から指導してきました。足が痛いというのは誰にでもあることだと思います。できないのであれば仕方ない。が、私が何も知らない間に抜けて話をしているのは違うのではないか?やはり報告する気はあると思います。何ができて何ができないのか。それもなく勝手に練習をして勝手に抜けるというのは「自分のことだけ」しか考えていないのでは?
 
 
その話をして2日後、残念ながら全く報告をせずに練習から抜けている。もう指摘するエネルギーがなくなっている感覚。更には学校外の練習だったこともあるのですが、スマホを触っている。これまでの練習の中でそんな様子は全く見たことがありません。競技場にこないというのもあったと思いますが練習中にスマホを触るというのは私の想像を明らかに越えていました。
 
 
確認すると「スマホで時間を計っていた」「補強のメニューが分からないのでスマホで調べていた」という内容でした。いや、そんな話が本当にあるのか。スクワットをやるのにストップウオッチで時間を計る。回数でいいのではないか。補強が分からないからスマホで調べる。その前段階で何ができるか分からない中で勝手に練習を抜けている事に問題点はないのか。もう何と話していいのか分かりませんでした。
 
 
学校の練習ではスマホを触ることさえできません。当然です。外に出たらそれが許されるのか。自分達の感覚でやるというにしても流石に度が過ぎるのではないか。どんな理由があるにしても練習中にスマホを触るというのはないと思います。それは私が説明をしていなかったからだと言われたら甘んじて受け入れるしかないのかもしません。が、そこまで私が説明しなければいけないのか。
 
 
県総体に向けて練習をしなければいけない時期。寸暇を惜しんでという感覚です。そちらに集中していたら全く違う部分で指導をしなければいけなくなる。「顧問だから当たり前」と言われたらそうなのかもしれません。それでも流石に頭が痛くなりました。私の指導が悪いからそんな話になるのかもしれないという感覚もあります。学校でやろうが外でやろうが求められることは同じですがそれも説明不足と言われたらそうなのかもしれない。
 
 
何をやっているのか分からない。本当に求められている部分に集中出来ているのか。自分自身を保つことができるのか。何をやるべきなのか。本当に見失うのではないかなと感じています。きっとこんなに悩んでいるのは私だけなのではないかなと思います。言われている者たちはなかなか伝わらない。
 
 
全くやっていないとは言いません。やってはいます。が、0か1かではない。0か100かでみた時にどうなのか。この葛藤を自分自身で乗り越えることができるのか。それでも現実から目を背けることはできません。やるしかないのです。県総体に向けてやらなければいけない時期。そこだけを考えて指導をしたい。それは私のエゴであり万人から受け入れられる話ではないのかもしれない。そう感じました。エネルギーの枯渇。枯渇する方が悪いのだろうなと感じています。
 
 
なかなか上手く書けません。批判的な話ではない。今自分が感じていることを書いている。それを批判される可能性もあるのでしょう。そういう時代ですから。
 
 
練習について書きたいのですが、その前段階で力尽きています。伝わらないもどかしさ。それをどれだけの人が認識して生きているのか。私は不器用です。生きづらい人生だと自分でもわかっています。
 
 
ボヤかしながら書いているのでなかなか分かりにくいとは思っています。それでもこの時期にこんなことがあったというのはやはり記録しておきたい。今後のことを考えた時に忘れてはいけない事実だと思うから。
 
 
苦しいですが。見て見ぬ振りをし続けるといえのはやはり私のポリシーとは異なります。
 
 
本当にいろいろあれこれあります。受け止めて生きていきます。
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なかなか

2019-05-19 | 陸上競技
blog更新するタイミングがありません。いや、なかなかです。ある程度チーム作りをしていたと思うのですがまたスタートラインに戻ってしまった感覚があります。このもどかしさは理解しがたいと思います。こういうご時世ですから個人情報云々を言われるので詳細はなかなか書けません。それがまたストレスになる。
 
 
威圧的に有無をいわさずやるというのが一番簡単だと思います。が、それは教育活動ではない。1を言って10を知る。それが理想だと思いますが到底そんな話にはなりません。いきなり10を求めるほど理不尽ではありません。5を言って3ができれば十分かなと。基本完璧にやりたいという部分があります。それはもっと先の話。「目標値」を示してやる必要もあると思います。どこを目指すかをはっきりさせないといけない。が、あまりにも遠すぎて見えない可能性もある。大きな目標と目の前の目標の両方を見ながらです。
 
 
ある者が「授業中にずっと寝ている」と指摘を受けました。話を聞いてみると先日ミーティングの時に寝ていた者。提出物も出せていない様子。授業中に眠たくなることはあると思います。しかし、話を聞こうと思えば自然と身体が前のめりになるはず。興味ないから仕方ないという話ではなくなります。寝ないように努力して睡魔と闘うとい部分があればそこまで指摘されないと思います。起きておこうという意思があるかどうか。それご見受けられないと相手も良い気分ではありません。
 
 
そんな話を聞いて正直がっくりきました。もうすでに来ていたのですが。中間考査が終わってからもう一度ミーティングをしなければいけないなと考えていました。そこに至るまでの練習でもフラストレーションが溜まる。根本的に話を聞いていないというのが明確にあるのだと思います。
 
 
その都度記録していないのであやふやになっています。ここ最近ずっと競技以外の指導に時間を取られます。物事に取り組む姿勢。今は1を言って1できないという部分があります。テスト週間に入ってから数名は練習参加をさせずに勉強をさせることにしました。総体に向けてやらないといけないというのもあります。勉強もさせないといけないという部分もある。勉強会でやった内容をきちんとこちらも確認しようと。1時間程度の練習が終わった時に勉強した内容を見せに来るようにしていました。
 
 
1日目に用事があって確認することができませんでした。翌日に他の者に確認をする。すると「ずっと寝ている者がいる」と。いやいや。1分おきに起こさないといけない。それはどうなのか?勉強会をする意味さえなくなっています。家で勉強をさせればもっとやらない危険性はあります。とはいえどこまで面倒を見るのか。根本的な部分ができない。
 
 
そういう部分も含めて。練習をやっている場合ではないと判断して男子は話をさせました。自分達できちんとルールを決める。私が決めたルールというよりは自分達できちんと決めなければいけない。話し合いをさせましたがこれもなかなか。誰かがリーダーシップを取らなければいけないのですが。何度か2年生男子を呼んで話をしています。その時に「自分達が言っても聞かないかもしれませんが」という発言が。がっかりです。いやいや、何度も言って聞かせないといけない。私もかなりのエネルギーを使って言っています。常に生活指導を練習の時に私がやるのか。話が違わないか。
 
 
練習中、様子を見ていると特定の者だけが準備をします。ミニハードルの足長やハードルの距離も。他の者は後ろの方で話をしている。呼んで「距離が分かるか?」と確認をすると「分かりません」という返答。予想通りです。練習の内容に関してもほぼ理解していないと思います。誰もが最初は分かりません。それでもやっていかなければずっと分からない。分かろうとするのかどうかというのも大きな部分です。
 
 
必要と思えば人は学ぼうとします。興味関心があれば勝手に調べ始める。何度も書いていますが「喉が渇いていない者に水を与えても飲まない」のです。全てを否定するつもりはありません。「やっているかどうか」であればやっていると思います。0か10かで言えば0ではないので。しかし、1なのか3なのか。または8なのか。この大きな違いです。以前指導していたチームでは本当に10くらいの取り組みをしていました。初めてインターハイに行った時です。その時と比べると今の女子は6〜7です。まだまだ。しかし、その女子と比べても明らかに足りない物があります。
 
 
面白くない内容ですが。教育という意味でもう少し書き記しておきたいなとは思います。炎上するかもしれませんが。脚色はしていません。だからといって事実を全て書くこともできません。難しいです。
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成長記録

2019-05-16 | 陸上競技
コメントで「苺の成長」についても触れて欲しいということだったので(笑)少しだけ記録しておきます。
 
 
完全に忘れられていたペットボトルで育てる苺。練習時には部室から外に出して日光に当てるようにしています。1週間に一度水に栄養分を加えなければいけない。責任を持って取り組んでくれています。
 
 
枯れかけていたことに気づいたのが5月1日だったと思います。そこから1週間5月6日の状態がこちら。
 
 
 
芽が一つしかなかったのが増えていました。ちなみにペットボトルの周りに貼ってあるのは「練習メニュー」です。1年前に直射日光が当たって熱くならないように工夫されたようです。練習メニューの扱いが悪いというのはこういうところにも出ているのでしょう(笑)間違いなく他にも用紙はあったはずです。
 
 
今週の月曜。13日に撮った画像がこちら。
 
 
驚くくらい伸びてきます。植物のパワーというのは本当にすごいなと思いますね。中心になる芽がグングン伸びて最初の何倍にもなっています。2週間で完全に復活しています。この1週間のあいだに外に置いて日光に当てる。そして誰か分からないのですが蹴って倒したりするという理不尽さも感じながら育っています。苺の下の土の部分はグランドの土です。最初は栽培キットに入っていた砂を使っていたのですが蹴られて砂がなくなってしまったのでToがグランドの土を入れていました。
 
 
そして今日の画像がこちら。
 
 
 
枯れかけていたとは思えない成長ぶりです。一つだけ伸びていた芽だけではなく他の葉まで大きくなってきています。この成長を女子は楽しみにしてみています(笑)。ほんの数週間ですが大きく成長しています。
 
 
以前は本気で植物を育てていました。プランターを買ってきてプチトマトとほうれん草を育てる。教室が外廊下だったのも影響していたとは思いますが。もう一度原点に返って育てていこうと思います。早速ネットで「四季なりいちご」を購入。まだ届いてはいませんが。こんな感じです。
 
 
 
ネットで700円ちょっと。送料が1000円オーバー(笑)。雑貨屋を回ってみたのですがもう「栽培キット」は販売していないようです。田舎なのでなかなか購入は難しい。少しずつ購入していきたいと思います。
 
 
やりたいことをやる。これまで少し遠慮していた部分があります。こうやって植物を育てて毎日見るというのはかなり楽しい。私だけではなく生徒も選手もこういう部分を楽しみにして生活してくれたら良いなと感じています。
 
 
少しずつ更新します。陸上日記というタイトルですが。熱帯魚も飼いたいなと思っています。やれることをやります(笑)
 
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練習について2

2019-05-16 | 陸上競技
前の記事の続き。補足かもしれません。
 
 
基礎的なことの繰り返し。冬季練習でやってきたことをもう一度ブラッシュアップする感覚でしょうか。特別新しいことをやるというのはありません。課題を与えてそれをどうやっていくか。
 
 
メニューを作る。これはそれほど難しいことではないと思います。ある程度練習を寄せ集めれば体裁は整います。例えば「ミニハードルを使った練習をする」というのであればなんとなくできます。意図を明確にせずにやるだけの練習をする事は簡単だと思います。単に腿上げをしておけばそのメニューは終わります。
 
 
ミニハードルは基本的にあまり使いません。脚が回ってしまうからです。ミニハードルに脚が当たると嫌なので腿上げなどは基本スティックでやってきました。去年くらいから基礎的な足運びを意識しておいてそのあとにスイッチングやスイッチングランをする時にはミニハードルを使うようにしました。単純な腿上げではなく引き出した脚を前まで持ってくるためです。意識をしなければ膝から下が前まで来ません。更に脚が回ります。メニューを消化するだけではなくそこには明確な目的意識が必要なのです。やっている練習に対しては全て説明ができる。そのスタンスでやっています。
 
 
が、そういう意識がない場合どうするのか。毎回毎回やる練習がいくつもあります。いきなりやらせているという事はなく最初の段階で意図を伝えます。何が狙いで何を目指してやっているのか。その時に分からないということもあると思います。それでもやっている間にきちんと考えるようにならなければいけません。「やるだけ」にならず何故やるのかを知る。知的好奇心と重なるのかもしれない。
 
 
流れの中で練習を進めていく。明らかに意識ができていない選手がいてその選手のために練習の流れをストップしてまた説明するのはちょっと違うかなと思います。分かっている選手にとって確認の時間になるのかもしれませんが限られた時間の中で全ての練習で止めながら説明をするというのは非効率的です。毎回やる練習でその都度説明を要するのであればどれだけ時間があっても足りなくなります。
 
 
書いていて大学時代のことを思いました。これも極端な話なのかもしれません。サーキット形式の練習をしている時の事。私はきちんとした負荷をかけたいと思って休まずやる。が、数人は話をしながら適度にやる。一番最初の私が終わってから最後の選手が終わるまでに10分近く間が空いた。これってどうなの?という感じがありました。こうなると個人で練習をする方が明らかに効率が良くなる。多様性を受け入れる度量がないといえばそこまで。どこの水準に合わせるのか。分からなくなります。
 
 
 25並走をやりました。この部分、うちの練習では通常運転。25m地点でバトンを渡してそのまま50mまで走る。渡した後に競争する形になります。これまで女子は3-4走で渡した後にすぐに抜き去られていました。それが抜かれません。これだけでも大きな意味があると思います。加速段階は微妙ですがこうやってスピードが上がってくるとある程度のスピードで走れる。
 
 
が、男子で25m地点で走るのを止める選手が続出。分かっていない。更にはバトンが渡らないとスピードを緩めて終わってしまう。「渡らない」という部分で大きな問題があるのですがが。何のための25並走で何のための50m設定なのか。この部分を理解せずにやっているというのはどうなのか。こういうblogにはできるだけ「良い面」だけを書き続けたいのですが。
 
 
現場で起きていることに対してどのように考えるか。そこは自分たちでは分からないのかもしれません。客観的に見る。その姿勢は必要。そして本来的な「目標」に向かっていかなければいけない。卒業生の指導に対しても本当に考えさせられるものがあります。ちょっと・・・という部分。これまでやってきたこと、伝えてきたことは意味があったのか。「最低限のマナー」などは理解して欲しい。多くを望んでいるわけではありません。が・・・という感じですね。
 
 
うーん。愚痴になっています。もう少し書きたいことがあった気がするのですが。殴り書きのようになりますが。また書きたいとは思います。面白くなくてすみません。 
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練習について

2019-05-15 | 陸上競技
練習について。本当に何とかしたいと思っている者が数名。その選手に合わせて練習をすることにしていました。「平等ではない」と言われるかもしれません。何度も書いていますが何をもって平等とするか。単純に練習に参加してメニューを消化するだけの者と「何とかしたい」と思ってやっている者に対して等しく同じように時間を使うというのは違うのではないか。本当に考えさせられます。
 
 
男女差が著しくなど感じています。男子は上級生がいないというマイナス要素があります。が、女子も1人しか3年生がいません。2年生女子が比較的しっかりしてきました。指示を出すのもほぼ2年生女子。元々の性格がそうだったとは思いません。競技に対しての「想い」があればやはり変わってきます。
 
 
県選手権が終わってから2年生女子は本当に落ち込んでいました。自分達の思い通りの走りができない。感覚的に少しずれていたのだと思います。その辺りを細かく確認していって練習をする。動きの感覚を徹底する。しかし、その部分はこれまでもやっています。細かい部分の指示が違ってきますが「何とかしたい」と思っているのでこちらの話している内容が入っていきます。技術的なズレを本人たちが直そうと思うかどうか思うかどうかが大きいと思います。
 
 
これも前から書いています。「喉が渇いていない牛を水飲み場に連れていっても水を飲まない」のです。技術的な事をどれだけやったとしても「欲しているかどうか」でその伝わり方は全く違ってきます。今の女子にはそれがある。そう感じています。数日間、限られた時間の中でやり取りをしてきました。前の記事に書いた内容を中心にやっていましたが大きな変化がありました。本人たちの感覚の変化も著しい。
 
 
こうやって指導をしていて「あー、こういう事なのか」と感じました。こちらがどれだけ必死になろうとしても本人達が「絶対にやってやる」という想いがなければどんな練習をしても関係ないなと改めて感じました。私が指導するとかしないとかの話ではないなと。指導者がいない学校であっても「強くなりたい」と強く願って練習している選手はやはり強くなる。やらされている練習は意味がない。私の工夫が足りないから「やらされている」という感覚が出てくるのかもしれないのですが。
 
 
そうやって「何とかしたい」と思って練習をしている選手。やはり変化があります。どうしても「やっていない者」が気になって声にしてしまうのですが。これにより私自身が雰囲気を崩している危険性があるなと感じることもあります。ダラダラやっている者がいたとしてもそこを声にして指摘すると雰囲気自体がもっと悪くなる。こういう感覚は強豪校では絶対に分からないと思います。うちは決してそういう学校ではない。だからこそどうするかという話になるのですが。
 
 
内容的には前の記事に書いた通り。本当に基礎的な事をやりました。特別な事はやらず。動きを作るという部分に時間をかける。時間をかけるといっても練習時間はかなり限られていますからそこまでできません。流れの中でやっているだけ。短時間なので「何とかしたい」と思っている者の集中力は全く違いますね。ドリル的な事はほとんどやらないのですがそれでも動きが変わってきました。感覚的なものです。
 
 
本人達が「練習のポイント」を意識してやっているかどうか。与えられたメニューの中に「ポイント」がある。それは一律のものではない。それを本人が理解して意識してやる。だから感覚の違いが分かってくる。同じことをやってもやるだけで変化が生まれるわけではない。そんなこと当たり前だと言われるかもしれませんが。しかし、大半の選手は「メニューを消化するだけ」になっていきます。そこの差は大きい。
 
 
うちの練習は「段階的にやる」というのが多くあります。前の記事に書いた内容。バランスをやって身体の軸を意識する。そこから股関節に刺激を与えて大きく動かす。それは走るために必要な筋群を呼び覚ますという感じです。ハードルドリルも同様。この辺りから重心移動を伴いながらになります。やりたい事は使う筋肉を理解するというだけ。そこから動き的なことをやる。
 
 
ポイントになるところを確認するだけですが。縄跳びをやって膝締め意識。そこから台ドロップ。「膝を前に出す意識」の選手は台に上がるときにしっかりと膝を引き出して腰を進める。「落として乗せる意識」の選手は台から降りるときにしっかりと腰を乗せる。軸足が曲がらないように保つ。同じことをやっていても意識するポイントが全く違います。しかし、「意味が分からない」という中でやっていると「練習をやる事が目的」になってしまう。ここは大きな問題かなと。こういう場合は待つのか必要なのかどうか。それさえ分からないですが。そのうち意識するようになるのかもしれません。ならないかもしれません。
 
 
そうやって段階的に動きの感覚を作っていってチューブ5歩や前半マークに繋げていく。実際の走りの中で感覚を確認していくという時間にしました。比較的シンプルな練習にしていたのでメニューを変えてあれこれやるよりも日々の感覚を確かめるという感じでやっていきました。それにより明らかに変わる選手が出てくる。私がやっている事は変わりません。選手自身の捉え方が変わってきた事で明らかな変化を生み出す。
 
 
何となく書いていますが。まとまりがなくなってきたのでまた別に書きます。少しずつ書かないと書いている私が疲れてしまうので。
 
 
とりあえずここまでは書いておきます。
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練習の流れ

2019-05-15 | 陸上競技

練習について。全く書いていないので少しくらいは記録しておきたいなと思います。

 

技術的なことについてひたすら考えてから1週間が経過。この1週間、何が必要なのかを見極めながらやっていました。もちろん、どこに正解があるのかは分かりません。自分が目で見て肌で感じてそれを実行するだけ。感覚的な部分について話をしながら実施ていく感じです。かなり基礎的な部分に力を入れることにしました。こうなると「感覚作り」が中心になります。考査期間に入るというのもあって最低限の練習時間の確保しかできません。その中でどうするか。

 

普段は練習パターンを変えながらやるというのが流れでした。これはこれで「飽きない」という部分が大きい。しかし、今回は「動きの徹底」という部分が大きいので同じ練習パターンを繰り返すことにしました。全く変えずとまではいかないですがほぼ同じメニューの繰り返しにしました。これにより自分自身の感覚の変化を感じ取ってもらいたい。そう考えて意図的にそういうメニュー組をしました。

 

○バランス系:T字バランス 各20秒J5回 ばんざいバランス各20秒J5回 斜めバランス各20秒J5回

○セラバンド補強:1セットずつ 股関節に意識を置いて実施 20秒ずつ

○ハードル股関節:①リズム抜き10台×4本 ②ハードル股関節バリエーション 4台1組 4本

○縄跳びもも上げ:その場 30回×2セット 膝締め&前回し意識 直線的な足運びを意識

○台ドロップ:乗り込み動作&軸固定 連続5台 接地して固定の繰り返し 2ずつ

ハードルドリル:ワンステップハードル(5→10→15)

○スイッチング:ミニハードル ①スイッチング(タタ) (5足)一歩スイッチング 身体の前で動かす

○スイッチングラン:B持ち&DM持ち 1足長短く×1ずつ  スイッチングラン(1足伸ばす)×1ずつ

○チューブ5歩:負荷小 2本  チューブが外れてから20m走る

○前半マーク:2本  タイプA:脚を速く前に送る  タイプB:接地した場所に連続で乗り込んでいく

○TDM走:60BT-60T-60DM-60m

○10バトン:1本ずつ

○25並走:1本ずつ

○走練習:120-90m

 

というのが基礎パターンですね。バリエーションSSを入れたり40↑30→をやったりはしますが、基礎的な部分は徹底することにしました。毎日同じことをやる。限られた時間の中で感覚作りをしたい。そう思ってくみました。工夫云々ではなく。

 

この時に大切になるのは「本人たちの意識」です。これは繰り返し話をしています。この手の練習の流れになるときには「やるだけ」では効果は全くありません。「目的意識」が明確かどうかで効果は全く違ってくると考えています。例えば「膝を前に送るタイプ」と「落として乗せるタイプ」であれば意識するポイントが全く違います。「自然に身につく」というのもあるとは思います。が、技術的な部分に関しては「何を狙いとしているのか」というのが重要になると思っています。前の記事に買いたように「ダラダラやる」や「とりあえずやる」というのでは効果は生まれません。これは確かです。

 

ここに関してはまた書きたいと思います。一応練習の流れを書き記しておきます。詳細は別に。

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練習の前段階

2019-05-14 | 陸上競技
ここ最近は練習について一切書いていませんでした。特別な理由があるわけではなく。そこまで体力的に持たなかったというのが一番の理由でしょうか。少し考えながら、少し距離を置きながら練習を見るようにしています。与えられることに慣れすぎてしまって「当たり前」になりすぎるというのがあるので。遠目に見るというのが増えています。
 
 
が、流石に気になることがいくつかあります。ここは必ずやっておかなければいけない。が、それでも「見て見ぬ振りをする」という部分も増えてきました。最低限の話ができる水準になるまでこちらもエネルギーは使えないなと感じる部分があります。
 
 
先日、DM走をやりました。走り終わった後に後ろに向かってポーンと投げる者がいました。走り終わったーという意味で投げたのだと思います。他の選手も走り終わったらDMを落とします。しかし、それは前方向です。後ろに投げるというのは本当に危険です。突然目の前にDMが飛んできたら避けられない。その部分は指摘しましたがそれは既に「常識的」な話だと感じでいます。言われる言われないという話ではない。幼いというかなんというか。
 
 
日誌の提出をさせています。相変わらず忘れます。そうなれば意味がある行動ではなくなります。日誌自体は「自分の練習を振り返るため」に書くと思っています。しかし、「今日は手を抜かずに練習できた」と書いている者も。ここに既に価値観の違いがあるのです。練習をするのであれば「一生懸命やる」というのが必要です。しかし、「手を抜かなかった」と書くというのは「最大限のアピール」なのだと思います。これまで一生懸命にやってこなかったが、今日は一生懸命にやったという部分。それを認めてもらいたいのかもしません。
 
 
残念ながらこの辺りで既に価値観が大きくズレています。練習を最大限にやるのは「最も当たり前のこと」です。それを日誌に書いているというのはどうなのか。後で見直した時に何か意味が出てくるのか。単純に「書け」と言われているから書いているだけになっています。もちろんそれは練習に対しても同じ。メニューを与えられているのでそれを「単にやる」という感覚。なかなか歩み寄る水準とは違ってきます。
 
 
日誌を忘れる。誰にでもあることなのかもしれません。が、ノートを千切ってそこに「日誌を忘れました」と書いて提出している者がいました。ここも私が説明する必要があるのか。忘れたことよりも「ノートを千切って書いて終わり」という部分が問題だと思います。きちんと報告しない。ここが良くない。言いにいったら怒られるから言わないのか。そうであれば何一つ問題は解決しません。話が全く違うからです。
 
 
先日合流走をしました。20m地点から前走者と一緒に走る練習。前走者が15m走った所で止まりました。遠くで見ていたので良くわかりませんでした。後で周りの者に確認をすると「何で走っているのか分からなくなったので止まった」とのこと。本当に難しいと思います。合流走の前走者は60mを走るだけです。次走者は合流するので良く見て出なければいけません。が、前走者は前にいる選手を抜かして走るだけ。それが分からなくなったので止まる。うーん。これも仕方ないのかもしれません。
 
 
体幹強化サーキットを少しやらせる。インターバルはジョグで繋ぐと示していますが歩く。ダラダラしている感じに見えてしまいます。そこに対してイライラすると私自身がキツイので少しスルーするようにしています。練習をするという前の段階で止まっているからです。これは私の指導が良くないからなのか。そこは私には分かりません。
 
 
「練習に参加する」「日誌を書く」という部分が目的になっているのではないか。そもそも「速くなる」という根本的な欲求がどれだけあるのか。ここも考えなければいけません。単純に身体を動かすだけで良いのか。やるからには大切なことがあるのではないか。そこを見失ってしまう。いや、見失う前に持っていない可能性が出てくる。そうであれば私がグランドで何を伝えるのかというのは全く別の話になっていくのではないかと思います。
 
 
「練習をやればいい」「日誌を書けばいい」という段階では競技力が上がるというのはなかなか難しいと思います。こちらの話を聞いていないというのが前提としてあるからです。これは時間が経過したら理解できるようになるのかどうか。全くの別の話のような気はします。
 
 
練習をする前に何か色々とやらないといけないことがある気はします。ミーティングをして寝ているという状況があったという危機感。私が話を始める前の資料を読む段階で寝ているのですから、「何かを学び取ろう」という姿勢ではなかったというのは分かります。ミーティングをやると言われたからその場に座っている。退屈だから寝てしまう。そういう話ではないかと。
 
 
批判しているつもりはありません。事実を書いておこうと思っているだけです。この手のことを書くと炎上するのかもしれませんが。現場でどのような気持ちでやっていくのか。それを示すことは「悪」でしょうか。マスコミがどのように叩いたとしても実際問題、現場の課題は解決しません。表面的な話をしているだけだから。
 
 
やはり物事に取り組む姿勢やモチベーションをどうするかというのが全ての大前提にあるのではないか。それが出来なければ先には進まない。話をしても聞かないのだから何一つ変わっていくことはない。時間をかけれびそこに変化は生まれるのか。ここも分かりません。やるべきことは何か。自分の中で考えていかなければいけないと思います。
 
 
練習についても書きます。多分。
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