6月26日(水)朝4:00に家を出て御池のシャトルバス発着所についたのが6:30
7:00発の沼山峠登山口行きのバスに乗って
ものすごいブナの原生林を眺めながら進んでいくと
バスの前を横切った鹿に遭遇。
鹿は、尾瀬の自然にいろいろと害を与えているようですが
こうしてみると可愛いものですね。すぐやぶの中に入ってしまいましたが。
そしていよいよ、尾瀬沼に行くには沼山峠という峠越えをしなければなりません。
7:30くらいだったかな?出発!
数年前に行った時と違い、すべてに木道が整備されていて
運動靴でも十分楽に歩けました。
とはいえ、上り下りがあるので老夫婦には結構きつかったですけど・・・
そして、峠を越え下りに入ってしばらくしたあたりで
突然!木道の右側で・・・
ガサガサガサッ!っと何かが動いているでありませんか!
え~!
もしかして熊~!
まだ8:00前ですので人気もなく私たちのほかに女性が一人
キャ~!という声も出せず・・・鹿ならよいが・・・
熊かもしれない~・・・
熊だったら・・・走って逃げない方が良いと聞いていたので
内心ドキドキでしたが・・・
平常心を装って
とりあえず無事通過!・・・ふ~!・・・でした。
こんな時は、一瞬のうちにいろいろ考えるものです。
「熊さん、年寄りは美味しくないよ~!」って思っちゃって
なんと意地汚い自分に反省し
「どうぞ美味しくないけど・・・老い先短い私たちを先にお食べ」って思ったりね(笑)
今だから笑えるのですが・・・
後で、ビジターセンターのガイドさんにその話をしたら
熊は、ノッシノッシと歩くので、ガッサ・・・ガッサ・・・となる
鹿は、ガサガサガサッ・・・と速い動きをするので
その時の音で聞き分けるのだと教えていただきました。
ふむふむ・・・とすると・・・あれは鹿だったとのだ、と確信して
帰り道の恐怖はなくなったのです。
尾瀬には熊もいて、水芭蕉の芯が大きくなったころの実を食べにくるそうです。
あらら余談になってしまいましたね。
そうこうしているうちに、湿原に到着!
水芭蕉も終わっているのを知っていったのですが、セーフって感じ(^O^)/
日陰の一角に群生している場所がありました。
時すでに遅し、でしたが人出が少ないこの時期ならではの楽しみ方がありました。
大自然の独り占め的な、自由に休んで草花を眺め
写真を撮りたいときに撮り、おいしい空気を思う存分に吸って
いや~気持ちよかったですよ~!
じいちゃん、チーズを食べています。
時折、物資を運ぶヘリコプターも飛んでいましたが
これも絵になる感じでした。
そして尾瀬と言えば、燧ヶ岳。
眺めの良いスポットを見つけました。
ここで、さわやかな青年3人組に出会ったのです。
「もしかして、あの山の頂上に行ってきたの?」と聞くと
「はいっ!」と
興奮も冷めやらない様子で頂上の様子を聞かせてくれて
ご来光を拝んできたスマホの写真も見せてくれました。
その時の動画までも見せてくれて
その時の感動がカンレ夫婦にも伝わってきました。
この尾瀬行きが、最後の山歩きになるかもしれない
と、思いながら挑んだ私たちに
まぶしいほどの若さ溢れる青年との出会いは
心地よい刺激になり、パワーをいただいた感じでありがたかったです。
というわけで、ここはビジターセンターがある場所でした。
ここからは、折り返しの予定です。
長くなりましたので、出会った花たちは次のページにしま~す。