カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

還暦祝いを那須で・4世代同居家族に敬意

2012年11月13日 | 思い出話

那須の温泉一泊で、弟の還暦祝いをしてきました。

長兄が還暦になったときからはじめて

今回の弟が、最後の還暦祝いでした。

Photo

その時々で、家族構成も違っているし

長兄も、病を押しての参加でしたので

意味深い親戚の集まりでした。

宴会、そして二次会でも、昔話で盛り上がり

あるときは盛大に笑い

苦労話で涙する場面があったりしましたが

まずは、一つの節目を越えた感じで、ほっとしております。

で、その時の、感動した一こまなのですが

弟の孫4才女児のことです。

大広間の宴会の席で、全盲のひいおじいちゃんが

マイクを持ちカラオケを歌い始めたとき

痴呆の病を持つ、ひいおばあちゃんも立ち上がり

マイクにぶら下がるようにして一緒に歌いたいそぶりでした。

一瞬、皆が、どうしたらよいか?

・・・ひいおばあちゃんを無理につれてくるのもかわいそうだし?・・・

そこで、私が機転を聞かせて、もう一本のマイクを持ってきて

ひいおばあちゃんに渡したのです。

その後、88才曽祖父母夫婦の

微笑ましいデュエットの光景になり、皆がほっとしたのです。

その直後

弟の孫 (4才女児)が

私のところに小走りに、歩み寄ってきて、耳元で

「よかったね~って言うんです。

小さな子なりに、この出来事を見ていて、心配していたことがわりました。

私は驚きました。

今でもその時の笑顔と声が残っています。

なぜなら

弟家族は、4世代同居の小さな町の電気屋さんなのですが

障害を持つ、ひいおじいちゃんと、ひいおばあちゃんを

家族みんなで支えている姿を見ているから

子どもなりに、支える一人として

優しい思いやりのある子に、成長していたのだと思ったからです

一瞬の出来事に心を打たれた瞬間でありました。

そして、4世代同居家族に敬意を表します。

コメント (4)
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