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コンテキスト思考

2016-06-16 14:43:25 | 15期生のブログリレー

15期生の美宅です。

新刊ではありませんが、先日、『コンテキスト思考』という本を読みました。
(著者:A.T.カーニー杉野幹人・内藤純、発行:2009年)

とても示唆に富み、腹落ちする箇所が何か所もありました。

著者の主張を一言でまとめると、
「おもしろい成果」を出すためには、目に見えるコンテンツだけではなく、目に見えず情報として流通していない、あいまいなコンテキストに注目する必要がある、という事です。

コンテキストとは、物事の裏側に隠れている背景、経緯、関係性、価値観などです。
目に見える事象にとらわれず、背後の関係性も含めて全体としてとらえるところはシステム思考と通じるものがあります。

特に印象的だった主張を3点。

①ロジカルシンキングに偏ると似たような結果になり、おもしろい成果は出せない。

②目的と目標は違う。
 ありたい姿が目的であり、それを具体的に文字化したものが目標。
 社員がやらされ感を抱くのは、目標のみ提示されるからである。
 自発的に関係者で一丸となって進むためには、目標だけではだめで、
 ありたい姿まで繰り返し伝える必要がある。

③コンサルタントがクライアントにインタビューをするのは、コンテキストを知るためである。


とても刺激になりましたので未読の方は是非。

 

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バイクをお一つ いかがでしょう??

2016-06-11 00:17:50 | 15期生のブログリレー

鍛造TKです。

BLOGなるもの、この塾で初めて書き始め、1年がたちました。これが、最終のレギュラー投稿でしょうか。 皆様、大変お世話になりました。

 

さて、、私が10代のころの憧れのモノ(男子)…といえば、概ね、ステレオ、楽器(ギター)、カメラ・写真、バイク・クルマなどでした(70-80年代)。残念ながら楽器は完全に×ですが、老後の~ために習いたいと、おぼろげに思っております。カメラ(一眼)は20代の頃から触れていますが、きちっと学習していないせいか・センスがないのか、写真は上手くなっておりません。銀塩からデジタルになって、何枚撮ろうが出費が増えるわけではいので、一枚一枚を丁寧に撮らなくなっていることも一因かもしれません。アメリカの田舎では、ゴルフ練習場の値段も、コースの値段も大して差がないので、なかなか上手くならないのと同じ理屈。私の場合、メカとか、モノとしてのカメラが好きなようですが。

 バイク、所謂リターンライダーです(=昔乗っていた人が、中高年でまた乗り始める)。4大バイクメーカーを有する日本の国内需要は95年度の120万台から下がり続け、2016年度は40万台を割りそうな状況だそうです。もちろん、国内の業務用(配達とか)の需要は残るでしょうし、東南アジア諸国では、まだまだ活発な需要があるようです。各社、盛返しのためには、国内の業務用以外、すなわち通勤・通学・買い物、そして趣味目的のバイク需要を再喚起する必要があると思います。ただし、今や、「趣味」もますます多様になったり、学校がバイクを禁止したり、エコブームがきたり、(昔は不要だった50ccの)ヘルメット必須・二段階右折など、いろいろな逆風が吹いています。バイク離れは、クルマ離れにもつながるようです。確かに、所謂、速いクルマ、音の良いクルマ、荒削りなクルマが、どんどん減ってきています。私の周りでも、バイク・クルマ好きな若い人は稀です。出かけると、ライダーの平均年齢が決して低くないことに気づき(含 自分)、ライダーの若返りは、まだまだ、だと思います。一方、女性ライダーの数は増えていると感じます。北海道でも、女性が一人で、貧乏バイク旅行をしており、益々たくましくなってきてますね。余談ですが、趣味の世界も性差がなくなってきてますね(酒場、ギャンブルとか)。

 まもなく本格的な夏がやってきます。今年は、色々と予定外の重大イベントがあり、いつ行けるのか確定できていないのですが、毎年のROUTINEですので、北海道参り、実現いたします。

 昔バイク乗っていたんだよね…という方、是非、バイク店でまたがってみてください…あの頃の熱い思いが蘇ってきます…そして、次の瞬間、契約書にサインをしているはずです。乗ったことのない方、クルマの代替品ではなく、バイクという名のおもちゃ…無駄も大事ですよ(もちろん安全第一で)。

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近所の銭湯

2016-06-10 20:00:00 | 15期生のブログリレー

皆さんこんばんは。業務MAです。先日は最終講義お疲れ様でした。

講師の皆様、同期の受講生の方々、1年間本当にお世話になりました。

本業の方がかなりタイトだったので、最後まで受けきれるか不安な時期

もありましたが、皆様に助けていただいて何とか最終回までたどりつき

ました。

 

さて、しかし、我々にはまだ最後の任務が残っております。それは

「卒業論文集を月末の卒塾式までに仕上げ、製本して提出すること」

即ち自身の論文を書き上げるだけでなく、全員の論文を統合し、そこに

写真や寄せ書き、先生方のコメントなど各種のコンテンツを盛り込み

1つの「冊子」に仕上げること。これをあと2週間程度で行わない

といけないため、まだまだ気は抜けません。

 

しかし、週末なので少しくらいマッタリしたい。今回はそんな時の

気分転換に活用している近所の「銭湯」を紹介したいと思います

(前回の「散歩」に続いて息抜き系のネタですみません)。

 

各家庭に風呂が普及し、銭湯もめっきり数が減りましたが、私が住んでいる

地区はなんと徒歩5分圏内に2件もあります。どちらもそれなりに繁盛して

いるのは、町工場が多い地区なので、仕事帰りなどに入りに来る常連さんが

多いためと見られます。

 

1件はごく普通の銭湯なのですが、もう1件はちょっと変わっています。

銭湯と、スーパー銭湯(健康ランド)の中間のような業態なのです。

湯船もスーパー銭湯並みに広く、ジャグジーやサウナ、露天風呂など

もあります。休憩室もかなり広いスペースがあり、中で横になって休ん

だり、飲食したりできます。

 

ただ、基本は銭湯なので、入浴料は大人430円と非常にリーズナブル。

また設備は簡素で、アメニティの備え付けなどは一切ありません。

雰囲気も昭和の香りを色濃く残し、休憩室の片隅には、マッサージチェア

やゲーム機、青電話(今どき誰が使うのか?)が置いてあったりします。

どこかほっとできる雰囲気があり、それが人をひきつけるのでしょう。

かなり夜遅く行っても多くの客でにぎわっています。

スーパー銭湯と普通の銭湯のいいとこ取り。限られた経営資源で差別化を

図るための一つの有力な手段かもしれません。

 

久しぶりに広い湯につかると、とても気持ちいいです。スケジュールが

タイトだからこそ、こんな時間でもすごく贅沢に感じます。

 

さて、リフレッシュしたところで、卒論集完成までもうひと踏ん張り、

頑張ることにしましょう。

 

 

 

 

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宇宙旅行がしたい!

2016-06-09 22:43:22 | 15期生のブログリレー
皆様、梅雨に入りいよいよ枝豆が美味しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

15期生の田本秀行です。

 先日、ソユーズの打ち上げが6/24から7/7に延期になったというニュースがありました。
ソユーズは、宇宙ステーションISS(International Space Station)を往復する宇宙船です。今回は日本人の宇宙飛行士である大西卓哉さんがクルーとして乗り込み、ISSに長期滞在するということで話題になっています。
 七夕に打ち上げとは粋な計らいなどと思いましたが、非公式情報によるとシステムの不具合で再調整中とのこと。システム開発に携わっている身としては、今、現場はすごいプレッシャーの中で時間と闘いながら対応しているんだろうなと、その過酷さを勝手に想像したりしています。
 滞在期間4か月間に様々なミッションが予定されているとのこと。どんなことやるんだろうと思い、ググってみました。<http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/onishi/material/>
こちらのプレスキットを読みましたが大変面白いです!皆様もぜひご覧ください。マウスが宇宙環境にどれだけ適用するかを観察、高品質タンパク質結晶を生成といった実験から、無重力が与える人体への影響を調査、天体観測関係など、どれも、実に興味深いです。そして、大西さんが発信しているブログもあります。<https://plus.google.com/101922061219949719231>
 プレスキットとブログを併せて読むと、地上にいる間から、いかに訓練と検査を繰り返して、宇宙での活動に向けて周到な準備をしているかがよくわかります。訓練に関しては、様々な機器の手順書を読みながら使い方を覚え、その上で、想定されるあらゆる異常シナリオを事前にシミュレーションして、どう対応していくかを繰り返しています。トイレの使い方も難しいそうで、猛特訓?されています。検査に関しては、宇宙での人体への影響を調べるには、地上での基礎データが必要なため、宇宙滞在の前後、数年にわたる長期間の検査や測定が続くとのことです。
 ミッションの中で私にとって特に印象深いのが、10kg程度の小衛星の放出です。JAXAが扱うのはさすがに宇宙航空関連の研究開発系のものに限られ、有償枠と無償枠とあるようです。スペースシャトルが引退した後、委託されたアメリカの民間企業SpaceX社が破格の値段でのサービス実現を掲げて取り組んでいますし、日本のベンチャー、アクセルスペース社が秋葉原で部品を調達して超破格の小衛星を作る事業を始めています。ということは、そろそろ近いうちに、誰もがマイ衛星で地球のどこかを宇宙からピンポイントで監視することができるようになるのです(ここにも要注目のIoTです!)。
 本当は、生きているうちに宇宙旅行したいと思っています。ですが、さすがにその野望の実現はマイ衛星でのバーチャルリアリティー止まりになってしまう公算が大です。現在、NASAのオライオン計画、SpaceX社のドラゴンが火星を目指しているとのことですが、果たして一般人が地球を飛び出せるのはいつのことでしょうか。そんなことに久しぶりに思いを馳せつつ、大西さん搭乗のソユーズ打ち上げ成功、ISSミッション達成、そして何より関係者のご無事を祈ります。
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ペヨングソースやきそば、ってご存知ですか?

2016-06-08 17:00:00 | 15期生のブログリレー

16期予定の蛭川です。こんにちは。

皆さん「ペヨングソースやきそば」、ってご存知ですか?「ペヤング」ではなく
「ペヨング」です。Peyong!
最近テレビCMをやっているので、あれっ、と気になっている方もいらっしゃると
思います。


ちなみに「ペヤングソースやきそば」は言わずと知れた、カップ麺やきそばの
老舗ですよね。
発売は1975年。まるか食品が製造・販売し、40年も売れ続けているロングセラー
商品ですね。
「ペア」と「ヤング」を組み合わせて「ペヤング」。ヤングなペア(カップル)
に仲良く食べてほしいとの思いがあったようです。


肝心の「ペヨングソースやきそば」ですが、こちらも実は同じメーカーである
まるか食品の商品で、今年3月に発売されたばかりです。
偽物ではないんですよね!!!


それでは、何故このように紛らわしい商品をあえて発売したのでしょう、って
気になりますよね。


記憶にある方もいらっしゃると思いますが、2014年に「ペヤングソースやきそば」
への異物混入によって、まるか食品は商品の自主回収を行いました。かなり報道
されて話題になりましたよね。
(一時製造・販売中止。2015年から品質管理を徹底させ、販売再開^^。)

この異物混入騒動によって、ドラッグストアやディスカウントストアなどから
「安く販売したいから売ってほしい」、との問い合わせが殺到したようです。


そこで、まるか食品は「ペヤングソースやきそば」の値崩れ防止やブランド維持
のために、あえて自社で「偽物・コピー商品」という設定で、発売に踏み切った
ということです。

それが「ペヨングソースやきそば」です。「ヨ」です。


「ペヨングソースやきそば」では、麺の量を減らしたり、具材やソースの味付け
を変えたりすることで、従来の「ペヤングソースやきそば」と差別化を図り、
低価格商品として売り出したわけです。

「ヤ」よりも落ちるいうことで「ヨ」です。

「ペヤングソースやきそば」を守るため、そして新たなニーズに対応するために
「ペヨングソースやきそば」が生まれたというわけです。

それにしても面白いマーケティングの発想ですよね!!!

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