こんにちは!
稼プロ!20期生の春島一男です。
2006年から約14年間ネットショップを運営しています。
今回もビジネスと心理学を結び付けたものを書く予定でしたが、
今回は番外編ということで、稼プロ!の活動で感じたことを書いてみます。
昨年、中小企業診断士の資格試験に合格してから、
コロナ禍の状況で積極的な活動ができないなかですが、
稼プロ!には毎月参加し、その他研究会にも可能な限り参加しております。
その活動の中で、3分や10分のプレゼンテーションの時間をもらい、
何回か発表の機会をいただきました。
診断士の資格を取る前、人前で話すことは、
得意とは言えませんが、どちらかというと好きな方で、
何度か異業種交流の勉強会等で登壇させていただきました。
準備の大変さは都度感じていましたが、皆さんが真剣に聞いてくださり、
感想をいただいた時の達成感が自分にとってとても嬉しく、
話すことが好きになりました。
稼プロ!での3分間プレゼンテーションも、
当初そんなに心配はしていませんでしたが、
2回実施した今、これまでの経験にはない大変さを痛感しています。
何が大変か。
それは
・テーマ決め
・3分間におさめること
・練習
この3つです。
・テーマ決め
中小企業診断士の皆さんの役に立つ内容にしなければならない、
と言うのがとても高いハードルです。
診断士は、日々情報や知識を貪欲に吸収してきている人達。
その人達が、聞いて良かった、勉強になったと言ってもらえるものにしなければなりません。
これが結構大変です。候補出しと検討にかなりの時間がかかります。
・3分間におさめること。
3分間プレゼンテーションなので、3分以内に話し終えなければなりません。
テーマを決めて、構成を決めて、なんとなく空で話してみると、
だいたい20~30分ぐらいの内容になってしまいます。
それを15分、10分、5分と、どんどん内容を削ったり、
話し方を調整したりして3分におさめられるようにしていきます。
・練習
一字一句覚えるようなことはしませんが、
ある程度話す内容を覚えておかないと、内容が飛んでしまった時に、
3分では話しきれなくなってしまいます。
このため、録音をして、通しの練習を何度も行います。
話すスピードを変えたり、内容の微調整をしたり、10秒の誤差を操作したりします。
この完成までの作業を行っているときに、
たった3分話すだけなのに、ここまで時間を使って良いのだろうかと毎回罪悪感があります。
この時間を、ペンディングになってしまっている他の仕事にあてるべきなのではないか。
他の人はもっとサラッと作っているのではないか、
自分だけ時間がかかっているのではないか、
向いてないのではないか、こんなことを思ってしまいます。
しかし、完成した時にはこう思います。
【選んだテーマの濃いエッセンスを得られ、自分の行動レベルが変わるぐらい自分に刻まれた!】
大きなテーマを決めて、3分に圧縮した内容は、これでもかというぐらい無駄を省いた、
そのテーマの濃いのエッセンスです。それが得られます。
また、同時に、長時間練習を重ねているせいか、
その内容を一生忘れないのではないかと言うぐらい、自分に刻まれています。
ここまで刻まれると、それが自然に自分の行動レベルに落ちるぐらいになっています。
3分間プレゼンテーションは、
聞いてくれる方に少しでも良い情報をお伝えしたいと考えて実施しますが、
最終的には行動レベルが変わるぐらいエッセンスが自分に刻まれています。
稼プロ!の3分間プレゼンテーションをやってみて、
一番の収穫は、時間をかけて苦労して取り組んだことは、
間違いなく自分の成長につながっているということに、
気が付けたことなのかも知れません。
今後も、与えられた機会に懸命に取り組んで、
自分の成長に生かし、そしてそれが周囲の皆様のお役に立てるよう、
頑張っていきたいと思います。
同期20期の皆さん、
少なからず皆さんも私と同じように3分間プレゼンテーションに苦労をされていると思います。
皆さんが感じている苦労と、メリットをコメント欄などで共有していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!