24期の成嶋です。新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
稼プロ!第1回講義の「自分を褒める」ことの大切さに関するお話に触発され、私の最初のブログ投稿で「自分を褒める運動」を実施していくと宣言しました。「自分を褒める運動」とは、毎日自分を褒め、それを日記に記録するというものです。途中何回か中断もありましたが、現在では「自分を褒める運動」を毎日実践しています。最近、24期の佐藤さんのブログ投稿に、私が佐藤さんの夢に出てきたことが書かれていましたが、そのことも「自分が佐藤さんのクリスマスの夢に現れて、佐藤さんの心の平穏、病状の回復に貢献することができてよかった。私はヒーラー(癒し系)だ。」と記録して自分を褒めています。本日は、自分を褒めることを継続して実践してえられたこと、気づきを報告したいと思います。
まず、一番最初の「自分を褒める運動」は、下記の目的とルールのもと開始しました。
・目的1.当時の私は柔道の稽古により左足を骨折していた。その影響で気持ちが後ろ向きだったので、「自分を褒める運動」を実践して気持ちを前向きにすること。
・目的2.モチベーションの維持・向上や自己理解を深めること。
・ルール1:行いの描写を詳細化、具体化するため、5W1Hを用いて記載する。
・ルール2:「褒める」理由を記載する。どのような基準や目的に照らして、どのような点で優れているのかを記載する。
・ルール3:自分を端的、具体的に褒める言葉をつけ加える。
・ルール4:1日3回自分を褒めて、その内容を記録するが、そのうちの1回はルール1~3に沿って記録する。あとの2回はルール1~3に沿わなくてよく、気軽に書けばよい。
実際にやってみると上記ルールで「自分を褒める運動」を運用すると、継続することが困難でした。ルール4に「(毎日)1回はルール1~3に沿って記録する」とありますが、ルール1~3のような詳細な内容で毎日書くことはできませんでした。本ブログの冒頭に書いた「途中何回かの中断」は、これが原因です。そのため、継続することを重視してルール4を下記のように変更しました。
・ルール4変更後:1日1回以上自分を褒めて、その内容を気軽に簡単に記録する。毎週日曜日に1週間の中で一番褒めたいこと、がんばったことを1個だけピックアップしてルール1~3にしたがって振り返りを行う。
ついでにルール1も下記のように少し変更しました。理由は、褒められる行いの原因を知れば、良い行いの再現性を高めることができると考えたためです。
・ルール1変更後:行いの描写を詳細化、具体化するため、5W1Hを用いて記載する。特にHOWの部分に重点をあてて、褒められる行いができた原因を深堀する。
上記ルールに変更してから、約2ヵ月強が経ちましたが、そこからは毎日「自分を褒める運動」をすることができるようになりました。
次に「自分を褒める運動」を行うことによって、当初の目的である「気持ちを前向きにする」「モチベーション維持・向上、自己理解の深化」に効果があったかを報告したいと思います。骨折によって後ろ向きだった気持ちが前向きになれたのは、骨折が治って柔道の稽古が以前と同じようにできるようになってからでした。ただ、骨折により筋力が落ちていたので、以前の筋力を取り戻すためのモチベーション維持にはかなり効果がありました。ギブスが取れてからジムに通って筋トレを再開したのですが、最初は骨折前の半分ぐらいの重量しか扱えず「元に戻るのかなあ」とかなり不安でした。そこで「筋力を取り戻すため、疲れていたが今日もジムに行って筋トレした。えらい。」「今日はベンチプレスとスクワット各60kg×10回×3セットできた。少し戻ってきている。」「今日はベンチプレスとスクワット各80kg×5回あげることができた。ヒーハー。」「今日はベンチプレス90kg×1回、スクワット110kg×1回あげることができた。戻った。おらは不死鳥(フェニックス)だ。」と回復具合を「自分を褒める運動」として記録していくことは楽しかったし励みになりました。筋力が戻るにつれて柔道の稽古も以前と同じようにできるようになりました。骨折前と同じことができるまで回復したこと、そのことについても自分を褒めることによって最終的に気持ちが前向きになれました。従って、「自分を褒める運動」は、「気持ちを前向きにする」「モチベーションの維持・向上」に効果があったと思います。
そのほかに、「自分を褒める運動」をしていて気づいたこと、よかったことを下記に3つ書きます。
ひとつめは、失敗を引きずらないようになったことです。今日は失敗ばかりで褒めることはないという日もありましたが、「自分を褒める運動」のため自分を何らかの形で褒めなければなりません。そのときは、失敗を細分化して分析し、良かった点と、失敗の原因となった悪かった点を切り分けるようにしました。失敗した体験の中にも良かった部分はあるはずで、その部分だけは褒めるようにしました。そうすることによって失敗をあまり引きずらず、前向きにとらえて悪かった点を反省し、次にこの経験を活かそうという気持ちになれました。
二つめは、人への感謝の念が強化されたことです。ルール1の変更により、褒められる行為の原因、つまり成功体験の原因を考えているときに、あの人の協力や貢献、献身が大きかったことに改めて気づいて感謝することが増えました。その人が困っていたら援助しようという気持ちが強くなりました。
三つめは、タスクが発生したら過去の成功体験の原因分析を参照し、再度使用できるものがあったらそのやり方をもう一度実施することで上手く行えるようなることが増えたと思います。
今では「自分を褒める運動」が楽しい、「自分を褒める運動」をしないと何だか気持ちが悪い、不安になるという状況になってきています。昨年の8月から12月は仕事がアホみたいにとても忙しかったのですが、「自分を褒める運動」のおかげで何とか乗り切ることもできました。今年も「自分を褒める運動」を継続して実践していきたいと思います。また新たな気づきがあったらブログで報告したいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
成嶋さんのように、できなかった所をきちんと振り返り、ルールを修正しながら改めて挑戦してみたいと思います。