東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

初対面で信頼関係を素早く構築!心理学を使った5つのポイント【前編】

2021-06-13 12:00:00 | 20期生のブログリレー

こんにちは!

稼プロ!20期生の春島一男です。
2006年から約14年間ネットショップを運営しています。

今回は5/26に続いてビジネスと心理学を
結び付けたシリーズの第9回目になります。

今回は【初対面で信頼関係を素早く構築する方法(前編)】についてです!

※2021年5月23日の稼プロ!講義にて

私がプレゼンテーションした内容を抜粋してお伝えします。

 

 

早速ですが、人生80年、一生に出会う人の人数は、

何人と言われているでしょうか?

 

 

答えは

 

30,000人です。

多いような、少ないような感じですね。

 

 

では、その内、親しく会話をできる仲、

つまり友人になれる人は何人ぐらいでしょうか?

 

 

答えは約300人です。

出会った人の内、たった1%です。

 

 

 

例えば、約100人の交流会に参加したとして、

仲良くなれる人は、たった1人です。

他の99人の人とは、一生出会わないかも知れません。

 

でも、その99人の中に、

自分の夢を手助けしてくれる人がいるかも知れませんよね。

貴重なチャンスを逃しているかも知れません。

 

 

人生を振り返った時のターニングポイントを思い返してみてください。

 

そこに出会いはなかったでしょうか?

新たな出会いのおかげで人生が開けたのではないでしょうか。

 

 

そしてその出会いは、偶然であり、幸運だった、と結論付けますよね。

 

 

しかし、出会いを、偶然や幸運で片づけてはいけません

 

 

偶然であり、幸運の出会いを、逃さず、

少しでも増やして行きたいですよね。

 

 

 

初対面の人と信頼関係を素早く築くことができれば、

幸運の出会いを増やすことができます

 

本日は、その方法をお伝えしたいと思います。

 

 

 

初対面の人が集まる交流会の参加することをイメージしながら、

読み進めてください。

 

 

【挨拶】

交流会に参加して、まず行うことは挨拶です。

実は挨拶の仕方にも、信頼関係を築きやすい挨拶があります。

さて、下記3つのパターンで、最も信頼関係を築きやすい挨拶

どれになるでしょうか。

 

➀挨拶しながら会釈

➁無言で会釈

③無言で握手

 

 

答えは③の無言で握手です。

 

 

私は、診断士資格を取得する前、

様々な異業種交流会・勉強会に参加していました。

 

その中の一つに、挨拶の基本は握手、というA会(仮称)がありました。

A会では他にもハイタッチを多くしたり、

比較的仲間同士の距離感が近い勉強会でした。

 

 

当時私は、複数の交流会・勉強会に参加していましたが、

A会の先輩や仲間と圧倒的に強い絆が生まれました

 

 

握手は信頼関係を築くのにとても有効な施策です。

 

今はコロナ禍で握手が難しい状況ですが、

世の中が落ち着いた後に、ぜひ試してみてください。

 

 

【類似性を見つける】

 

交流会で挨拶の後に行うのは、名刺交換ですね。

名刺交換は、お互いが相手を相互理解するために行います。

 

この名刺交換も相手との信頼関係を築くのに、とても重要です。

 

 

人は自分に似た人を好きになる傾向があります。

このため、初対面の人との類似性を発見できれば、

距離感が縮まり、信頼関係を構築しやすくなります。

 

その類似性の発見に名刺がとても有効なのです。

 

 

名刺交換時の類似性発見により、

信頼関係構築につながった、

私のエピソードをお話しします。

 

 

私は普段ネットショップを運営しています。

ショップを立ち上げたばかりの時は、

色々な商材を取り扱っており、

様々なメーカーの方が営業にきてくださいました。

 

 

その中の営業マンの一人、B君とのエピソードです。

 

B君と初めて会った時、名刺交換をした後に、

B君は別紙のプロフィールシートをくれました。

 

それを見て、私の大学の後輩であること発見しました。

 

私が通っていた大学は、規模がそれほど大きくなく、

社会に出てから、先輩後輩に出会うことがほとんどなかったので、

B君に対して、親近感を感じたのを覚えています。

 

B君はその後、かなり頻繁に営業に来てくれました。

 

 

当初、私が大学の先輩だから来てくれるのかなと思っていましたが、

あまりにも頻繁に来るため、ある時、聞きました。

 

「なぜ、そんなに頻繁に来るの?」

 

 

B君の答えは、

 

「暇だからです。

営業日報に実績を書きたいんです。」でした。

 

私は色んな意味で驚きました(苦笑)。

 

 

その後も、B君は頻繁に営業にくるので、

私は根負けして、B君の会社の商品を積極的に販促することをお約束しました。

 

 

これは約12~13年前だと思いますが、

実は今、B君の会社の商品が、

私のネットショップの主力商品になっています。

 

もしB君が私の大学の後輩でなければ、

そしてその類似性を初対面の時に発見できていなければ

今の私のネットショップは違ったものになっていたと思います。

 

暇だから来ていると言われた時点で、

もう来なくて良いよと、追い返していたかも知れないので(笑)。

 

以上、大学の後輩であるという類似性を発見したことによる、

私の幸運の出会いのエピソードでした。

 

 

なお、名刺がシンプルな人ほど、

ネットワークが広いと言う方もいらっしゃいますが、

それは名刺がシンプルだからネットワークが広いのではなく、

ネットワークが広いから名刺がシンプルなのだと思います。

もう名刺を使って類似性を発見する必要がないからです。

 

既にその人自身にブランドがあり、

十分にネットワークが構築できているということだと思います。

 

 

これからネットワークをどんどん広げていく必要がある人は、

初対面の人と類似する部分を発見するために、

名刺をうまくご活用ください。

 

 

本日は、前編として、ここまでにしたいと思います。

 

次回の後編では、初対面の人と信頼関係を構築する方法の続きと、

仲良くなりたいと思った人と、もっと仲良くなる方法

お伝えしたいと思います。

 

次回もお楽しみに!

 

※このブログ記事は、ビジネス心理学講師 酒井とし夫先生に

教えていただいたことを参考にしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする