稼プロ!23期生の島村康人です。
先々月4月の講義で稼プロ23期は一年間の講義日程を終了しました。
最終講義ではキャリアビジョンとして一年の振り返りと決意表明を行い、後は6月の卒塾式を待つばかりという充実感に満ちた雰囲気で締めくくりました。講義終了後、私はこれで自由にゴールデンウィークの残りを過ごせると思いました。
が、・・・
4月講義終了まで先延ばしにしていた小論文フィードバックの厳しいコメントを見て、安堵感が一気に吹き飛びました。一年間の振り返りまで済ませたのに、今更こんな根本的なダメ出しのコメントに対応しろなんて勘弁して欲しい、という思いがこみ上げます。(すみません。その時の正直な思いです。)
一度切れた緊張の糸を再び繋ぎ直すのは無理だという諦めの感情と、卒業小論文集として残ってしまうからには指摘された点を直さないと後々まで後悔するという思いが交錯します。
小論文の最終提出まで1ヶ月近くあるので、ゼロクリアして別テーマで書き直すことも考えました。
結局、ゴールデンウィークの残りほとんどの時間を掛けて再考し、テーマはそのままで出来る限りの修正をしました。
これまでのキャリアの中で、同じような経験が何度もあります。
何とか締切に間に合わせて、ようやく提出した資料をダメ出しされ、休日をつぶし徹夜して書き直しました。
その度に「百里を行くものは九十九里をもって半ばとす」という言葉を反芻しながら気力を振り絞りました。
過ぎてしまえば、諦めずにやって良かったという記憶だけが残ります。
この言葉ですがネットで検索すると九十九里ではなく九十と出てきます。
私の記憶では九十九里と教わったと思うのですが、中国の「戦国策」にある文言は「百里を行く者は九十を半ばとす。此(こ)れ末路の難きを言うなり」で、何事も終わりの方が困難で油断は禁物という教えだそうです。
※ 九十九里は芥川龍之介が晩年、月刊誌「文藝春秋」に連載した「侏儒(しゅじゅ)の言葉」で書いた教訓とのことです。
稼プロ4月の最終講義が九十九里目なのか九十里目なのか分かりませんが、さすがに別テーマでレジメから全部考え直すには時間が足りないと今回は判断しました。
現役時代、ソフトウェア開発の途中で致命的な誤りが見つかった際、開発工程のどの段階まで遡って修正対応を行うか、ぎりぎりの判断をしたことも思い出しました。
過去の苦い経験まで振り返りさせられるとは、まさに稼プロ恐るべしです。
小論文を書き直す際に色々調べた中で、皆さんにもお伝えしたい記事がありました。
稼プロブログの担当も残り1回です。最終回はその情報を投稿します。(予告編です)
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