こんにちは、19期生の土佐林です。
前回のブログ「ゆっくり完璧がもっともはやい」を読んでくださった皆様、ありがとうございます。10月に入り、寒暖の差が激しくなってきましたね。私は企業内診断士として活動しているのですが、毎日上着を着るかどうか迷っています。
私は中央支部で新しく始まった新人向けチューター制度にチューターとして参加し、様々な質問に答えています。その中で「生成AIをどう活用すべきか?」という質問を受けました。このテーマに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
私自身も生成AIに強い関心を持っており、日々の業務や診断士活動にどう活かせるかを模索しています。例えば、生成AI活用普及協会(GUGA)に登録し、「生成AIパスポート」のテキストを手に入れて勉強を進めています。また、「キーエンス思考」や田尻望さんの「ChatGPT時代の付加価値仕事術」など、AI活用に関する書籍も参考にしています。
過去に「生成AIの活用レベル」というテーマでブログ記事を書きましたが、その続編として今回も「生成AIの活用」を取り上げます。
生成AIをどう活用するか:私の3つのテーマ
生成AIが話題になる中で、何のために使うのかを明確にすることが大切だと感じています。私は以下の3つのテーマで生成AIを意識的に活用しています。
① 第2領域の時間を増やすために
「7つの習慣」にある時間管理マトリックスをご存じでしょうか?私は、生成AIを活用して第1領域(重要かつ緊急)、第3領域(緊急だが重要でない)にかかる時間を減らし、第2領域(重要だが緊急でない)に集中できる時間を増やすことを目指しています。このように、生成AIは単なる時短ツールではなく、長期的な成長に必要な時間を作り出すパートナーと考えています。生成AIを使うと時間短縮のイメージが強いかもしれませんが、実際には時間は短縮にならず、時間の使い方の「質」が変わっていくのだと感じています。
② 能力を引き上げる
生成AIを使って自分の能力をさらに引き上げることを意識しています。例えるなら、孫悟空がスーパーサイヤ人になるように、生成AIを活用して質の高い提案、企画を作成したり、自分の思考を深めたりすることができます。会社員としても診断士としても、自己成長を加速させる手段としてAIを活用できると感じています。
③ 指導力と指示力の向上
生成AIを活用する際の「プロンプトの作り方」は、実は後輩やチームメンバーに指示を出すスキルと共通しています。適切な指示やフィードバックをAIに出す訓練は、日々の業務でのコミュニケーションスキルにもつながると感じています。後輩への指示やチームへの指導力を高めるためにも、生成AIを活用する価値があると実感しています。
生成AIは、単なるツール以上の存在です。私たちの時間を作り、自己成長を促進し、他者とのコミュニケーション能力を向上させる力を秘めています。そんな面白い時代に生きていることに、私は日々ワクワクしています。皆さんの自分なりの活用方法や、日々の業務や診断士活動に取り入れ方をぜひ聞かせてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
関連リンク
過去のブログ「生成AIの活用レベル」:
https://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/ac93aa252554aa71d379f56887cb7d40
たしかに生成AIの活用によって生まれた時間をどう使うかを意識しておかないとですね。長期目線、私も意識してみます。
確かに指示の内容や手順によってチームメンバーのアウトプットの量・質は変わってきます。普段のコミュニケーションを意識しながら生成AIと付き合って(プロンプトして)いくと、より良い使い方ができると思いました。
機械が友達、という話も、もはや映画の世界ではなく、近い将来には当たり前になるかもしれませんね。
> 生成AIの活用が広がっていますね。私は思考が行き詰まった時の壁打ち相手とし...... への返信
アイディア出しには向いてますよね!
> 生成AI活用の観点として「指導力と指示力の向上」を挙げていただいたのは、な...... への返信
コメントありがとうございます。希望した返事が来ないと指示が悪いことが体感出来るのがいいです。。
> 生成AIを活用する流れは加速していることを感じています。診断士こそが、あた...... への返信
第4次産業革命ともいえるこの技術、日々ワクワクしてます!
> 生成AIの活用は「プロンプトの作り方」が大事ですね。期待した回答が得られな...... への返信
有効活用方法の研究は続けたいです。良い活用事例があったら教えてください!
> たしかに生成AIの活用によって生まれた時間をどう使うかを意識しておかないと...... への返信
時間は有効な経営資源ですね。時間に対する意識も変わりますね。