東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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2020年振り返り ~中小企業診断士1年目~

2020-12-26 12:00:00 | 20期生のブログリレー

こんにちは!

 

稼プロ!20期生の春島一男です。

2006年から約14年間ネットショップを運営しています。

 

現在、ビジネスと心理学を結び付けたものをシリーズで書いていますが、

前回に引き続き番外編で、今回は2020年の振り返りをしてみたいと思います。

 

 

2019年に中小企業診断士試験に合格し、

大きな期待の中で始まった2020年。

 

夢にまでみた、実務補習から始まりました。

1日も早く診断士登録したかったので、選んだのは15日コース。

IT企業、外食業、製造業の診断実務に従事しました。

 

詳細は割愛しますが、非常に苦労することが多く、

自分の甘さを痛感し、診断士資格の重さを実感する実務補習でした。

 

 

その後、研究会やマスターコースを複数見学し、

いくつかの研究会に所属することを決めて、

マスターコースは稼プロに入ることを決めました。

 

マスターコースでは、月に1回参加して、

知識の補充とネットワークを広げたいぐらいの気持ちでしたが、

稼プロはそんなに甘くなく、

現在進行形で、課題の重さに苦労しています。

 

 

私の本業はネットショップの運営であり、

競争が大変激しい業界です。

日々のルーティン業務だけを行っていると、

売上はみるみる内に下がっていきます。

 

感覚的には、

今の活動の成果が半年後の売上に

結果として現れる感じです。

 

ルーティン業務の忙しさに甘えて改善を怠ると

半年後に辛い状況が待っているので、

日々少しずつでもショップの改善に努めています。

 

また、兄の会社の事務所を間借りしていることもあり、

その会社の支援も適時行っています。

今は診断士として支援できることが以前より増えたので、

自分が出来ることは積極的にやりたいと思って活動しています。

 

このような形で、2020年の私は、

ネットショップ運営、診断士活動、関係会社の支援

この3つ業務を並行して行い、

常に時間に追われていました。

 

 

2020年は時間に追われながらも一生懸命頑張ったからこそ

二つの大きなご褒美がありました。

 

ご褒美1

・かけがえのない仲間との出会い

 

実務補習の仲間、稼プロの同期の仲間とは、

今後、ずっと長い付き合いが出来るように感じています。

困難に一緒に立ち向かっている同志は、

特別なものがあるとあらためて感じました。

実務補習、稼プロの仲間の活躍は自分のことのように嬉しいです。

40歳を過ぎて、このような仲間に巡り合えたことに、とても幸せを感じています。

 

 

ご褒美2

・恥をかく、リスクをとる、挑戦することの大事さを実感する

 

一人で事業を行なっていた期間が長く、

それなりに厳しい状況も経験しているせいか、

いつの間にか、積極的にリスクをとれないようになっていました。

何をやるにも無難にまとめてリスクをとらない。

ここ数年はそのような感じでした。

 

そんな中で、先日の稼プロで14期の木村さんのお話を聞いて

ハッとさせられました。

「稼プロでは、思い切ってやるべき。」

 

自分は果たして、思い切ってやれているのだろうか。

 

確かに稼プロで思い切って挑戦できなかったら、

他でできるはずがない。

 

自分はいつの間にか無難にまとめ、リスクヘッジするために

とるべき行動がとれていないことに気がつきました。

 

数年前に、「迷ったらやってみる」と決めて行動していた時期がありました。

 

その時期はネットワークが広がり、

事業を行う上でもあらたな取り組みに、

積極的に取り組めていたように思います。

 

「迷ったらやってみる」

いつの間にか忘れてしまっていました。

 

2021年は再度「迷ったらやってみる」を実践し、

積極的に恥をかいて、リスクをとって、挑戦してみようと思います。

 

 

2020年はコロナ禍であり、世の中は激動でしたが、

私自身も変化に富んだ激動の1年でした。

 

頑張れば頑張るだけ成長できることを、

あらためて実感できた1年でもあるので、

この気持ちを忘れずに2021年も活動したいと思います。

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ついに経営理念完成か

2020-12-25 12:00:00 | 20期生のブログリレー

16期生の大石泰弘です。

2016年3月に法政大学の養成課程修了と同時に診断士となって独立しました。
間もなく5年になるので、初めての更新手続きです。毎年経営理念を修正し
続けてきましたが、しっくりしませんでした。

事業承継の面談をする中で、「これは良かった」と数人の方が言われた、中小企業家同友会の「経営指針成文化セミナー」を8月から受講し、いよいよ
経営理念を完成させる時期に来ています。相当しっくりきているので紹介します。

ピープル総合研究所の経営理念
◎私たちは、日々人として正しいことを元気に実行します
◎私たちは、社員とその家族の幸せを追求します
◎私たちは、中小製造企業のCF豊饒化と技能承継による組織強靭化を通じて持続力を強化します
◎私たちは、どんな小さなことにも感謝し、社会の元気な発展に貢献します

上記経営理念実現の為に、2021年は企業の困りごとの生の声をベースにした
コンテンツづくりを、今年こそ本格的に始めようと思います。

みなさま、健康でよいお年を。
以上

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クリスマス・イブに感じる新幹線のベネフィット

2020-12-24 12:00:00 | 講師小野田からのメッセージ

メリー・クリスマス! 20期生のながいち!です。

私にとって、いま一番のクリスマスソングは山下達郎の『クリスマス・イブ』です。
(♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう……)
そして『クリスマス・イブ』で思い起こされるのは、JR東海による新幹線のCM『クリスマス・エクスプレス』です。
1989年のCMなので、このブログを読んで多少なりとも共感していただけるのは、40歳以上の方に限られるかもしれません。
申し訳ありません。

『クリスマス・エクスプレス』のCMのストーリーを再現すると、こんな感じです。*1
バックには『クリスマス・イブ』が流れています。

①プレゼントを抱えて夜の駅構内を走る若い女性(牧瀬里穂)。
②途中で男性と接触してプレゼントが落ち、被っていた帽子が脱げるが、それを拾って改札口へ急ぐ。
③人込みの中、バンダナを巻きバッグを肩にかついだ彼氏が、改札内の階段を降りてくるのを見つけて笑顔に。
④彼氏を驚かそうと柱の陰に隠れ、肩で息をしながら目を閉じ、幸せそうな表情で彼氏が近づくのを待つ。
⑤「ジングルベルを鳴らすのは、帰ってくるあなたです。クリスマス・エクスプレス」のナレーション
⑥遠ざかる新幹線の後ろ姿。「JR東海」のサウンド・ロゴ。

1989年、国鉄がJR各社に分割されて2年目に作られたCM。
その年の広告業界のCMアワードでグランプリを受賞。
当時新人で17歳だった牧瀬里穂は、このCMでブレイクしたそうです。

特別な日の夜、遠距離恋愛中の二人が、新幹線の改札前で久しぶりに会うまでのわずかな時間を切り取ったドラマ。
このCMの魅力は、何といっても牧瀬里穂の笑顔です。
彼女は確かにカワイイのですが、それ以上のものが、彼女の笑顔から伝わります。
遠く離れて生活し、久しく会えなかった彼氏。特別な日に、彼氏が会いに来てくれた。
「待ち焦がれていた人と出会えたとき、人はこんなすてきな笑顔になるのか」という感動が、『クリスマス・エクスプレス』を視た後に残るのです。

JR東海の担当者は、制作にあたってCMディレクターに次のように話したそうです。

(同時期に民営化されたNTTのCMを意識して)
「電話も新幹線も線(電話線とレール)で大切なものを運ぶという点では同じ。NTTは声を届けることしかできないが、うちは人間そのものを運び、結び付けられる。それをCMで表現してほしい」*2

CMを作るにあたり、JRの担当者は、新幹線が都市と都市をつなぐだけでなく、人と人をつなぐサービスであるという発想を持っていました。
ディレクターはこれに共感し、新幹線によって人と人がつながる具体的なストーリーに落し込み、そのとき人に起こる心の変化をみごとに映像化しました。
この過程で、彼らは新幹線サービスの本質を見つけ出す作業をしたと、私は思います。

稼プロ!の第6回の講義では、「製品の三層モデル」の復習をし、診断士の仕事のひとつは、事業者が提供する商品やサービスの核を見つけ出すことだと学びました。
『クリスマス・エクスプレス』の制作者たちはCM作りを通して、新幹線サービスの核にあるベネフィット(便益)を見える形にしたのです。
具体的には複数の層になった、次のようなベネフィットです。

<1層目のベネフィット>  人を速く時間通りに、都市から都市へ運ぶ。
<2層目のベネフィット>  人と人をつなぎ、人と人の出会いを創り出す。
<3層目のベネフィット>  人の笑顔を引き出し、幸せな時間を生み出す。

笑顔になったのが新幹線に乗車した人ではなく、待っていた人だというのも、このCMの表現の巧みさでしょう。
ドラマ上は脇役ながら、二人の再会を演出した新幹線の遠ざかる姿に、私は暖かいものを感じました。
すっかり、CMの仕掛けにはまった(魅せられた)ということです。

診断士が、商品やサービスの核を見つけ出す作業をするのは、例えばプロモーションを考えるときです。
中小事業者の場合、費用面からテレビCMを使うことは稀でしょう。
しかし、『クリスマス・エクスプレス』の制作者たちのように考えることは重要であると思います。
つまり、商品やサービスが、消費者の人生や生活のストーリーの中でどういう役割を果たし、どのような心の経験をもたらすかをリアルにイメージする、ということです。
私は、そうした想像力を働かすことのできる診断士でありたいと考えます。


*1 三浦武彦、早川知良著『クリスマス・エクスプレスの頃』(日経BP企画)の付録DVDから採録した。
*2 出典「CM『クリスマス・エクスプレス』が令和になっても色褪せない理由」
      現代ビジネス情報部  https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69391

 

 

 

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名刺には何を書く?

2020-12-23 12:00:00 | 20期生のブログリレー

こんにちは!稼プロ!20期生の川村匡弥です。

先日、名刺を新調しました。
今までの名刺は「中小企業診断士(登録予定)」となっていたので、登録予定の文字を削除するとともに、ちょっとだけ柄を変えるのと、裏面に経歴や活動歴、趣味を記入するマイナーチェンジをしてみました。

みなさんも思い思いの名刺をお持ちだと思いますが、どのような情報を載せていますか?名前や肩書、連絡先だけだったりしないでしょうか?名刺を見て、自分を覚えておいてもらえるような工夫はできていますでしょうか?

今回、新しい名刺に経歴や活動歴、趣味を載せたのは、それを見て私がどんなバックグラウンドを持っているのか知ってもらうとともに、受け取った人と何かしらの共通点を作っておきたかったからです。同じ大学出身者かもしれないし、ひょっとしたら同じ会社かもしれない。もしかしたら、同じ趣味を持っていてその場で意気投合できるかもしれない。そういうコミュニケーションができれば相手の記憶の片隅に残りやすくなりますよね。

ただ、難しいなと思うのは載せる内容や記載の仕方です。たくさん載せればそれだけコミュニケーションの種は増えますが、その分文字は小さくなり、余白も少なくなるため見づらさが増します。また、相手によっても刺さる部分は違うでしょうから、その点は注意が必要になってきます。

そうやって悩みだすとなかなか決められなくなってしまうのですが、今はネット注文で100枚1,000円しない程度で発注できる時代ですから、まずは作ってみるのが一番です。持っていく場に応じて違う名刺を作る、ということも簡単にできてしまう価格です。今回作った名刺もまだまだ発展途上。いろいろな人と交換して、反応を見ながらアップデートしていけたらよいなと思っています。

皆さんも、名刺をアップデートしたらぜひまた交換させてくださいね!

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スマホ脳

2020-12-22 07:00:00 | 講師富岡からのメッセージ

皆さん、こんにちは。講師の富岡淳です。

 

最近読んだ本のお話です。

「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳、新潮新書)

スウェーデンの精神科医が書いた本で、世界的ベストセラーになって

いるそうです。

 

この本では、記憶力や集中力といった知能がスマホのせいで低下して

いるということを様々な角度から分析しています。また“心の病”が

増えているのもスマホの普及と関係があるのではないか、ということも

言っています。

 

たしかに私も常にスマホのことは気にしながら生活しています。

仕事の最中でもスマホに何かくるとついつい見てしまいます。仕事の能率を

妨げていることは確かです。

 

スマホは便利な道具ではありますが、上手につきあわなければいけませんね。

依存症にならないように。

 

富岡 淳

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