あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

カロリーヌ・リンク監督の「名もなきアフリカの地で」をみて

2016-03-07 10:55:41 | Weblog


闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.990



 ナチを逃れたユダヤ人親子が異卿の地ケニアで異人に出会い異文化に触れ、さまざまな苦難を乗り越えてドイツへ帰還するまでの苦労話だが、残された家族は強制収容所行きとなる。

あのとき同行していれば助かったと後からは言えるが、ヒトラー台頭の時代にこういう果敢な逃避行に踏み切れた人はほんの一握りだろう。実話ならではのリアリティがあるが映画としてはB級なり。


 ニコラウス・アーノンクール死す八十六異端もいつしか正統に転じて 蝶人
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