音楽千夜一夜 第360回
シャルル・ミュンシュのベートーヴェンは1番、8番を除く7曲がライヴ録音で8番の仏コンセルバトワール管弦楽団を除く8曲が手兵ボストン響を振っています。何回か聴いているとやはりスタジオよりもライヴ演奏の方が生気に富んでいて、やっぱりミュンシュはライヴの人だなあ、思うのです。
もう1つは同じMEMORIES盤のヨゼフ・シゲティです。私は古今東西のバイオリニストのうちでシゲティを一等高く評価していて、とりわけヴァンガード盤のバッハの無伴奏を愛聴しています。
この2枚組ではモザールの3番、メンデルスゾーン、ベートーヴェン、ベルクを収録していますが、ミトリプーロス指揮NYフィルの劇伴によるアルバン・ベルクベルグが素晴らしい演奏です。
これは風邪かそれともアレルギー鼻炎か声涙共に鼻を下る 蝶人