あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

ピーター・ボクダノヴィッチ監督の「ペーパー・ムーン」をみて

2016-03-21 11:17:58 | Weblog


闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.994


 亡くなったばかりの人の家を訪ねて個人が発注したと称する聖書を訪問販売!する放浪の行商人をライアン。オニール。ともしかすると実の娘かもしれない少女をテータム・オニールの実の親子が織りなす珠玉のロードサイドムービー。

 その後この親子が辿った地獄のような苦難の日々をすべて帳消しにするような天国的な傑作映画である。

 あの減らず口をたたく2人を乗せたオンボロ車は、あの儚くも美しい主題歌をBGMに広大なアメリカの荒野のどこかをさすらっているのであらう。


 私の指はいつも冷たいので耕君のいつも暖かな指を握って暖めてもらう 蝶人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする