闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1130、1131、1132、1133
○ジョー・ライト監督の「ハンナ」をみて
ケイト・ブランシェット扮する悪魔のように冷酷な悪女マリッサがこの世に生み出した遺伝子改児ハンナが世界中を駆け回って最後の最後に復讐を遂げる御苦労さんなアクションスリラー映画であるが余りにも嘘くさくて見るに堪えない。
○ブライアン・シンガー監督の「ユージュアル・サスペクツ」をみて
一番の悪は臆病でノロマで冴えないやつだったんだけど、そういうドンデンガエシにはほいほいとついて行けないずら。
○フィリップ・ノリス監督の「ソルト」をみて
アメリカのCIAに潜入しているロシアのスパイ、アンジェリーナ・ジョリーが超人的かつ不死身の大活躍をして米ロの大勢のスパイを殺しまくるもはや誰にも訳のわからない猛烈アクション映画。
○ジョン・グレン監督の「007オクトパシー」をみて
007役がロジャー・ムーアに代わっているので詰らないが、最近のなんだか荒涼とした世界よりははるかに牧歌的な活劇を楽しく、かつアホらしく見物することができる。特に最後の美女軍団大活躍の場が素晴らしい。
どんな時も笑わなかった大関のあの細き目より流れる涙 蝶人