西暦2017年卯月蝶人狂言綺語輯&バガテル―そんな私のここだけの話 op. 251
君は言葉を書きとめるために、机に向かうが、頭の中ではまだ歩いている。聞こえているのは心臓のリズム、心臓の鼓動だ。「「神曲」に取り組んでいる間ダンテは何足サンダルをはきつぶしただろう。(マンデリシュターム)」小さなダンスとしての書くこと。ポール・オースター「冬の日誌」柴田元幸訳より4/1
「生の終わりは苦々しいものだ。」ジョゼフ・ジュペール1814年
「人は愛すべき人間として死なねばならない(できるものなら)。」同1851年
ポール・オースター「冬の日誌」柴田元幸訳より4/2
ある人曰く、「全山より一樹、一樹より一枝、一枝より一花が美しい。」4/3
野党は「共謀罪」の審議を拒否して、安倍蚤糞夫妻の森友疑惑の解明に全力を尽くし、安倍蚤糞を退陣に追い込むべきだ。4/4
「自殺してもいい。2つのときにだ。戦争にひきだされて敵を殺せと命令された場合、敵を殺したくなかったら、自殺したらいい。君は男だから、女を強姦したくなったら、その前に首をくくって死んだらいい」鶴見俊輔「教育再定義への試み」
「ソロンは、国内にしばしば党争が起こるにもかかわらず、市民の中には無関心から成り行きに委せるのを好む者のあるのを見て取り、かかる人々に対する独特の法を設け、国内に党争のあるとき、両派のいずれかに与して武器を執ることのないものは市民たる名誉を喪失し、国政に与り得ぬこととした」(アリストテレス「アテナイ人の国制」)
避難民は自己責任で死んじまえ。安倍蚤糞内閣のメンバーときたら、こういう今村復興相のような冷血漢ばっかりだ。4/7
もしもトランプが北朝鮮を電撃攻撃したら、安倍蚤糞はしたり顔をして、いつものように「十分に理解できる」というのだろうな。4/8
原発撤廃にも、共産党を含めた野党共闘にも、連合との関係見直しにも大胆に1歩を踏み入れることが出来ず、小池新党との差別化も出来ないまま、民進党はずるずる沈没していく。いっそ「因循姑息党」と名前を変えたらどうだろう。4/9
反体制派に化学兵器を投下するアサドも、それに激高して発作的にトマホークをぶち込むトランプも、それに興奮して犬奴隷的支持をキャンキャン口走る安倍蚤糞も、毎月のようにミサイルを発射する金正恩も、到底正気の人物とは思えない。4/10
「都民ファースト?」とかいうキャッチフレーズで都庁の諸悪に挑戦する正義の?味方、小池知事の人気が高いようだが、そもそも自民党籍のこの人物と、彼女の新党の政治的主張は奈辺にあるのか、よーく研究する必要がある。そのリトマス紙はさしずめ「共謀罪」への賛否だろう。4/11
むかしから新党ブームというやつがよく巻き起ったが、あとから考えてみるとその理由も正体もさっぱり分からない。現況に対する不満不平がある水準に達し、それらを一挙に解消解決してくれそうな希望的幻想が前途に浮かぶと、我も我もと飛びつくだけのことではないだろうか。4/12
北朝鮮めがけて殺到する米空母打撃群と自衛隊が軍事演習を行うというのだが、こういう愚かな同盟軍ごっこが、いかに国民に無用な危険と緊張をもたらし、あんたの大好きな「国益」とやらを損なっているか分かっているのか。こら、お前だよ、安倍蚤糞。4/13
森友問題では安倍蚤糞に失望落胆したはずの人々が、安倍蚤糞が主導する政党を相変わらず支持する没論理の曖昧模糊を異常と自覚しない限り、安倍蚤糞一強政治はいつまでも続くだろう。4/14
読んでしまったから本を捨てようとするのだが、その同じ理由によってその本を捨てられなくなるので、4畳半はますます狭くなってしまうのである。4/14
「風説に堪えて」森友疑惑から逃れようとする悪辣な安倍蚤糞の桜見物を、断るどころか尻尾を振って新宿御苑になだれ込む1万6500名の阿呆ども。4/15
狂犬ドナルドのいいなりになって、ポチのようにキャンキャンはしゃぎ回り、1万6500名の阿呆どもと一緒に桜見物をしている間に、核戦争を招き寄せるとは、なんと破廉恥で無責任な「トンデモ宰相」であることよ。
森友疑惑では、「限りなくクロ」と判断しているくせに、依然として安倍蚤糞内閣を支持する国民は、もはやまともな神経と想像力すら失い、「現実に存在している権力だけが唯一無二の権力だ」と思い込んでいるのだろう。4/18
日本からいちばん手軽に、パスポートもなしでゆけるところと言えば、満洲と上海だった。いずれ食いつめものの行く先であったにしても、満洲は妻子を引き連れて松杉を植えにゆくところであり、上海はひとりものが人前から姿を消して1年2年ほとぼりをさましにゆくところだった。金子光晴「どくろ杯」4/19
政権に楯つく者は、一人残らず一網打尽にして牢屋に入れてしまおう、というのが安倍蚤糞の共暴罪である。この稀代の悪法に反対せず、葬ろうとしない人は、子子孫孫終生にわたって後悔するだろう。4/20
この節は世界中で独裁国家が増えてくるので恐ろしい。北朝鮮や中国、ロシア、サウジアラビア、トルコに続いて、まもなくこの国からも市民の思想・表現・権力転覆の自由が奪われていくのだろう。4/21
そもそも日本人というものが1人ずつにするとみんな泣き虫でその泣き虫をじっとこらえて意地張り、弱みをみせまいと力み返って生きている。そしてみせかけだけの強さは、権力とか偶像とか義理情宜のしがらみとか、すがりつくものがなければ、手もなくばさりとくずれてしまう。金子光晴「どくろ杯」4/21
力投空しく、まだ1勝もできない岩隈。ボカスカ本塁打を打たれる前田、田中、ダルビッシュ。3打席ノーヒットだと、即交代させられる青木、イチローもシアトルで本塁打こそ打ったが、打率はたったの1割5分8厘。日本人大リーガーも大変だ。4/23
ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のヴァルターの栄冠の歌「朝はバラ色に輝いて」とリヒアルト・シュトラウスの「薔薇の騎士」第1幕でテノール歌手が夫人の前で歌うオペラセリア風アリア。違うけれども、ちょっと似ている。前者は希望に満ち、後者はニヒルだ。4/24
市議選が終ったが、相変わらず強いのが自公両党で地盤と宗教盤に深く根を這っているようだ。政権党として権力を揮っている勢力の政治の是非に疑いを懐かず、そのリアルに一途に寄り添う連中が、悪しき政治の存続を許している。4/25
狂犬トランプが、阿呆莫迦忠犬アベ公の無責任な後援をうけて、北朝鮮に先制攻撃をかける非常事態を迎えるのだろうか? まさかとは思うが、その不穏なキナ臭さが日本海周辺に漂う今日この頃である。4/26
時々突然どこかからのアンケートの依頼電話が掛かってくるが、私はコンピューターに録音された質問に、律義に答える時間も心の余裕もないので、すぐに切ってしまう。いったいどういう人が、あれに真面目に?回答しているのかしらん。4/27
またしてもマリナーズが好投の岩隈投手を見殺しに。彼はもう少し打撃力のあるチームに移籍すべきではなかろうか。4/28
天下大乱、一触即発の危機にあっては、国家の代言人の決められた台詞などに惑わされることなく、醒めた個人として冷静に振る舞わなければならない。4/29
自衛隊が、北朝鮮を挑発している米艦隊を防護する、だと。冗談じゃない、狂犬トランプの独りよがりの戦争に巻き込まれてたまるかってんだ。4/30
人類の夢とロマンを描きたり日本国憲法第9条 蝶人