あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

リチャード・アッテンボロー監督の「ガンジー」をみて

2017-05-12 14:01:58 | Weblog


闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1170


ガンジーは、英国の植民地インドを独立に導きながら、凶弾に斃れた悲劇の英雄の一代記。普通の人間として当然の権利を獲得するために権力に対する非暴力による非妥協的な捨て身の反抗を貫いた。

その無手勝流の生き方は、弱肉強食のいっそう甚だしい現代にあってほとんど奇跡のように感じられるが、彼こそは非武装中立という画期的な政治思想のさきがけといえるだろう。

この春からアホ馬鹿安倍蚤糞内閣が「道徳」を必修科目にしたそうだが、生徒にはこういう作品を含めた内外のいろんな映画をみせるといいのではなかろうか。


  天皇制に反対する歌などは載せないだろうとはなから自粛してしまう虚しさ 蝶人
コメント
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