あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

マージェリー・カイラー作・S・D・シンドラー絵黒宮純子訳「しゃっくりがいこつ」を読んで

2018-08-06 11:28:53 | Weblog


照る日曇る日 第1113回


しゃっくりがとまらなくなった骸骨を主人公にしたところが素晴らしい。

しゃっくりは朝起きてすぐに出ていて、がいこつはヒック、ヒック、ヒックと言いながら歯を磨き、落葉かきをし、オバケとキャッチボールをするのですが、しゃっくりはとまりません。

それでも仲良しのおばけが「逆立ちして水を飲め」とかいろいろアドバイスをしてくれたおかげでついに頑固なしゃっくりがとまるのですが、そのアイデアのひらめきがグッドでしたね。

「しゃっくりはやまのむこうにとんでにげていきました」というエンディングもおかしいずら。


もし我ら死せば施設の息子デザートお菓子喰えずなるべしいま喰え西瓜!死ぬほど喰え! 蝶人


コメント
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