あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

しりあがり寿著「弥次喜多inDEEP7」を読んで

2018-08-15 11:10:41 | Weblog


照る日曇る日 第1118回


ようやく伊勢に到着した弥次サン喜多サンだが、どういう風の吹きまわしか混迷を深める時代にあって善悪の決定神として英雄の如く待望されている。

ところがその弥次喜多をカタルるお鳥さまが、唯一無二のリアルのもとで統一されれば世界には絶対平和がやってくると称してさながらジュネーブの独裁者、カルヴァンのごとき専制を敷くのです。

さて本物の弥次サン喜多サンはどうするのか?

    「滅びるね」また漱石が言う敗戦忌 蝶人

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