蝶人物見遊山記第341回&鎌倉ちょっと不思議な物語第428回
没後50年を迎えた清方を盛大に記念する大展覧会が竹橋で開催されているようだが、諸般の事情で上京できないおらっちは、いつもの小町通の脇道にちんねり佇む清方旧居跡で、いつものささやかなコレクションを拝見するのでR。
「文学や芝居に精通した清方が自らの心の琴線に触れた物語の女性たちを描いた作品を通して、近世から近代にかけての詩情豊かな物語世界をご紹介します」とチラシには書かれているが、展示会のタイトルといい、この惹句といい、年年歳歳相似たりの出品模様を、よお言うもんだ、と感心。毎度のことながら学芸員の苦労がしのばれます。
なお本展は、今月18日までの開催ずら。
耕君がどんどん早起きになるせいで1日がとても長くなるのよ 蝶人