蝶人物見遊山記第342回&鎌倉ちょっと不思議な物語第429回
公凶放送の大虎ドラマを真に受けて、市民の迷惑をも顧みず観光客の呼び込みを図る鎌倉市では、鳴り物入りで阿呆莫迦13人キャンペーンとやらを展開している。
これもその一環で、「鎌倉武士の時代」シリーズの第2弾、特別展「武士の姿への憧憬」を来る6月12日まで開催しているのだよ。
さりながら、その中身と言うては、その大半が歌川国芳の「曽我兄弟夜討之図」とか歌川芳虎の「相州石橋山源平合戦」などの浮世絵版画や屏風絵が、暗闇の中に並んでいるだけで、よく見えないし、見えてもたいして面白い代物ではない。
今月5月14日からは展示替えだそうなので、あっち方面に行ったらまた覗いてみることにしようかな。
頼朝が人殺すさまを見聞きした北条一族遮二無二殺す 蝶人