あまでうす日記

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鎌倉歴史文化交流館で「北条氏展 鎌倉武士の時代2 幕府草創を支えた宿老たち」をみて

2022-05-25 11:41:38 | Weblog

蝶人物見遊山記第345回&鎌倉ちょっと不思議な物語第432回

 

ひさかたぶりに訪れた扇ガ谷の交流館なり。ここは元は英国の建築家ノーマン・フォスターがデザインした住宅で、大正時代は岩崎小弥太の別荘、んで鎌倉時代は安達盛長の孫義景の邸宅跡&菩提寺の無量壽院跡ということなので、「幕府草創を支えた宿老たち」に少しは関係しているとは云えばいえるだろう。

 

されど本館、別館の狭い展示スペースに並んでいる品々は、オープン以来ちっとも代わり映えのしない土器や文書や映像コーナーで、一度訪ねておけば2度とは来る必要もない不急・不要の施設だろうて。

 

鎌倉市も公凶放送の阿呆莫迦ドラマに便乗しての観光客誘致なぞを考えないで、その分、県下の他市町村より著しく劣る障害福祉方面に、目と金を振り向けてほしいものだ。

 

なお本展は来る6月11日までずら。

 

  赤信号で停まるたんびにエンジンを止めるバスの律儀を愛す 蝶人

 

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