あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2022年皐月蝶人映画劇場その3

2022-05-22 09:37:30 | Weblog

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2855~59

 

1)マーティン・ブレスト監督の「ジョー・ブラックをよろしく」

死神が美女に恋するという荒唐無稽な話を「感動的に」みせてしまう1998年のハリウッド映画。クレア・フォーラニのアップが実に美しいので見惚れてしまう。

 

2)ジョー・ライト監督の「つぐない」

姉と使用人のイケメンの情事に嫉妬して男を無実の罪に陥れた妹の償いをテーマにしたキーラ・ナイトレイが綺麗なだけの2007年の映画ずら。

 

3)デイビッド・バトラー監督の「二人でお茶を」

ドリスデイが歌って踊る1950年製作の半ミュージカル映画だが、大恐慌直後のNYでこんな能天気な世界があるとは思えないずら。

 

4)ジョージ・キューカー監督の「椿姫」

グレタ・ガルボ、ロバート・テーラー主演の1936年の米映画。テーラーのアルマンはいいが、ガルボのマルグリットがミスキャストでしらける。

 

5)ジョセフ・L・マンキーヴィッツ監督の「三人の妻への手紙」

3つのカップルの平和を脅かす謎の美女アディは話者として狂言回しを務めるだけで画面に派登場しない。カークダグラスの若々しい姿が眩しい1949年の名作ずら。

 

 短歌なんて演歌みたいで詠みたくないと言う谷川俊太郎にも一理はあるね 蝶人

コメント
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