あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2022年霜月蝶人映画劇場その3

2022-11-19 14:07:34 | Weblog

西暦2022年霜月蝶人映画劇場その3

 

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3072~76

 

1)森田芳光監督の「家族ゲーム」

1983年の森田と松田両選手の代表作。最近のカンヌのグランプリなんかが阿呆に見える。ただし終わりの3分は不要ずら。

 

2)荒井晴彦監督の「火口のふたり」

柄本佑、瀧内公美がひたすらやりまくる2019年の映画だがポルノ映画より健康的。柄本のアレがズボンを突き破るように勃起するシーンをみて、若さはすごいなあと痛感したずら。

 

3)今村昌平監督の「果てしなき欲望」

兵隊が地下に埋めた金塊を掘りまくる1958年のお笑いサスペンス。西村晃 、 殿山泰司 、小沢昭一、長門裕之 、 中原早苗 /などが出るが以外にも渡辺美佐子が色ッポイ。

 

4)中平康監督の「猟人日記」

ツルゲーネフならぬ戸川昌子の原作を中谷昇主演で1964年に映画化されたクズ映画だが、銀巴里で歌う丸山明宏のワンシーンだけが光り輝いている。

 

5)黒沢清監督の「ドレミファ娘の血は騒ぐ」

1985年の長篇第2作。人気のあったゴダールの真似をして、映像と音を盛んに弄んでいるのだが、ゴダール同様ちっとも面白くない。元はポルノ映画だったそうだが、それの方がうんと楽しめただろう。

 

  第8波がやってくると騒いでる第1波の時とおんなじように 蝶人

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