西暦2022年霜月蝶人映画劇場その3
闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3072~76
1)森田芳光監督の「家族ゲーム」
1983年の森田と松田両選手の代表作。最近のカンヌのグランプリなんかが阿呆に見える。ただし終わりの3分は不要ずら。
2)荒井晴彦監督の「火口のふたり」
柄本佑、瀧内公美がひたすらやりまくる2019年の映画だがポルノ映画より健康的。柄本のアレがズボンを突き破るように勃起するシーンをみて、若さはすごいなあと痛感したずら。
3)今村昌平監督の「果てしなき欲望」
兵隊が地下に埋めた金塊を掘りまくる1958年のお笑いサスペンス。西村晃 、 殿山泰司 、小沢昭一、長門裕之 、 中原早苗 /などが出るが以外にも渡辺美佐子が色ッポイ。
4)中平康監督の「猟人日記」
ツルゲーネフならぬ戸川昌子の原作を中谷昇主演で1964年に映画化されたクズ映画だが、銀巴里で歌う丸山明宏のワンシーンだけが光り輝いている。
5)黒沢清監督の「ドレミファ娘の血は騒ぐ」
1985年の長篇第2作。人気のあったゴダールの真似をして、映像と音を盛んに弄んでいるのだが、ゴダール同様ちっとも面白くない。元はポルノ映画だったそうだが、それの方がうんと楽しめただろう。
第8波がやってくると騒いでる第1波の時とおんなじように 蝶人