New Orleans Party Classics / Various Artists (1992)
ライノ(Rhino)レーベルから出たニューオーリンズ音楽のコンピレーション。「パーティクラシックス」と題するだけあってご機嫌な曲が錚々たるメンバーで編集されている。コロコロと転がるような陽気なピアノの音と少し詰まるような独特のリズム感が特徴。機械的なリズムでは絶対に再現不可能な生身のリズムが心地良い。
この頃(90年代)のライノレーベルはまだ大資本が入っていなかったはずなのでこういった細かいテーマのコンピを作らせるとピカイチのレーベルだった。その後どこのレコード会社も似たような事をやるようになったけれど。どれもビル・イングロット(Bill Inglot)の自然なリマスターで音質的にも大満足だったし。この時代ライノのカタログ数は結構多いのでまだまだ自分の知らない珠玉のコンピレーションがあるんだろうなぁ。そんなのに中古屋でパッと出会うのも中古盤漁りの醍醐味ですね。
ブックオフにて購入(¥500)