Mind Body & Soul / Joss Stone (2004)
カヴァー曲でのみ構成されたデビューアルバムで大絶賛された彼女の2枚目にして初めてのオリジナルアルバム。自分が彼女を知ったのは「Alfie」のサントラでミック・ジャガー(Mick Jagger)と競演してからだから丁度このアルバム発売と重なる位なのかな。
歌はうまい。そりゃそうだ。だからセンセーショナルだった。本当に白人なのか?とか、年齢ごまかしてないか?とか言われるわな、そりゃ。何しろ当時まだ17歳。おいおい、そんな歳で愛だの恋だの人生だの歌われてもなぁ(苦笑)←具体的な歌詞分からず言ってます。独特の節回しがちょっとオーバーなんだけど一度聴いたら忘れられない声ではある。自分も特に好きなジャンルの音楽ではないが、妙に気になって結局買って聴くことになった。
このアルバムは世界中で大ヒットを記録したらしい。なるほど、ソウルフルでオシャレでポップでかっこいい。でもこれらは自分の中で全部ほめ言葉という訳ではない。曲順(例えば冒頭)はなんだかしっくりこないし、ちょっと流行の音を意識しすぎたような落ちつかなさがある。ま、オシャレな店でかかってたり、ドライブしててFMでこんなんかかったらカッコイイよね、って感じか。
こう書いてるとものすごく貶しているようだけど歌い手としてはピカイチだし、数々の超大物アーティストと競演しているのもうなずける。アルバムとしては愛聴ってほどまではいかないけれど目が離せないってところか。
ブックオフにて購入(¥250)