ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

都会のランナー / 泉谷しげる

2021年01月03日 | ロック(日本)

都会のランナー / 泉谷しげる (1979)

泉谷しげるが1979年に発表したアルバム「都会のランナー」のCDを購入。前作「’80のバラッド」等と2012年にリマスターされて、なぜかタワーレコードのみで期間限定で復刻されたが、今回購入したのは以前にワーナーから発売された古いもの。当時はAsylumというレーベル所属だったそうなので、その辺の権利関係でそういうイレギュラーなことになっているのかな。前作に引き続き、故・加藤和彦がプロデュースを担当。バンド・メンバーもほぼ前作と同じはず。

のちのLoserでも取り上げられた01と02が有名だが、音楽的には充実していてアルバム全体を聴いても決して悪くない。外見や態度とは相反する泉谷らしい繊細さも歌詞に滲み出ているし、決して上手くはないが気合の入った歌唱もいい感じ。フリーキーなサックスなんかは面白い試みに聴こえる。ただ一部の曲ではバックの演奏が時代を差し引いてもちょっと凡庸な感じがするし、どうしても「’80のバラッド」と比べられてしまうから不運なアルバムでもある。自分が感じるのはそれぞれの曲の出来よりも曲順のしっくりこなさかな。

オークションにて購入(¥670)

  • Label : ダブリューイーエー・ジャパン 
  • ASIN : B000UUPRBM
  • Disc: 1
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

末廣 @岐阜県可児市

2021年01月03日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県可児市の兼山に旨いホルモンが売っていると聞いてわざわざ車を出してやって来た。可児市といっても兼山地区は市には隣接しておらず飛び地だそう。いわゆる”平成の大合併”で編入されたのだとか。周辺には店も多くなくのんびりとした長閑な場所。店は交差点の角にあり、大きく”ホルモン焼肉・末廣”と書かれた店舗の側に店名入りの軽トラックなんかも置いてあったので業務用に配達とかをしているのかもしれない。よしずで囲まれた入口付近には野菜やなんかも置いてある。中に入ると冷蔵ショーケースにたっぷりの内臓肉、豚足等が並べられていた。他には漬物やキムチなんかも置いてある。いかにも鮮度の良さそうな内臓肉の中から、ビニール袋に小分けされた「ホルモン」と「心臓・味付」、それに調理済みの「どて煮」(全て500g)を購入した。

持ち帰って卓上コンロ専用の焼肉プレートを使って焼いていく。付け合わせは刻んだキャベツと玉ねぎ、そして今年大豊作だった庭のピーマンを用意した。ビニール袋を開ける前から食卓どころか家中にニンニクの匂いが拡がる。箸で掴んで鉄板にのせると新鮮な肉質が際立つ。うん、これは旨い。「ホルモン」は小腸だけの店も多いが、こちらはいろんな部位が混じっていて、それぞれ食感が違うのもイイ。「心臓」はプリッとして絶妙な歯応え。うん、これは自分の持ち帰り史上最高に旨い心臓(ハツ)かも。どちらもしっかりと味付けされていて、結局つけだれを別に用意したが使わなかった。ビールやチューハイの進み具合が早い(笑)。「どて煮」はゆっくりと鍋で解凍。ありがちなえぐみも無く、意外にさらっとした口当たりがクセになる。野菜も食べているので全部は食べ切れず。残りは翌日の晩酌に持ち越し。コンロを用意するのが面倒なのと、家中に拡がる匂い対策でキッチンのコンロ前に立って焼きながら食べた(笑)。噂に違わぬ旨いホルモンだった。もう次に買いに行く予定を組んでいる。(勘定は¥1,800程)

この後の記事はこちら (2)(3

 


 

↓ 店のすぐ横、八百津町と兼山を結ぶ「兼山橋」から眺めた木曽川の風景。岩が剥き出しのプチ峡谷でなかなかの眺め。

 


 

ホルモン・焼肉 末廣 

岐阜県可児市兼山1211-4

 

( 可児 かに 兼山 かねやま 末広 すえひろ 末廣ホルモン 焼肉 持ち帰り テイクアウト もつ どて とんちゃん )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする