ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

いまやす @岐阜県美濃加茂市

2021年02月22日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県美濃加茂市太田町の太田宿は旧・中山道の宿場町。その名残のある古い通りのパン屋「いまやす」に寄ってみた。店は古民家風の一軒家。見た目ではパン屋とは思えないような建物。暖簾をくぐって中に入ると、売場はこじんまりとしていて食パンがずらりと並んでいた。コロナ禍で中止しているがイートイン・スペースもあるのだそう。たまたまそうだったのか並んでいる惣菜パンや菓子パンの種類は多くなく、トレイ毎に蓋付きの透明プラスチックケースの中に入っている。手を消毒してトレイとトングを持ち、蓋を開けてひとつひとつトレイにのせていく。購入したのは「クリームぱん」「こしあんぱん」「辛口カレーパン」「コロッケパン」の4種類。

ひとつは車の中で、後は家に持ち帰ってからいただいた。車の中で食べた「辛口カレーパン」はしっかりとした辛さ。後から口の中がヒーッとなるくらい。具はカレーに溶け込んでいる。「クリームぱん」はコッペパンに滑らかなクリームが挟んである。「こしあんぱん」はその名の通りコッペパンの中にこしあんが入っている。「コロッケパン」は中にコロッケが入っていると思いきや、中にはコロッケの具が入っていて、コッペパンの表面にパン粉がまぶされてカリカリになっていた。具はやや甘めの味付け。どれも食べ易いパンばかりだった。ちなみに”コッペパン”って日本独自のパンなんだそう。調べていて初めて知った。(勘定は¥700程)

 

 


 

↓ 店のすぐ近くにある酒屋「亀谷酒店」(建築詳細不明)。うだつの上がる風情ある建物がそのまま商店となっている。店先の赤いポストが可愛らしい。なんでもオリジナルの酒もあるらしい。次の機会に買ってみようかな。

 

↓ まるで空き地にポツンと置かれたような旧・太田宿の「本陣門」(文久元年・1861・建造)。旧・中山道の各地を周っていると必ず”仁孝天皇の皇女和宮が14代将軍徳川家茂に降嫁(こうか)する際に建てられた”という建造物に出くわす。この本陣門もその一つだそう。

 

 

 


 

ぱん工房 いまやす

岐阜県美濃加茂市太田本町4-4-31

 

( 美濃加茂 みのかも 太田宿 中仙道 中山道太田宿 今安 パン ベーカリー 菓子パン 惣菜パン 食パン 餅 赤飯 近代建築 れんげの郷 かずのみや )

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