ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Vietnam War : The Soundtrack / Various Artists

2023年04月12日 | サウンドトラック

The Vietnam War : The Soundtrack / Various Artists (2017)

日本で劇場公開されたのかどうか知らないが、Ken Burns & Lynn Novick監督によるベトナム戦争のドキュメンタリー映画「The Vietnam War」のサウンドトラック。この映画を知ったのはナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)のトレント・レズナー(Trent Reznor)が、相棒のアッティカス・ロス(Atticus Ross)と一緒にオリジナル・スコアを書いていたから。そちらはこの2人が近年ずっと提供し続けている映画音楽と変わらず、全編ダークな印象のインストゥルメンタル。もうその路線には飽きたので(失礼)、こちらのサウンドトラックを購入(→2人はこちらの選曲には関与していない模様)。何しろ選曲が充実している。収録アーティストと曲は以下の通り。

1-01 Bob Dylan – A Hard Rain's A-Gonna Fall
1-02 Johnny Wright – Hello Vietnam
1-03 The Animals – It's My Liffe
1-04 Barry McGuire – Eve Of Destruction
1-05 The Byrds – Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is A Season)
1-06 The Staple Singers – Masters Of War
1-07 Wilson Pickett – Mustang Sally
1-08 Howlin' Wolf – Smokestack Lightnin'
1-09 Nina Simone – Backlash Blues
1-10 Simon & Garfunkel – The Sound Of Silence
1-11 Bob Dylan – One Too Many Mornings
1-12 The Temptations – Ain't Too Proud To Beg
1-13 The Jimi Hendrix Experience – Are You Experienced?
1-14 The Spencer Davis Group – I'm A Man
1-15 Booker T And The MG's – Green Onions
1-16 Cream – Strange Brew
1-17 Pete Seeger – Waist Deep In The Big Muddy (Live)
1-18 Procol Harum – A Whiter Shade Of Pale
1-19 Fairport Convention – The Lord Is In This Place
1-20 Buffalo Springfield – For What It's Worth

2-01 Bob Dylan – Don't Think Twice, It's All Right
2-02 Big Brother & The Holding Company – Piece Of My Heart
2-03 Steppenwolf – Magic Carpet Ride
2-04 Otis Redding – Tell The Truth
2-05 The Box Tops – The Letter
2-06 Creedence Clearwater Revival – Bad Moon Rising
2-07 Santana – Soul Sacrifice
2-08 Merle Haggard – Okie From Muskogee
2-09 B.B. King – The Thrill Is Gone
2-10 The Temptations – Psychedelic Shack
2-11 Crosby, Stills, Nash & Young – Ohio
2-12 The Youngbloods – Get Together
2-13 The Rolling Stones – Gimme Shelter
2-14 Link Wray – Tail Dragger
2-15 Ray Charles – America The Beautiful
2-16 Marvin Gaye – What's Going On
2-17 Simon & Garfunkel – Bridge Over Troubled Water
2-18 The Beatles – Let It Be

こういう企画ものには必ずと言っていいくらい登場してくる60~70年代のお馴染みのアーティストばかりだが、ベタな曲もあれば少しひねった選曲もあり、編集盤として楽しめる。ストーンズ(The Rolling Stones)とビートルズ(The Beatles)の曲が同じ作品に収録されるのは意外と珍しいんじゃないか(個人的には最後をストーンズの「Gimme Shelter」にした方が混沌とした雰囲気とアメリカ国民の焦燥をより反映したんじゃないかと思うが)。

本編映画の方は少し前までネット上のPBSのHPで観ることが出来たが今はもう観られない。淡々と史実と当時の世相を映し出す硬派な内容だったと記憶している(もっと大きい画面で観たかった)。こういったベトナム戦争当時の風俗を反映したアルバムというと大ヒットした映画「Forrest Gump」のサントラも良かったが、やはり同じような傾向の選曲になっているのが興味深い。

amazonにて購入(¥1,250)

  • Label ‏ : ‎ Ume
  • ASIN ‏ : ‎ B074NLPZW9
  • Disc ‏ : ‎ 2
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一番楼 @岐阜県岐阜市

2023年04月12日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の徹明通にある中華料理の「一番楼」へ。最近店を綺麗にした六条の同名の店は系列なのかな。曇り空の下、歩いて店に向かう。店の前はよく通るけれど入ってみるのは初めて。店内はカウンター席と小上がり席がいくつか。やっていらっしゃるのは年配の主人夫婦と手伝いの女性かな。みんな「龍が火を吹くこの辛さ!!」と書いた揃いのトレーナーを着ているけれどどの料理を指しているんだろう。せっかく歩いてきたのでまず「瓶ビール」を。アサヒとキリンからキリンをお願いした。土間の懐かしい栓抜き付きのコカ・コーラの冷蔵庫から出されたラガーの大瓶は枝豆付きなのが嬉しい。そして「焼き餃子」を。

枝豆とビールで喉を潤していると、ちょっと時間が経って「焼き餃子」が焼き上がった。餃子は8個でガリッというくらいしっかりめに焼き目が付いている。パンパンに詰まっているが野菜が多くて食感は軽くて旨い。主人は調理場で大量のニンニクを仕込んでいて、後から入って来た常連客が「ニンニク炒飯」を頼んでいる。はてとメニューを見返すがメニューには載っていない。女将さんが「今日、誰にも会わへんやろ?」なんて訊いている所をみると匂いが凄いのかな。旨そうだったので自分も頼んでみた。主人が鍋を振っている時からすごい匂い(笑)。そして銘の入った八角形の皿に盛られた「ニンニク炒飯」が完成。醤油色に濃く色付いた炒飯には見るからに沢山のニンニクが入っている。揚げて丸のままのものから刻んだものも。スプーンのひと口ひと口に漏れなくニンニクが入ってきて怯むくらいの量だ。他にキャベツ、玉子、ハムの入った炒飯の味付けは色付きと同じく濃いめ。旨かったがこれからバスに乗っても大丈夫かな(苦笑)。(勘定は¥1,950)

 

 

中華料理 一番楼

岐阜県岐阜市徹明通5-28-5

 

( 岐阜 ぎふ いちばんろう 一番楼徹明店 中華料理 中国料理 チャーハン にんにく炒飯 ぎょうざ 餃子 焼餃子 昼飲み )

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