ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

竹内 @岐阜県岐阜市

2023年04月07日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の日置江(ひきえ)で登録有形文化財に指定されている建物を鑑賞した後、周辺で以前に地図アプリにブックマークしたまま忘れていた店があったので、営業しているかどうか分からなかったがダメモトで車を向かわせた。スマホに導かれたのは岐阜市の西鶉(にしうずら)の田んぼの中の住宅地にあるお好み焼の「竹内」。すれ違うのも難しい細い路地の先に暖簾の掛かった住宅があった! 店名は入口のガラスに申し訳程度に貼られた文字だけ。路上の端ギリギリに車を寄せて停め、暖簾をくぐる。店内はカウンター席のみ。誰も出てこないので奥に向かって何度か大きい声を出すと元気の良いお母さんが出ていらした。壁に貼られた品書きから選んだのは「お好み焼・イカ玉」。でもあまりにも安過ぎてそれだけ頼むのも気が引けたので「焼そば・玉子」も追加する。カウンターには”30周年”なんて書いてあったから、それくらい前からやっていらっしゃるのかな。テレビのニュース番組を見ながら出来上がりを待った。

まずは「焼そば」が完成。平皿に盛られ、具材はキャベツのみ。刻み紅生姜が添えてある。細麺でソースは多め。銘柄までは分からなかったがやや甘さを感じる味わい。のせられた目玉焼の半熟具合がちょうどいい。途中で黄身を流し、麺に絡めていただいた。後から出来上がった「お好み焼」は薄焼きの二つ折りだがなかなかの大きさ。イカの切身は沢山入っている。ソースは変えているかもしれないが、やはりこちらも少し甘め。こちらの玉子はそのまましっかりめに焼いてあり、少しネギの風味も効いていて旨い。こちら「チャーハン」や「オムライス」もあるようだ。どの値付けも令和とは思えない安さ。また寄ってみよう。(勘定は¥520)

この後の記事はこちら (2

 


 

↓ 日置江にある結婚式場「エグゼクス・ガーデン(旧・青木家住宅)」(元治2年・1865・建造、改築)。堀がある立派な屋敷跡で、表門は加納城の二の丸門を移築したものだとか。その門が登録有形文化財に指定されている。

 

 

 


 

お好み焼 竹内

岐阜県岐阜市西鶉(番地不明)

 

( 岐阜 ぎふ 西鶉 にしうずら たけうち お好み焼竹内 おこのみやき お好み焼き 焼きそば やきそば 国登録有形文化財 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする